2学期の期末テストも近づき、お子様のテストの結果に今から心配されている方も多いことだと思います。
さて私の方は一足早く私が今教えている子の2学期の内申点が出ました。(期末テストが早い高校なので)
内申点は素内申で42!!!英検での加点を含めると43です。今年の6月から指導を始めましたが、指導を始める前の内申点が37だったので6も上がったことになります。
ぜひお子様の内申点もこれくらい上げたい!と思っている方も多いことでしょう。
そこで今回は、私が具体的に生徒にどのような指導を行ったのかをお話ししたいと思います。この記事を見ているご両親がお子様にも同じことをできるように分かりやすくお話しするので是非試してみてくださいね。
Contents
生徒の情報
まず初めに生徒の情報を軽くご紹介します。
学年:中学3年生
通塾状況:週4で塾に通っている
私の指導:週1~2回指導
内申点:37。副教科はオール5で、5教科が合計17。
受験を控えた3年生を指導しました。週に4回塾に通っているので、既にそちらの勉強で忙しく、何とか空いた時間を使って定期テストの点数を上げなければいけないという状態でした。
内申点は37でしたが、なんと副教科はオール5。その分5教科の内申点が合計で17でした。(オール3に4が2つある。)
内申点を上げるためにやるべきこと
内申点を上げるためにやれることは、定期テストの点数を上げることだけです。
相当素行が悪くない限り、他の事は改善のしようがありません。ということでここから先は定期テストの点数を上げる方法についての話になります。
テストに向けて私が行ったこと
私がテストに向けて行ったことは
生徒の勉強を管理して、
テストまでに十分な勉強をさせること
です。私の授業では解説はあまり行いません。なぜなら解説は無駄だからです。
塾の授業で解説を受けることで学力がつくんじゃないの?
学力は解説を受けることよりも、生徒自身で問題を解くときにつきます。私がどんなに分かりやすい解説をしようと生徒が自分で問題を解いてくれなければ時間の無駄になります。
学力は
生徒自身が問題を解くときにつく!
そうすれば、テストで高得点を取るためにやるべきことは、生徒に十分な量の問題を解いてもらうことです。
「いつもよりたくさん勉強してね!」と言っただけで十分な量を勉強できるようになるわけではないので、私はそのお手伝いをします。勉強すべきことを指示し、生徒には言ったとおりに勉強してもらいます。
1.テスト勉強を始める時期を決める
まず行うのは定期テスト対策を始める時期を決めることです。
- 忙しさ
- 勉強に使える時間
- 対策を始める前の学力
- やるべき勉強量
- 狙う内申点
などを考えながら時期を決めます。
今回は
- 塾に週4で通っていて忙しいこと
- 定期テスト対策にあまり時間は使えないこと
- 学力は低い方であること
- 中間テストがない分、期末の勉強量が多いこと
- 高い内申点を取っておきたいこと
などから、1カ月半前から対策を始めることにしました。
勉強時間が取れない分、少しづつ勉強していって間に合わせる作戦です。
アザラシ塾式定期対策法では誰でもお子様に合ったテスト対策開始時期を決められるように詳しく決め方を解説しています。
2.テストまでに勉強する内容を決める
テスト対策の期間を決めたら、次にこのテスト期間でやる勉強の量を決めます。これは
- 生徒の学力
- 覚える速さ
- 狙う点数
などを考えて決めますが、大体どの子も同じ位になります。
今回の子はテストまでに
- 国語は問題集を4周する。
- 数学は問題集を3周。簡単な計算問題については他の問題集を使ってさらに演習量を確保する。
- 英語は文法問題集を2周して基本を固めた後に、教科書準拠の問題集を3周。
- 理科、社会は問題集を4周。
このような目標を決めました。あとはこの量をテストまでにやらせるだけです。
多すぎじゃない?
