内申点は高校受験の成否がかかるとっても重要な点数。内申点を少し上げられるかどうかで志望校に進学できるかどうかが変わってきます。
お子様の内申点を見ていて、「あの高校に合格するためにもあと1,2点上がればなぁ」と感じていませんか?
でも、やれることはやってもなかなか内申点は上がりませんよね。
私はこれまで家庭教師として生徒の内申点を100%上げることに成功していますが、内申点を上げるためにはがむしゃらに頑張るのではなく、効率良く上げられるポイントに絞って対策をしていく必要があります。
そこで今回は私の指導経験から、見直すことで内申点を上げられる5つのポイントについて解説をします。次のテストからどうしても点数を上げたいという方はぜひ参考にしてお子様の勉強法を見直してみて下さい!
Contents
前提:内申点=定期テストの点数
まず前提として、主要5教科の内申点はほぼ定期テストの点数で決まることを確認しておきましょう。
他には授業態度や提出物なども考慮されますがダントツで定期テストの点数が重要です。
そのため内申点を上げる=定期テストの点数を上げるということになります。
ということでここから先は定期テストの点数を上げる方法について考えることになります。副教科(実技教科)の内申点の上げ方にはポイント5で触れるのでそちらを参考にしてください。
1.テスト前以外の勉強は十分か?
1つ目のポイントは、テスト前ではない普段の勉強は十分にできているかどうかです。
テスト前の勉強に注目することが多いですが、テスト前以外の日常的な勉強でしっかりと知識をつけられているかも同じくらい重要です。
直前の定期テスト対策で上がる点数は20~30点です。
もし90点を取りたいとしたら、対策を始める前でも60~70点は取れるくらいの学力がもともとついていなければいけません。
お子様はそれぐらいの学力をつけられていますか?
塾に通わせているから大丈夫だと思っていても、塾の授業についていけていなければ意味がありません。
塾の授業についていけていない子は、分からなかったところをスタディサプリなどの映像授業で補修したりして学習効果を高められるようにしましょう。
また、市販の問題集を使った自己流で結果が出ていない子は塾に入ることや通信教育を契約することを考えてみて下さい。
自己流で勉強を進めるのは難しいので学力が定着しづらいです。結果が出ていない場合は素直に人の力を借りるのが1番です。
2.テスト前の勉強量は十分か?
2つ目のポイントは、テスト前の勉強量は十分かどうかです。
本人は勉強をたくさんした気分で「完璧に準備はできている」と思っていても、実はその勉強量は全然足りていないという事態はよく見られます。
お子様は外から見ても十分な勉強量をこなせていますか?
具体的には
問題集を3周以上
は解いていないと、80点以上の高得点を安定して取るのは難しくなってくるでしょう。
3.テスト対策を始める時期は適当か?
3つ目のポイントは、テスト対策を始める時期が合っているかどうかです。
だいたい2週間前から始める子が多いと思いますが、本当に2週間前からでテスト対策は終えられていますか?
これも先ほどと似た話で、2週間で終えられる勉強だけをしてピッタリ終わったと思い込んでいる子が見受けられます。
実際にはもっと勉強をする必要があるのでもう少し早くから勉強を始めた方が良いでしょう。
具体的には
テスト3日前はやることがないと思える
ぐらいの早い時期から余裕を持って対策を始めましょう。生徒には1カ月前から始めさせることもあるので、2週間ぐらいという基準にとらわれずにお子様に合った時期を考えてみて下さい。
4.ミスを次のテストに活かしているか?
4つ目のポイントは、定期テストのミスを次のテストに活かしているかどうかです。
テストを受けるだけ受けてその点数しか興味がない子が多いですが、それは非常にもったいないことで、点数を伸ばせる最大のチャンスを失っています。
お子様は毎回定期テストが返ってきた時には反省はしていますか?
60点ならどうして40点も間違えてしまったのか?
- 勉強量が足りなくて覚えていない知識が問われた
- 分かっていたつもりだったけどテストでは解けなかった
- ケアレスミスが重なってしまった
- 漢字の勉強が足りなかった
ミスには必ず原因があり、1回1回のテストでその原因をつぶしていけば点数は上がります。
必ず次のテストからは反省をして少しづつ勉強法を改善していくようにしましょう。
5.実技教科はやれるだけやっているか?
5つ目のポイントは、実技教科では自分のやれる範囲で頑張れているかどうかです。
実技教科は実技テストの点数が多くを占め、正直どうしようもない教科です。運動が苦手なら体育はどうにもなりませんし、歌うのが苦手なら音楽はどうにもなりません。私も美術はどうにもなりませんでした。
だからと言って期末のペーパーテストの対策をしなかったり、ふてくされて真面目に授業や実技テストを受けないのはダメです。
お子様は実技教科ではできるだけ高い内申点を取れるように努力していますか?
もしできていないようなら、あと少し頑張れるようにしてみましょう!
まとめ
今回は内申点を上げるために見直すべき5つのポイントをお話ししました。
- テスト前以外の勉強習慣
- テスト前の勉強量
- テスト対策を始める時期
- テストの反省を次に活かしているか
- 実技教科をやれるだけやっているか
という5つのポイントに注目して、どこを改善すれば良いかを考えてみてください。
どれも基本的なことですが、こういった勉強の基礎を見直すことで点数は上がります。ぜひ1から取り組んでみて下さいね!
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受験で志望校に合格するためには、お子様とご両親が正しい考え方で長期的な戦略を立てること、そして入試で1点でも多く点数を取るためのテクニックを身につけることが大切です。
しかし、そういった実戦的なコツは塾では教えてくれません。
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