理科

中学理科:応用問題や難問を解けるようになる勉強の仕方

この記事のまとめ

中学理科の応用問題や難問は、ただ1問1答で覚えるのではなく「なぜそうなるのか?」を理解し、しっかりとした基礎知識をつけることで正解できるようになります。

中学の理科でも、高校入試になると数問は応用問題が出題されます。また、国立や最難関の私立高校を狙う場合は、入試で多くの難問が出題されます。

模試や過去問を解いていて、応用問題になると全く解けないというお子様も多いと思います。学校の定期テストでは理科の点数はよかったのに、難関校向けの模試では悲惨な点数を取ってしまっていることはありませんか?

理科の応用問題は一見難しいと思われがちですが、たった1つのポイントを押さえて勉強すれば特別な勉強をすることなく、解けるようになります。

そこで今回は中学理科の応用問題、難問を解けるようになるための勉強法を解説します。

特別な勉強をするわけではありませんが、この勉強法は私自身が中学時代に実践することで最難関校の理科でも解けるようになりました。また、家庭教師として生徒に実践させることで難関校の理科でも解けるようになっています。真似してもらえれば、どんな問題でも解けるようになりますよ!

「なぜそうなるのか」を理解すれば応用問題は解ける

中学理科の応用問題や難問を解けるようになるコツは、「なぜそうなるのか」ということを常に考えて勉強することです。

1つ1つの事に興味を持って勉強する

理科の応用問題を解けるようになるために大切なのは、「どうしてそうなるのか」という原因を理解した上で覚えるべきことを覚えることです。

例えば、日本では夏は暑くて冬は寒いですよね。これがどうしてなのか考えたことはありますか?

答えは、夏の方が太陽光線が垂直に入ってくるからです。(いくつか理由はありますが)垂直に入ってくると、面積当たりの太陽光の密度が高まり、太陽から受けるエネルギーが多くなります。その結果気温が上がるのです。

このように、理科で学ぶことについて「なんでそうなるのか」に興味を持ち、学ぶことで難問にも対応できるようになります。

「なぜそうなるのか」を問われる問題が多い

応用問題や難問は「なぜそうなるのか」の部分を問う問題がほとんどです。

今お話しした太陽光の入射角の例は実際に高校入試で出題された問題です。難問と言える難しい問題だと思います。このよう応用問題は、「なぜ?」の部分をしっかりと理解していれば簡単に答えられる問題が多いんです。

1問1答で覚えてると対応できない

理科の大部分は暗記で対応できるため、1問1答の形式でそれぞれの単語を覚えている子がほとんどだと思います。(夏→暑い、冬→寒いの様に)

しかしそれでは応用問題には対応できません。

理科の応用問題で点を取りたいのなら、原因から理解するようにしましょう。

管理人
管理人
「なぜそうなるのか?」を理解したほうが、覚えやすく忘れにくいので、手間がかかると思われがちですが、勉強の効率も良いんです。

発展問題、難問を解くための具体的な勉強法

それでは具体的にどのように勉強すれば良いのかをお話しします。

普段の勉強にプラスして「なぜ」の部分を理解する

特別な勉強をする必要はありません。

塾の授業や、学校の授業の復習、定期テスト対策の時に理科を勉強していますよね。その時に「どうしてそうなるのか」というところに注目して理解するようにしましょう。それだけで構いません。

しかし「なぜそうなるのか」を理解すれば良いと言っても、いざやろうとすると、どこに注目して勉強すれば良いのか、難しそうなことをどうやって理解すればいいのかなど様々な問題が出てくると思います。

そんな時は参考書や映像授業をうまく使いましょう。

参考書や映像授業をうまく使おう

学校で配られるような簡単な問題集や私がお勧めの問題集「教科書ワーク」では、「なぜ」のところまで載っていないかもしれません。

そういった時には、厚めの中学理科の参考書を購入するかスタディサプリの映像授業をうまく活用しましょう。

お勧めの参考書は?

中学理科のお勧めの参考書は、厚めのものであれば書店に置いてあるもので構いません。(書店に何種類も置いていないし、中身はそれほど変わらないため)

お勧めを1つ挙げるなら、「受験研究社の自由自在:理科」をお勧めします。

映像授業とは

映像授業とはスタディサプリで、スマホやパソコンを使って好きな時に受けられる授業のことです。

1流講師の授業では、テストによく出る「なぜ?」の部分を分かりやすく解説してくれます。好きな時に好きな単元の授業を受けることができるので、分からないことがあったときに使うことで、効率よく勉強を進めることができます。

授業の様子(英語)

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既に勉強し終えた子には難問問題集で勉強しよう

既に理科の大部分の勉強を終えてしまっている3年生や、難問の練習がしたい子は発展問題や難問が集まった問題集を使って勉強しましょう。

お勧めは、「シグマベストの最高水準問題集」です。

必ず解説を読むことに時間をかける

難しい問題が多い問題集を解くときに、特に心がけて欲しいのが「解説をよく読む」ことです。

難しい問題は、答えを覚えることではなく、どのように答えを導き出したかという考え方が大切です。そこが書いてあるのが、解答の解説ですのでよく読むようにしましょう。

解説を読んでも分からないことは、参考書や映像授業を見ることで解決しましょう。

まとめ

今回は中学理科の応用問題や難問の勉強法についてお話ししました。まとめると

  • 中学理科の応用問題は、「なぜそうなるか」を理解すれば簡単に解ける
  • 特別な勉強をする必要はない
  • やりたい子は難問が集まった問題集で勉強する(解説をよく読む!)

ということでした。これからどう勉強すれば良いのか分かりましたか?

応用問題を解けるようになろうとするのは良いことですが、あくまで基礎の問題が完璧に取れているうえで発展問題も取れるようにしなければ点数は伸びません。先に基礎問題を完璧に取れるようにしてくださいね!

このブログでは他にも様々な勉強法や高校受験に関する情報を発信しています。ぜひ他の記事も見てみてくださいね!

ABOUT ME
アザラシ先生
中学時代は週7回の部活をこなしながら、定期テストでは480点以上で学年1位。模試でも全国1位を取り、最難関校に合格。 塾講師、家庭教師として中学生に正しい勉強法を教えることで成績アップに導いています。
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