7割の生徒が塾に通う時代。塾なしで高校受験をするのは不可能なのか?
いやいやそんなことはありません。やる気と知恵があればどうにかなりますよ!
ということで、塾なしでも高校受験で第1志望に行こう!と頑張るご家庭を応援するこの連載企画。
第5回目は、3年間の総復習のやり方をお話しします。
こんにちは!前回は3年生の先取り勉強のやり方についてお話ししました。
順調に勉強を終えられれば、一応3年間の全範囲を勉強し終えたことになります。ということは、入試問題も解けるようになるのですが。。。実際には解けません。
その理由は、1,2年生の内容の多くを忘れてしまっているからです。ということで実践的な入試演習を行う前に3年間の全範囲の総復習を行います。
3年間の全範囲は広いので、単純に勉強しなおすには時間がかかりすぎます。うまくやって効率よく勉強を進めていきましょう!
総復習の大切さ
過去問を解くといった本格的な実践的な演習を行う前には必ず3年間の総復習を行います。
時期としては夏休みごろから。この時期になると、もっと実践的な勉強をしたがると思いますがそこは我慢して焦らずに復習をしなければなりません。
入試問題では発展的な応用問題が出ますが、そういった難しい問題を解くために1番重要なのは簡単な基礎問題を完璧にすることです。
簡単な問題が解けない状態で発展問題を解いたところで力はつきません。
必ず
基礎を完璧にする
↓
発展問題を解く
といった順番で勉強していく必要があります。
そのため、この3年間の総復習は「基礎を完璧にする」は非常に重要です。
多くの受験生のミス
多くの受験生はこの総復習を軽視して、難しい問題をたくさん解こうとします。
しかし、基礎が十分でない状態で難しい問題を解いても何も身につきません。
そうなると「勉強をやってもやっても伸びない」という状態になってしまいます。非常に多くの子から、「勉強をしているのに学力が伸びない」という相談を受けますが、それは基礎の復習が十分でないからです。
夏休みを超えると、気持ち的には入試問題に近い発展問題を解きたいという気持ちは分かります。しかし、基礎が十分でないのに発展問題を解いたところで学力は伸びません。
焦る気持ちを抑えて、まずは復習で十分な基礎学力をつけましょう。
3年間の総復習のやり方
3年間の範囲は広いので単純にすべての範囲を復習することはできません。そこで次のようなステップで勉強をしてみてください。
使う問題集
使う問題集はこれまで使ってきたものと同じものを使いましょう。新たなものを買う必要はありません。
まず「まとめ問題」を解く
まず問題集にある、単元ごとの「まとめ問題」を解きましょう。
どの問題集にもまとめ問題があるはずです。まずはその問題を解いて、どれくらい覚えているかを確認しましょう。
出来の悪い範囲を集中して勉強する
まとめ問題を解いてみて、特に出来の悪い範囲は同じ単元の基礎問題から解きなおしましょう。
判断基準としてはまとめ問題で8割以上正解できていなければ、他の問題を解きなおしたほうがいいでしょう。
問題集の解き方はいつもと変わりません。問題を解いて、出来なかった問題は解説をよく読むというやり方です。
全範囲で十分な学力をつけよう
そのように勉強を進め、全範囲で十分な学力がつくまで勉強を進めましょう。
基礎問題ができていれば、それだけで入試問題で高得点は狙えます。入試が近づいていても焦らずに復習をしましょう!
まとめ
今回は3年間の総復習のやり方についてお話ししました。
復習は高校受験勉強においても最も重要です。ここをどれだけ丁寧に勉強できるかで学力は決まってきます。
受験も近くなり、大変な時期ですが焦らずに頑張りましょう!
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