今回も私の中学時代についてお話しします。今回は中3の秋以降からです。
前回、中3の夏休みの最後の模試でA判定を取り、気持ちが楽になったとお話ししました。秋以降は志望校を絞り、過去問を解き、実際に受験するという流れです。勉強法以外の話が多くなりますが、参考になったら幸いです。
中1からの順にお話ししているのでまだ見ていない方は先にご覧ください!
Contents
中3の秋
中3の秋では志望校を決めました。勉強では過去問を解き始めます。
志望校を絞る
最終決定はもっと後ですが、私はもうこの時期に志望校を決めていました。
一応どこもA判定でしたので、好きなところを選べるんですが悩むことになりました。この時期の1番の問題は志望校決めでした。
親との対立
悩むことになった理由の一つは親です。
私は親と仲が悪いわけではありませんでしたが、まるで自分の事のように志望校決めに干渉してくる親に少し嫌気を感じていました。
もちろん親の意見も大切なんですが、ある程度は自分で決めたいんですよね。学費やその他の条件は全てクリアしています。子供としては「なんかこの高校楽しそう」みたいに通っている姿を想像したりして感覚で決めるところもあるわけです。
それに対し、親は合格実績や偏差値などがどうしても目に付くと思います。意見は対立してしまうでしょう。選べる幅が広ければなおさらです。
そこをどうにかして話し合っていきたいところですが、私の場合は親が絶対に折れてくれなかったので大変でした。毎日毎日、志望校の事について言ってくるので精神的に参ってしまいました。受験生のお子様を持っていらっしゃるなら、毎日勉強のことを言うのだけはやめてあげてください。
事務手続きは親に丸投げ
願書の取り寄せなどの事務的な手続きは全て親にやってもらいました。非常にありがたかったです。
今はWeb出願が多いですが、つい最近までは高校に願書を取りに行って、書いて、出しに行く必要があったわけです。
それぞれ厳密に期限がありますし、そういったことは苦手なので親に全て任せられて楽をできました。
過去問を解き始める
秋からは過去問を解き始めました。
とは言っても受ける高校の過去問は直前まで取っておきたかったので、受けない高校の中からレベルが近いものを選んで解き始めました。
限られた時間で1点でも多く点を取る実践力は過去問演習だけでしかつけられません。実践力をつけるには、丁寧に実力を積み上げておく必要があります。
私は基礎、発展と丁寧に段階を踏んで積み上げてこれたので過去問演習でも学力を伸ばせたと思います。
過去問もただ解くのではなく、本番の入試を意識しながら解かないといけません。私は中学生ながらそれができていたので学力を伸ばせたのだと思います。過去問の解き方についてはこちらの記事をご覧ください。
中3の冬
中3の冬は志望校の最終決定と最後の模試を受けました。勉強は変わらず過去問を解き続けています。
2回目の模試の結果も良好
11月に同じ模試を受けました。結果は前と変わらず全ての高校がA判定でした。
受験前の最後の模試だったので、良い結果が出たのは精神的にかなり楽になりました。
内申点は43
中3の2学期の内申(つまり3年生の合計の内申点)は43でした。
私の目指す高校ではまあよくある内申点です。内申が足を引っ張るということはありませんが、44が欲しいところではありました。
受験校が決定
成績が出たのを受けて、受験校が決定しました。
受験校は進学する予定の高校3校(第1、2、3志望)、滑り止め校1校(第4志望)、練習校3校だったと思います。結構複雑です。練習校は滑り止めの滑り止めです。私立併願校も入っています。
正直受けすぎだと思います。私もこんなに受けたくはありませんでしたが、心配性な親がうるさかったので受けました。(本当はもう1校受けさせられるところだった)
これらはスケジュールを練りに練ったうえで選びました。第1志望の前には1校は受かっておきたいし、同じ問題形式の高校を1校は受けておきたいですしね。どういったことを考えていたかはこちらの記事をご覧ください。
中3の冬:受験本番
7校も受けるので早い高校では入試が1月から始まりました。(確か)
結果は7校すべて合格をいただきました。
受験1校目
受験1校目の受験はさすがに緊張しました。私の生まれて初めてのちゃんとした受験でしたから、それは緊張しました。
この高校の入試では予想とは異なる難易度の問題が出題されてかなり焦ったのを覚えています。動揺し、1教科目が終わった直後から不安な気持ちになりました。
しかし、当時は自分の学力に自信があったので「自分が解けない問題は周りも解けない」と割り切って次の教科から再び平常心で受けました。蓋を開けてみれば余裕で合格していましたが、平常心を保てていなかったら落ちていたかもしれません。
このように試験本番でのメンタルは非常に大切なんだと実感した最初の入試でした。受けていてよかったと思います。
私が学んだ試験での気持ちの持ち方はこちらの記事で紹介しています。
2,3,4校目
確か3校くらい練習校を挟みました。
入試は簡単すぎて暇でした。そもそも併願校もあるので良い点数を取らなくても受かるのですが。なんで3校も受けなければいけないのかなと親に悪態をついていた思い出があります。
5校目
次の入試は志望校の中では2番目に難しい入試でした。受かる自信はありましたが、落ちる可能性だって全然あります。
なんとこの入試でも予想していた難易度とは全く違うものでした。
でも既に1度経験していたので焦ることなく解くことができました。
知り合いのデキる子が落ちていたので、たぶん予想していなかった問題に焦ってしまったのだと思います。私とは経験の差が出たのでしょう。
このように実力があっても当日の気持ちの持ちようで結果がひっくり返ってしまうことを実感した入試でした。
6校目
6校目が第1志望校でした。
とは言っても、これまでの勉強で自分の学力には自信がありましたし、入試も場数を踏んできたので何があっても対応できる自信もありました。
そういったこともあって第1志望校なのですが、不思議と緊張することなく解くことができました。解いた後から受かる気しかしませんでした。
7校目
第1志望校も受かった気しかしていませんでしたし、第2志望校からは既に合格をいただいていたので受ける意味はありません。でも何となく受けに行きました。迷惑ですね笑。
受験本番まとめ
このようにして受験本番を最高の結果で終えることができました。
練習校を3校も受けたのは本当に時間の無駄でしたが、この受験日程は自分的には非常に良かったと思います。
受験では”流れ”が大切です。最初から合格して、受かる流れを作ることができればその後もどんどん受かります。逆に最初からつまずいてしまうと、「今回も落ちるんじゃないか」と不安な気持ちで試験を受けることになります。メンタルは非常に重要なので、合否も大きく左右されます。
私は最初の高校から段々と難易度の高い高校に合格していったので、最後の第1志望校でも自信を持って受けることができました。自信を持つことができれば受かります。
まとめ
今回は中3の秋以降から受験までの私の話をしました。
- 秋に志望校を決定したが、親との衝突があった。
- 秋以降は過去問演習をした。
- 練習校を含めて7校も受けたが、結構最高のスケジュールだった。(練習校は受けすぎ)
- 本番でもメンタルが非常に大切。第1志望校の前に入試でそれを学べたので良かった。
以上、4回にわたって私の中学生活についてお話ししました。参考になりましたか?
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