1学期の中間テストは450点も取れていたのに、3学期の学年末テストでは350点。100点以上も落ちちゃったけどこのままで大丈夫なの?
1年生の初めの中間テストでは好調でもテストを受けるごとに点数が下がっていく。点数がどんどん落ちていく理由も分からないし、何をするべきかも分からない。お子様はこんな状況ではありませんか?
実はお子様の定期テストの点数が1学期と比べて下がっていくのは自然なことであり、ちゃんとした理由があります。その理由を知り、勉強の取り組み方を改めることでテストの点数は逆に上がっていきます。
実際に私は家庭教師として、中学2年生の学年末テストまでどんどん点数が落ちていきどうしようもなくなった子を指導し、3年生から点数を上げることに成功しています。
もしお子様のテストの点数が下がってきて危機感を感じている。どうにかしたいと思っているのならぜひこの記事を読んでみてください!どうして点数が下がっていくのか、どうして私が生徒の点数を上げられるのかが分かります。
Contents
定期テストの点数が落ちていく理由
最初の定期テストは簡単すぎる
1番の理由は、中学1年生の中間テストは簡単すぎるので誰でも高得点が取れるからです。最初のテストだけ特別高い点数が取れるので、次からのテストの点数が下がっているように見えます。
実際、中1の最初のテストの内容は
2-(-5)=
といった内容です。このレベルだと適当に勉強をしても良い点数が取れます。
テスト内容は難しくなっていく
特に中学1年生は段々とテストの内容が難しくなっていきます。すると、最初の頃と同じ勉強をしていては点数は下がってきます。
中1の2学期からテストの内容は
長方形ABCD上を秒速2cmでA→B→Cと動く点Pがあり、出発してからの時間をx、三角形PCDの面積をyとする。(続く)
といった内容になります。これでは同じ勉強をしていてもそのまま良い点数が取れない理由も分かりますよね。
「どれくらい勉強すればいいか」分かっていない
内容が難しくなれば、その分だけ勉強量を増やさなければいけません。
しかし、点数が下がっていく子はどれくらい勉強すれば90点が取れるのかが分かりません。そのため、勉強量を増やそうとも思わないのです。
なぜなら、最初の簡単な中間テスト以外で90点を取ったことがないからです。90点を取ったことがない子は自分の感覚としてどれくらいテストまでに勉強すべきか分かっていません。
実際に点数が悪い子に「どれくらい勉強すれば良いと思う?」と聞くと、「問題集を2周解けばいい」という必要な量より少ない回答が返ってきます。実際に90点以上取る子は4周は解いています。
定期テストの重要性
次のテストから点数を上げる方法をお話しする前に、定期テストの重要性について改めて確認しておきましょう。
定期テストは高校受験を”決める”
定期テストの結果は高校受験の合否を決めます。これは誇張ではありません。
どうして定期テストの結果で高校受験の合否が決まってしまうのか。その理由は2つあります。
1.内申点で合否が決まる
1つ目は、定期テストの点数で内申点が決まり、内申点は公立高校の合否判定に使われるからです。多くの公立高校では合否判定の3割を内申点が占めます。
3割の比重はあまりに大きく、定期テストの点数が悪くて内申点が低いと、受ける前から合格は難しいという状況になってしまいます。
2.定期テストの点数が悪い=基礎が分かっていない
2つ目は、定期テストの点数が悪い子は入試問題でも良い点数が取れないからです。公立高校では残りの7割が当日の入試の点数で決まりますが、定期テストができていないと入試でも良い結果を残せません。
定期テストというのは学校の授業レベルの基礎が身についているかを確認するテスト。これで点数が取れないということは、基礎レベルの知識がついていないということです。
基礎レベルの知識がついていなければ、発展問題が多く出題される高校入試でも良い点数を取ることはできません。
定期テストが悪い子で進学校に合格する子はいない
私も何人もの高校受験を見てきましたが、定期テストの点数が悪いけど進学校に合格したという子は見たことがありません。
その理由は今お話しした2つ。やっぱり進学校に合格する子は定期テストぐらいなら確実に高得点を取ってきます。経験的にも高校受験は定期テストが重要ということが分かります。
大きく勉強法を見直さなければ点数は変わらない
ここまで読まれた方なら、「次のテストからどうにかしなければいけない」と感じられるでしょう。
しかし、実際に大きく行動を起こされる方はわずかです。ほとんどの方は「ヤバイなぁ、何かしなきゃ」と思いながらそのまま3年生までズルズルと点数が下がっていきます。
