高校受験本番も近づき、残すはあと数か月です。そんな中、まとまった時間を確保して学力を上げられる可能性がある最後のチャンスが冬休みです。
冬休みの過ごし方や勉強内容は入試の結果を左右します。上手く勉強することができれば逆転合格も夢ではありません。
そんな冬休みの重要性は分かっていても、今のお子様の状況で何を勉強するべきなのか悩んでいる方も多いでしょう。
そこで今回は高校受験直前の冬休みを
- どう過ごせばいいか
- 何を勉強すればいいか
- 勉強時間の目安など
などを私の指導内容を踏まえながら学力別にお話しします。
受かりそうで余裕を持って受験を迎える子とギリギリで逆転合格を狙う子では勉強する内容は全く違います。
お子様に合った勉強をすることで合格をぐっと近づけることができます。是非参考にしてみてくださいね!
- 高校受験直前の冬休みの過ごし方、勉強法が分からない方
Contents
冬休みの過ごし方
高校受験直前の冬休みに休みはありません。毎日、できる限り長く勉強しましょう。
お正月ぐらい休んでもいいんじゃない。。。?
大晦日も、元旦も基本的には勉強します。
こんなに勉強をするのは今回と大学受験の2回しかありません。後悔を残さないようにできる限り頑張りましょう。
ただし、勉強に疲れて集中力が落ちている場合は少し休んでも良いでしょう。もちろん休み過ぎは厳禁ですが。
冬休みの勉強法
じゃあ冬休みに何を勉強すればいいの?
冬休みにやるべき勉強は、
過去問演習+苦手な範囲の復習
です。過去問演習をたくさんやるべきか、苦手な範囲の復習をするべきかは現在のお子様の学力によって決まってきます。
現在の学力でやるべきことは変わる
冬休みには過去問をやると思われている方が多いですが、どんなときでも過去問をやるべきということはありません。
むしろ冬休みは過去問以外の基礎の復習をして学力を伸ばせる最後の機会です。
模試や過去問をやってみた手ごたえから志望校の入試に余裕があるかどうかでやるべき勉強を決めましょう。
- 志望校の入試に余裕がある、または余裕はないけど合格ラインぎりぎりのあたりにいる
- 学力が志望校の入試のレベルには及ばない。過去問がほとんど解けない。
主にこの2つのグループに分けられます。要は冬休みの段階で志望校に受かりそうなグループと全く受かりそうでないグループに分けられるということです。
やるべき勉強もこの2つのグループでは変わってきます。それぞれの勉強法について見ていきましょう。
1の場合の勉強法(余裕がある)
やるべき勉強法は過去問を解くことです。
過去問を解くだけなんですが、過去問はただの実践演習として解いてはいけません。
過去問はただ解いて受かりそうかどうかを知るのではなく、問題を分析することで
- 志望校の問題傾向(難しい範囲や簡単な範囲)
- 入試本番の時間配分
- どう得点するか(点が取れそうな教科や取れにくそうな教科)
- 問題の形式(記述か穴埋めか)
といったことを知り、計画を立てることができます。これだけのことを考えて入試に臨むのと、何も考えずに入試に臨むのとでは結果が大きく変わってくるのは言うまでもありませんね。
入試は単純な学力だけで決まりません。合格には志望校の過去問の分析が大切です。
詳しくはこちらの記事で話しているので、ぜひ一度お読みください。
2の場合の勉強法(受かりそうにない)
やるべき勉強は、自分の苦手な範囲の復習です。
過去問は解きません。解いても30点とか40点とか取れない状況だと思います。その状況で焦って過去問を解いても学力が上がることはありませんし、合格する可能性が上がることもありません。
過去問でいい点数が取れない場合、基礎的な学力に穴があることがほとんどです。その穴を埋めることで学力を伸ばすことができます。
これまでの勉強で使用した問題集を使って苦手な範囲の勉強をしましょう。数学の確率が苦手なら数学の確率の範囲を、社会の江戸時代が分からないなら江戸時代の範囲を復習をやる必要があります。
直前期の冬休みに過去問が解けていないと焦りが生じると思います。しかしそこで解けない過去問をやったところで学力は伸びませんし、最後まで過去問は解けないままです。勇気を持って基礎的な範囲の復習をしましょう。冬休みはその最後の機会です。
過去問を解きたい気持ちは分かりますが、我慢して復習をしましょう。
塾の冬期講習でパンパンの子は
うちの子はほとんど毎日講習なんです。。。
塾の講習が毎日ある子は、空いた時間には苦手な範囲の復習を行いましょう。忙しいとは思いますが基礎に戻って勉強をできる最後の機会です。講習で十分な量の実戦形式の演習をすると思うので、地味な復習を行いましょう!
冬休みの勉強時間の目安
冬休みの勉強時間の目安は、
目指せ10時間
です。そんなに勉強したことがない子も多いと思いますが受験前の最後の踏ん張りです。
最低でも7~8時間は勉強をできるように。やっている子は10時間なんて何の気なしに勉強しています。頑張ってみましょう!
まとめ
高校受験直前の冬休みの勉強についてお話ししました。
冬休みにやるべき勉強は学力によって異なります。自分の学力に合った勉強をすることで合格を近づけることができます。
冬休みは学力を伸ばす最後の機会です。ここまでたくさん勉強をしてきて疲れているとは思いますが最後の一息、頑張りましょう!
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家庭教師としてこれまで指導してきた子を全員志望校に合格させてきました。
受験で志望校に合格するためには、お子様とご両親が正しい考え方で長期的な戦略を立てること、そして入試で1点でも多く点数を取るためのテクニックを身につけることが大切です。
しかし、そういった実戦的なコツは塾では教えてくれません。
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