3.1週間ごとの勉強量を決める
次に決めた勉強量を実行しやすいように小分けにしていきます。忙しい週、忙しくない週があると思うので上手く割り振ります。
3年生にもなると模試を受けます。日曜日が1日潰れてしまうので、模試がある週は少なめに、ない週は多めに割り振りました。
4.定着度を確認、計画を変更する
ここまで決めたら、後は生徒に勉強してもらうだけです。
とはいってもなかなか計画通りには進みません。
- 予定した通りに宿題をしない
- 勉強しても全然覚えられていない
- 逆に1回勉強しただけでよく覚えている
- テスト範囲が変わった
などなど様々なことが起こります。
そこで私は授業の度に定着度を確認して、計画を適宜変更しました。
この子の場合は
- 理科の定着が良かったので、4周→2周に変更
- 英語の文法が酷かったので、2周→3周に変更
- 時間がなかったので、国語を4周→2周に変更
ということをしました。
5.宿題で理解できないことは解説
勉強を進めていて、自分ではどうしても理解できないことがある時には解説を行いました。逆に言えば解説を行うのは「先生ここが分かりません」と質問されたときだけです。
とは言っても、分からない問題をそのままにしておくことは絶対にダメなので積極的に質問をさせるようにしていました。
お子様も分からないことがある時は必ずだれかに質問して解説を受けるようにして下さい。質問するのは恥ずかしいという子にはスタディサプリで映像授業を受けるのがお勧めです。
指導の結果
こんな感じで、1学期と2学期の定期テスト対策を指導しました。その結果はこのようになりました。
1学期:内申37→39へ
1学期は内申点が2上がりました。これは理科と社会のテストの点数が上がったことによります。
最初のテストでは2しか上がりませんでしたが、私のやり方で勉強をすれば点数が上がるという自信が持てたようで次はさらに私を信じてやっていきたいと言ってくれました。
いきなり全教科をこのやり方でやるのは難しいと思うので、まずは理科や社会から始めて見てください。点数が上がる自信が持てたら段々と別の教科も同じやり方で勉強してみてくださいね。
2学期:内申39→42へ
1学期で結果が出たことにより、2学期ではさらに私の計画通りに頑張って勉強してくれました。
その結果、内申点は42へ。5教科で4が3つと5が2つです全教科1ずつ上がったことになります。この結果には非常に満足していただけました。
さらに英検で内申+1で43へ
志望校に英検や漢検による内申点の加点があることを知っていたので、2学期の内に英検を受けてもらっていました。
見事合格し、内申点+1をゲット。これで内申点は43になりました。
テストの点数、内申点が上がるとこんな良いことが
ということで43まで内申点が上がったわけですが、内申点が上がるとこんなに良いことがあります。
公立高校の志望校を上げられる
6も内申点が上がると、公立高校の志望校を1つか2つレベルを上げられます。
また、志望校をそのままにしておくと合格率が大きく上がります。
レベルの高い私立の併願校を確保
内申点が上がると、私立の併願校のレベルを上げることができます。
併願校とは、受験した全ての高校に落ちてしまった時に進学する抑えの高校の事です。内申点だけで合格が貰えます。
43も内申点があれば、結構な進学校からも併願を貰うことができます。そうすると受験時の安心感が増しますし、他の志望校をチャレンジすることができます。
ぜひ私のテスト勉強法を試してみてください
ここまで生徒の内申点を上げた方法を解説しましたが、いかがでしたか?
大切なのは勉強の管理。お子様自身に勉強をさせることです。
同じことをすれば、お子様の内申点も同じように上がります。
プロが指導したから成績が上がったんじゃないの?
いえ、このやり方はご両親のどなたでもできます。
やるべきことは勉強を管理することなので専門的な勉強の知識は必要ありません。
むしろこの子はここ数年で1番点数が上がりにくかったので、お子様の方が良い結果が出るかもしれません。
同じやり方を子供にやらせて内申点を上げたい!
そういった方のために、やるべきことを1から全て解説したアザラシ塾式定期テスト対策講座を用意しました。
この講座ではお子様に合った計画を立て、実践できるようにやるべきことを具体的に順番にお話ししています。中学生のご両親をターゲットにしているため、一切の専門的な知識は必要ありません。
興味のある方はぜひお試しください。
アザラシ塾は家庭教師の管理人がたどり着いた本当に結果が出る定期テスト対策や高校受験対策を伝えるブログです。このブログを見た1人でも多くのお子様の成績を上げることを目指しています。
TwitterとLINEより最新情報や季節ごとのお役立ち情報をお伝えしています。
合格率100%!
高校受験合格の秘訣を教えます
塾だけで合格できますか?
家庭教師としてこれまで指導してきた子を全員志望校に合格させてきました。
受験で志望校に合格するためには、お子様とご両親が正しい考え方で長期的な戦略を立てること、そして入試で1点でも多く点数を取るためのテクニックを身につけることが大切です。
しかし、そういった実戦的なコツは塾では教えてくれません。
塾に通って言われるまま勉強をするだけでお子様は志望校に合格できそうですか?
対策講座でお教えする全ての内容は今のままでは届かないワンランク上の志望校への合格を後押しするでしょう。
合格率100%の指導の秘訣をお教えします。