知っておくべき知識

子供の高校受験のために母親ができること。逆にストレスを与えてしまっているかも

親の悩み

子供の高校受験は子供以上に親が緊張してしまうものです。

受験するのは自分ではないのに、子供以上に敏感になってしまうと思います。どうにかして子供の力になれないかと考えてしまいますよね。そうしてこのブログに来られたのだと思います。

しかし、母親が子供のためにやっていることでも時には子供にはストレスに感じられることもあるかもしれません。

そこで今回は子供の高校受験のために母親がやれることについてお話しします。私の中学時代の話や塾講師として母親と接する際に感じたことなども交えながら話したいと思います。

高校受験は上手くいかないもの

高校受験はうまくいきません。それが当たり前です。

塾講師や家庭教師として何人も生徒を見てきてましたが、学校の成績も良くて、塾での成績も良くて、入りたい高校に余裕を持って合格する子なんてそんなにいません。
ほとんどの子は学力が上がらなかったり、模試の結果が悪くて志望校に受かりそうになかったり、もちろん志望校に落ちてしまったりとなにかと問題を持っています。

高校受験は上手くいくほうが稀です。だから大変なんです。

子供の成績に振り回される

中間テスト、期末テスト、模試、成績表。こういったものが返ってくるたびに安心したり、不安になったりしてしまいますよね。私もです笑。特に家庭教師をしていると本当に毎回緊張してしまいます。

上手くいくことがない高校受験ですから、毎回子供の成績に振り回されて疲れてしまうと思います。時には子供に対して苛立ちを覚えることもあると思います。

でもそれは子供も同じです。

中学生の子供はさらに敏感になっている

どうしてこんなに振り回されないといけないのかと思うこともあると思います。

しかし子供はさらに敏感になっていることも多いです。だってまだ未熟な中学生ですから。

初めての受験で上手くいかなくて精神的にまいっていることもあると思います。なので子供のためにやったことでも逆ギレされることもあります。理不尽に感じると思いますが、子供も大変なんです。

私も中学生の頃に母親が私のために色々なことをしてくれましたが鬱陶しい思って怒ってしまったことが何度もあります。今思うと申し訳ないですが、母親の気持ちまで考える余裕はありませんでした。

理不尽な対応をされることも多いですが子供も大変さも感じてあげましょう。

母親がやらないほうがいいこと

子供の性格によって、されて嬉しいことや嫌なことは異なりますが、共通してこれだけはやらない方がいいということがあります。それは

  1. 毎日のように子供に受験勉強に関して話を聞く
  2. 子供の志望校選びに干渉しすぎる

の2つです。この2つはほとんどの子が嫌だと感じます。ちなみに私の親は2つとも満たしていました笑。でもそれぐらいよくやってしまいがちな事です。

毎日のように受験勉強に関して話を聞く

子供の勉強が上手くいっているか、何か手伝えることはないか気になる気持ちは分かります。

しかしそれを毎日のように聞いてしまうと、ただでさえ精神的に追い詰められている子供をさらに追い詰めることになってしまいます。

多くの子はしっかりと自分なりに考えて受験勉強に臨んでいます。それに対して、毎日親が口を挟む必要はありません。不安な気持ちは分かりますが、子供を信じて我慢しましょう。

ただでさえ勉強が大変でまいっている子に、家でも会うたびに勉強の話をしてしまうとかなりのストレスになってしまいます。

志望校選びに干渉しすぎる

子供の行きたい高校と親が行って欲しい高校が異なるという問題はよくあります。

親としてはやっぱり大学進学実績だとか、学費だとか、通学時間などが気になりますが子供は校風や中学の友達も行くからとか別の理由で魅力を感じているかもしれません。

もちろん志望校を決める際には親子でよく話し合う必要がありますが、そこで子供の意見を聞かずに親が行って欲しい高校に決めたり、一度志望校を決めた後に志望校についての話をするのはやめたほうがいいでしょう。

高校に通うことになるのは子供自身です。子供に幸せな将来を歩んでほしい気持ちは分かりますが、子供の意見も尊重して決めることをお勧めします。

志望校決めは子供の意見も尊重する。一度決めたらあまり口を挟まない。

ちなみに私の親はこの典型的なパターンでした。親は最も偏差値が高くて進学実績のいい高校に行かそうとしましたが、私はその少し下の高校に行きたかったんです。その結果、毎日会うたびに志望校の話をされ本当に辛かったです。親の気持ちも分かるんですけどね、同様に私の気持ちも分かって欲しかったです。

高校受験は子供のものです。

母親がやれること

子供に性格に合わせて励ます

上手くいかないと落ち込んでいる時、励ますことができるのは両親だけです。

少しそっとしたほうが良い子もいますし、たくさん話を聞いてあげたほうが良い子もいます。どうしたらいいのかは母親が一番知っているはずです。

書類の準備

志望校の願書の取り寄せや必要な書類の準備は両親の仕事です。子供が勉強に集中できるように事務的な手続きはやってあげましょう。

高校、受験についての正しい情報を得る

子供の受験をサポートするうえで欠かせないのが正しい情報を得るということです。

昔と今の受験は違いますし、同じ高校でも毎年入試情報が変わることもあります。最新の正しい情報を知ることで子供の置かれている状況を正しく理解できます。

子供の状況を正しく理解できれば的確なアドバイスをすることができますね。

このブログでも私の経験を生かして勉強や受験に関する情報を発信していきますのでぜひ参考にしてください!

まとめ

今回は受験期の子供に対して母親ができることについてお話ししました。

報われないことも多く、母親自身もすごくストレスを感じることもあるとは思いますが、すべてはお子様のためです。二人三脚で頑張ることで、合格近づけることができます。

受験が終わるまであと少し、一緒に頑張りましょう!

 

ABOUT ME
アザラシ先生
中学時代は週7回の部活をこなしながら、定期テストでは480点以上で学年1位。模試でも全国1位を取り、最難関校に合格。 塾講師、家庭教師として中学生に正しい勉強法を教えることで成績アップに導いています。
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アザラシ塾は家庭教師の管理人がたどり着いた本当に結果が出る定期テスト対策や高校受験対策を伝えるブログです。このブログを見た1人でも多くのお子様の成績を上げることを目指しています。


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