中学や担当の先生によっては配られるワークのレベルよりも難しい問題が出ることがあります。すると、私の紹介している「ワークを4回解く」勉強法では解けない問題が出てきてしまうでしょう。
こういった難しいテストへの対策法は次のような戦略で行います。
まずテストの問題を難易度別に分けてみましょう。すると
- ワークで対応できる問題
- 少し発展した難しい問題
- 誰も解けないような難問
の3つに分かれます。定期テストでは③の難問は出題されることは少ないでしょう。
最初の目標は①の簡単な問題をできるだけ取りこぼしなく正解することです。
これはワークで対応できる範囲なので、いつも私が紹介している通りにワークを繰り返し解くことで正解できるようになるでしょう。
難易度の高い定期テストと言っても、取りこぼしなく①の問題を正解できればそれだけで平均点は確実に超えるはずです。
お子様の定期テストを見返してみて下さい。正解できるはずなのに間違えてしまっている問題がいくつもありますよね?
そういった問題を確実に正解できるようにすることが最初にやるべきことです。
そして簡単な問題が正解できるようになったら、次に少し難易度を上げた問題集を使って対策を行ってもいいでしょう。
ただし、これは余裕がある場合だけで構いません。
他の教科を勉強する時間もありますし、発展問題を何問か解いていったからと言って定期テストで出題される問題を解けるようになるとは限らない(つまりコスパが悪い)からです。
①の問題を確実に正解し、②の問題もいくつか正解できれば十分な点数を取れるでしょう。
難しい問題をどうにかする前にまず足元を固める。このような戦略で勉強を進めてみて下さい。
最後に少し難しい話をします。余裕のある方はぜひ聞いてほしいと思います。
よく、「数学の発展問題が解けない」「ひねった問題が解けない」といった相談を頂きます。
そういう子を実際に見てみると「これまで解いた問題の数字を変えた問題しか解けない」状態であることが多いです。とにかく応用の幅が狭いんですよね。
例えるなら、カレーは作れるようになったけどシチューは作れない。さらに言うと、カップ麺は作れるようになったけどカップ焼きそばは作れないという状態でしょうか。
どうしてそうなってしまうかというと、基礎の理解が浅いからです。
ただ答えを覚えてしまっていて、「どうしてその解法になるのか」「どうしてその式が立てられるのか」といった根本的なところが全く分かっていないんですよね。
試しに、解いた問題をお子様に解説させてみてください。
たぶん上手く解説できないでしょう。
正解した問題を解説できないのはただ答えを覚えている証拠、理解が浅いということです。
解説できるくらい深く理解をすることができれば、多少の発展問題もどうということはありません。 反対に応用の幅が狭い子は、発展問題では全く同じ問題は出ないので勉強をしても解けるようにはなりません。
発展問題を解けるようにするためには基礎を深く理解するしかないんです。
この、「基礎からの深い理解」を目標に掲げているのがZ会です。
Z会の教材は「どうして式が立てられるのか」といった深いところから教えることで発展問題にも対応できる力をつけるられるように作られています。
その分冗長で難しいのでいつもは進研ゼミをお勧めしているのですが、難しい定期テストを攻略するためにはこれ以上ない教材かなと思います。
Z会は数学だけを受講することができるので、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
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A. まずはワークで対応できる問題を確実に正解できるようにしましょう。余裕があるなら難易度を上げた問題集を使って対策をしましょう。Z会の教材はお勧めです。