なんでそんなことが分かるかと言うと、私が指導をする多くが3年生まで点数が下がり続けた子だからです。どうにかしなきゃと思いつつも、塾も変えず、勉強習慣を変えず、勉強法も変えずに3年生に。気づけば受験まであとわずかというパターンです。
3年生まで点数が低いままでいってしまうと、そこから頑張っても第1志望校に合格することは難しくなります。手遅れな状態です。
次から定期テストの点数を上げるために何をするべきかについてお話ししますが、高校受験で憧れの高校に合格して欲しい方は、ぜひ行動に移すところまでやって欲しいと思います。
定期テストの点数を上げていくためには
テスト勉強のやり方を1から見直そう
定期テストの点数を上げるためには、まずこれまでのテスト勉強のやり方を1から見直しましょう。
定期テストは多くが基礎レベルの簡単な問題が出されます。点数が取れない原因は、テスト範囲が広いために勉強しきれていないから。
テスト勉強のやり方を見直し、広い学習範囲をカバーすることができるようになれば高得点が取れるようになります。
テスト前は計画立てた勉強をしよう
テスト前の勉強で広い範囲をカバーするためには、勉強計画を立て、計画通りに勉強を進めましょう。
広い範囲を勉強しきるためにはテスト勉強を始める前に
- 合計どれくらい勉強すればいいか
- 何週間で終わらせられるか
- 1週間でどこまで勉強すればいいか
などを考え、勉強のスケジュールを立てます。勉強計画を立てるだけで勉強の見通しが立つので勉強量も増え、効率も良く勉強を進めることができます。
実際、私が定期テスト対策として生徒に行っている主なことは、生徒の勉強計画を立てて宿題を出すだけ。勉強は生徒に勝手にやってもらいます。それだけですが、生徒の点数はこれまで100%上がっています。
効率の良い方法で勉強する
実際に勉強をするときにはできるだけ効率の良い方法で勉強をしましょう。
勉強法が違うと同じ勉強時間でも覚えられる知識の量が2倍も3倍も変わってきます。高得点を取るためには必ず効率の良い勉強法を実践することが不可欠です。
多くの中学生は残念ながら効率の良い勉強法を知らず、このような効率の悪い勉強法をしています。
NGな勉強法
- 問題集を1回しか解かない
- まとめノートを作る
- 教科書にマーカーを引く
- 1冊以上の問題集を使う
こういった勉強法を直すことでテストの点数は上がります。
実際私のある生徒は、クラブ活動が忙しくて勉強時間を増やせませんでしたが、勉強のやり方を変えるだけで次回のテストから点数を上げることができました。
このように
- 勉強計画を立てる
- 勉強法を効率が良いものにする
ということをすることで定期テストの点数は簡単に上げることができます。
まとめ
今回はお子様の定期テストの点数がどんどん下がる理由と対処法についてお話ししました。まとめると、
- 点数が下がる原因は2つ。①最初が特別に高得点を取れること。②高得点を取るために必要な勉強量の感覚がない。
- 定期テストは高校受験の合否を決めるので次のテストから改善しなければいけない。
- 勉強計画を立ててから勉強することで点数は大幅に上がる。
- 勉強法を効率が良いものに変えるのも大切
ということでした。
今回お話しした、テスト勉強の計画の立て方や効率の良い勉強の仕方などは全てアザラシ塾式定期テスト対策法でお話ししています。
- どのように子供の勉強計画を立てればいいのか
- 効率の良い勉強の仕方
- 私が生徒の点数を上げる方法
などなど、定期テスト勉強について私が知りうる全てを1から解説しており、次のテストからどうにか点数を上げて欲しいという方には絶対に役に立つ内容になっています。気になる方はぜひ見てみてくださいね!
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合格率100%!
高校受験合格の秘訣を教えます
塾だけで合格できますか?
家庭教師としてこれまで指導してきた子を全員志望校に合格させてきました。
受験で志望校に合格するためには、お子様とご両親が正しい考え方で長期的な戦略を立てること、そして入試で1点でも多く点数を取るためのテクニックを身につけることが大切です。
しかし、そういった実戦的なコツは塾では教えてくれません。
塾に通って言われるまま勉強をするだけでお子様は志望校に合格できそうですか?
対策講座でお教えする全ての内容は今のままでは届かないワンランク上の志望校への合格を後押しするでしょう。
合格率100%の指導の秘訣をお教えします。