進研ゼミやZ会などの通信教育を検討されている方は多いでしょう。
ただ勉強のスタイルは通信教育の他にも近所の大手塾から個人経営の小さな塾、家庭教師までありお子様にどれをさせるかは非常に悩むところです。
通信教育には良い面もありますが、塾などに比べて悪い面もあります。
特に学習効果という面では、教育に携わるプロが見ないと判断が難しいことも多いです。
そこで今回は通信教育のメリットとデメリットについてお話ししたいと思います。通信教育を始めようか悩んでいる方は参考にしてみてくださいね!
Contents
そもそも通信教育とは?
通信教育とは、毎月送られてくるテキストをもとに自分で勉強を進めるという学習スタイルです。ただテキストが送られてくるだけでなく、毎月添削課題を提出することで先生からの添削も受け取れます。進研ゼミやZ会などが有名です。
進研ゼミなどの通信教育に契約すると、毎月
- 問題集2冊ほど
- 添削用問題
- 月別の特別問題集
- ご両親向けの教育雑誌
が送られてきます。この問題集を好きな時間に解くことで中学校の勉強を進めることができます。問題集を送られてきたら基本的には勝手に進める感じですが、計画立てて進められる工夫や困ったときのサポート体制も充実しています。
問題集は高校受験まで見据えたカリキュラムに沿って作成され、送られてくるので深く考えずに送られてきた問題集をやるだけで大丈夫。定期テスト対策も充実しており、定期テスト前には専用の対策問題集が送られてくるのでばっちりとテスト対策は万全です。
通信教育のメリット
通信教育のメリットは次の4つがあります。
- 比較的安価
- 勉強習慣をつけることができる
- やっていれば勉強で大きく遅れることはない
- 生活スタイルに合わせて進められる
1.比較的安価
通信教育は、進研ゼミで月額6000円ほどと塾に比べてかなり安い価格で始めることができます。
塾と違い、講習などで多大な追加費用が掛かることもないのでかなり安いです。費用面での不安を抱える方にはお勧めです!
2.勉強習慣をつけることができる
通信教育を始めることで自然と勉強時間は確保されます。
毎月教材が送られてくると、子供は「送られてきた分は終わらせないと」という気分になりますし、送られてきた問題集をただやるだけで良いので、1から自分で勉強をするよりは勉強を始めやすくなります。
毎週お子様は通信教材を終わらせるために机に向かい、定期的に勉強するリズムが出来上がります。
毎週、同じ時間だけ勉強するという勉強習慣は高校受験を見据えたうえで非常に大切なものです。
そのため自分で勉強すると決めても
- 気分が向いたときにしか勉強しない子
- 言わないと勉強しない子
- 全く勉強しない子
などはとりあえず通信教育を始めて最低限の勉強習慣をつけてみましょう。
3.やっていれば勉強で大きく遅れることはない
通信教育の良いところは、とりあえずやっていれば勉強で大きく遅れを取ることはないことです。つけておくべき学力はつきます。
正直、普通に送られてきた教材を1周やるだけでは勉強量が足りないため、塾に通っている子ほど学力はつきません。
しかし、通信教育でも最低限つけておいて欲しい学力はつきます。これは非常に大切なことです。
自分で勉強する子の多くは、この最低限の学力を1,2年生の時につけられません。そうすると、3年生から頑張ろう!と思っても1,2年生の勉強からやり直さなければいけないので間に合いません。
通信教育で一定の学力をつけておけば3年生から頑張ろう!と思って頑張れば成績は伸びます。塾に通っている子を抜かすこともできます。
そのため
- クラブなどで3年生から頑張ろうと思っている子
- 勉強する気はないが、ある程度の高校には進学したい子
などは通信教育をやっておくことがお勧めです。
4.生活スタイルに合わせて進められる
通信教育は送られてきた教材を好きな時に進めることができます。
塾に通おうと思っても予定が合わないという子は多いと思います。でも、「塾にいけないなら、自分の力で勉強を進めよう」と思ってもどうしてもだらけてしまうものです。4月にはお子様と一緒に頑張ろうと思っていたけど、全然上手くいっていない方はいませんか?
そのため
- 学外のクラブ活動をしている子
- 他の習い事が忙しい子
など忙しくて塾に通えない子にもお勧めです。
通信教育のデメリット
デメリットには次の3つが考えられます。
- 1周やるだけだと勉強量が少ない
- 強制力に欠ける
- 一緒に頑張る子がいない
1.勉強量が少ない
私の目から見て、通信教育はそれだけでは勉強量が少ないように感じます。
塾に通っている子はもっと勉強しているので、送られてきた教材をただやるというやり方では最低限の学力しかつきません。
最低限の学力をつけるのには良いのですが、難関校受験にも対応できるしっかりとした学力をつけるためにはやり方を工夫する必要が出てきます。
2.強制力に欠ける
通信教育は送られてきた教材をやるかどうかは自分次第なので、塾に比べて勉強をやらせる力は弱いです。
塾では宿題をやらないと怒られるので仕方なくやるという子も多いでしょう。(塾によりますが。。。)通信教育はそれがないので、本人の意思の強さが大切になってきます。
3.一緒に頑張る友達がいない
通信教育は家で行うため友達はできません。孤独に頑張らなければなりません。
一人で頑張るのと、一緒に頑張る友達がいるのとでは頑張れる度合いが変わってくる子もいるでしょう。
また、他の子と学力を比べることで「もう少し勉強しないとやばい」とか「あいつよりはテストで良い点数を取ろう」という風に勉強のモチベーションになることも。通信教育だとそういったことはないですが仕方ありません。
まとめ
今回は通信教育のメリット、デメリットをまとめましたが
メリットには
- 比較的安価
- 勉強習慣をつけることができる
- やっていれば勉強で大きく遅れることはない
- 生活スタイルに合わせて進められる
ということがあり、デメリットには
- 1周やるだけだと勉強量が少ない
- 強制力に欠ける
- 一緒に頑張る子がいない
ということがありました。
総じて私的には
- 塾に通いたいけど通えない子
- 3年生から頑張ろうと思っている子
- 自分でやろうとしたけど上手くいっていない子
にお勧めです。ぜひ今回私がお話ししたことを参考に選んでみてくださいね!
通信教育の選び方
「うちの子には合いそうだから通信教育を少し考えてみようかしら。。。」
そう思っても世の中には多くの中学生向けの通信教育があり、どれを選ぶのがベストなのか分からない方は多いでしょう。
そこでこちらの記事で、主要な中学生向けの通信教育の比較と選び方の解説しています。ぜひ選ぶ際は参考にしてみてください!
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