お子様の定期テストの点数は毎回気になりますよね。
「定期テストは高校受験に直結する!」と言われているので、お子様の将来の事を考えると敏感になっている方も多いのではないでしょうか。
事実私はこれまで多くの中学生を見てきましたが、定期テストの点数で進学できる高校はだいたい分かってしまいます。
やっぱり良い高校に受かる子は定期テストでも良い点数を取っていますし、どこも受からない子は定期テストでも酷い点数を取っています。そこそこの点数の子はやはりそこそこの高校に進学します。
そう言われると、やっぱり知りたくなってくるのが
うちの子の点数だと、どれくらい高校に行けるの?
ということですよね。
そこで今回は私の経験から
- 定期テストの点数で進学する高校が分かる理由
- 点数と進学する高校の目安
を紹介します。
Contents
定期テストの点数で進学先が分かる理由
- 内申点はそのまま高校受験の合否判定に使われるから
- 定期テストは学力を反映するから
内申点は合否判定に使われるから
内申点は知っての通り、公立高校受験の合否判定に使われます。
公立高校受験では
当日のテストの点数+内申点
の合計で合否が決められます。
内申点が同じ高校を受ける子より低いと、それだけテストで点数を取らなければならず、大きく不利になります。(つまり受かりません)
そのため内申点で行ける高校はかなり絞られてしまうのです。
定期テストは学力を反映するから
定期テストは模試と同じようにその子の学力を反映します。
定期テストは学力より、どれくらい対策をしたかを反映するんじゃないの?
定期テストは勉強するかどうかで点数が決まり、学力が分かるのは塾のテストや模試だと思われている方が多いですが 学力がある子は定期テストでも良い点数を取れます。 学力がない子は定期テストでも点数が取れません。
シンプルに定期テストは学力を反映します
定期テストの点数から大体の学力が分かってしまうので、合格できる高校のレベルも推察がついてしまうということです。
テストの点数と進学先の目安
では、定期テストの点数と進学できる高校のレベルについてご紹介します。
450点以上
トップ高校
都立の例:日比谷高校、西高校、国立高校
都立高校でいう日比谷高校のような地域のトップ校に進学する子は、みんな450点は超えてきます。
得意な教科では満点近く、苦手な教科でも90点前後は取ってきます。
このようなトップ校を目指したいのなら、普段の定期テストから満点近い点数を目指していきましょう。それが合格のカギです。
400点~450点
トップ校に続く進学校
都立の例:戸山、立川、青山、新宿など
トップ校に続く進学校に進学する子は、合計で400点は超えてきます。
得意な教科は90点以上、苦手な教科でも70点台は取ってきます。
このあたりの高校を狙って欲しいと思われているご家庭は多いですが、簡単ではありません。定期テストで400点以上。これは最低でも欲しい条件になってきます。
350点~400点
偏差値60前後の進学校
都立の例:小山台、町田、三田など
偏差値60前後の進学校に進学する子は400点までとはいかなくとも、350点以上は取ってきます。得意な教科では80点以上、苦手な教科でも70点弱ほどは点を取れます。
350点以下はあまり正確なことは言えません。参考程度にお聞きください。
300点~350点
偏差値55前後の高校
都立の例:目黒、清瀬、江戸川など
偏差値55前後の、そこそこの高校に進学する子は300点以上は点を取ってきます。得意な教科では80点近く、苦手な教科では5,60点ほどを取ります。
300点以下
300点以下は正確なことが言えません。目安の高校を知りたい場合は、内申点から合う高校を調べてみたり、模試を受けて偏差値から高校を絞ってみてください。
平均点を超えるか超えないかで大きく変わる
このように定期テストの点数で進学する高校は割とシビアに分かってしまいますが、大きな境界線となるのが300~350点ほどの平均点のラインです。
これ以上だと、名のある大学への進学実績があるような進学校を狙うことができるようになってきます。選べる高校の数も多く、前向きな気分で高校受験に臨むことができます。
逆に平均点のラインを下回ってしまうと選べる学校の数も急に減ってしまい、進学実績もあまり良くないので高校受験、その後の大学受験も前向きな気持ちで臨めなくなってしまいます。
平均点を越えられるか、越えられないかには大きな差があります。
ちゃんとテスト前には勉強している様子なのに平均点以下の点数なのだけど、どうすればいいの?
でも、「勉強をしているのに平均点も取れない」というお子様も多いと思います。
そういった子は
- 1年生の内容を理解しきれていなくて、勉強をしても2年生以降の内容が身につかない
- 机に向かっていても集中できていなくて、全然学べていない
という問題を抱えていることがあります。
その問題を放置してただ勉強しても点数はなかなか上がらないので、お子様が抱えている問題に合った対策をしていく必要があります。
下の記事で、平均点を取れない子が点数を上げるための特別な勉強法を解説しています。悩んでいる方はぜひ参考にしてみて下さいね!
定期テストの点数は今すぐ改善しよう
紹介したように、定期テストの点数は高校受験の結果と大きな関係があります。点数が悪いのに上位の高校に合格することはないと考えてください。
テストの点数や内申点が悪くても、本番の入試の点数が良ければ。。。
そう考えてしまう方は多いのではないでしょうか?
良い高校に合格したいのなら、今すぐ点数を改善しましょう。
沢山の生徒を見てきましたが、定期テストの点数は非常に重要ということは毎年強く感じます。
1年生から高校受験本番までは14回しか定期テストはありません。
お子様はあと何回テストがあるでしょうか?
これまで点数が上がらなかった方へ
そうは言われても、何をしても点数が上がりません。。。
塾に通わせたり、本屋で様々な問題集を買ってきたりと、考えうることはやってきたのになかなかテストの点数が上がらないということはありませんか?
対策をしたはずなのに点数が上がらない原因は簡単、本質的ではないからです。
塾で授業を受けたり、良さそうな問題集を買ったり、そういったことは正直どうでもいいです。
テストの点数を上げるためにはもっともっともっと大切な、改善すべきポイントがあります。
私が生徒のテストの点数を100%上げることに成功しているその方法を誰でも分かるように解説しています。
これから確実に点数を上げたいという方はぜひ試してみてください。
アザラシ塾は家庭教師の管理人がたどり着いた本当に結果が出る定期テスト対策や高校受験対策を伝えるブログです。このブログを見た1人でも多くのお子様の成績を上げることを目指しています。
TwitterとLINEより最新情報や季節ごとのお役立ち情報をお伝えしています。
合格率100%!
高校受験合格の秘訣を教えます
塾だけで合格できますか?
家庭教師としてこれまで指導してきた子を全員志望校に合格させてきました。
受験で志望校に合格するためには、お子様とご両親が正しい考え方で長期的な戦略を立てること、そして入試で1点でも多く点数を取るためのテクニックを身につけることが大切です。
しかし、そういった実戦的なコツは塾では教えてくれません。
塾に通って言われるまま勉強をするだけでお子様は志望校に合格できそうですか?
対策講座でお教えする全ての内容は今のままでは届かないワンランク上の志望校への合格を後押しするでしょう。
合格率100%の指導の秘訣をお教えします。