高校受験の中でも英語は非常に重要な教科ですが、良い点数が取れずに苦しんでいる子も多いように感じます。
英語は勉強のやり方が非常に重要で、間違った進め方をしていると勉強をしてもしても成績は上がりません。そういった子を何人も見てきました。
塾に通っていても正しい勉強法が徹底されておらず、授業を受けて宿題をやっているのに全く成績が変わらないということも。
英語の点数を上げるのに大切なことは、勉強する順番を守るということです。それさえ守って勉強していけば点数は上がっていきます。
そこで今回は、確実に点数アップに結び付けるための高校受験の英語の勉強法を解説します。
差がつく教科だからこそ、確実に点数を上げることで高校受験を有利に運ぶことができます。ぜひ試してみてくださいね!
Contents
間違った勉強法では成長しない理由
英語のテストでのメインは英語で書かれた長文を読み、解答する問題です。
このような英語の長文を読むためには、
- 英単語や熟語の知識
- 文法の知識
が必須になります。単語や熟語、文法の知識がなければ長文どころか、1つの英文でさえ意味を知ることはできません。
このように英語の勉強では
単語、熟語、文法を覚えてから
長文や英作文を勉強する
という順番を守って勉強しなければ意味がありません。
英語の成績が悪い子は、この順番を守らずに勉強しているため成績が上がらないのです。
高校受験の英語の勉強をする順番とは?
英語の勉強には勉強をしていく順番があります。
英語の勉強をする順番
- 単語、熟語
- 文法
- 長文読解
- 英作文、リスニング
これを1から順に勉強していき、知識をつけていくことで高校受験で高得点が取れるようになります。
単語や熟語の文法の知識がついてから英文法を勉強する。英文法の知識がついたら長文読解を勉強するというように必ず順番を意識しながら勉強していきましょう。
成績が上がらない子の勉強法
私の経験上、英語の勉強をしても成績が上がらない!という子は必ず順番を間違えて勉強をしています。
単語、熟語、文法の知識がないのに長文読解ばかりやっている
お子様はこんな勉強の仕方をしていませんか?
それでは成績は上がりませんので、今すぐ勉強する内容を変えましょう。
この場合は、長文読解をするのではなく、いったん単語、熟語、文法の勉強に戻って知識をつけてから長文読解を始めることで簡単に成績は上がります。
ステップ1:単語、熟語を覚える
英語でまず大切なのは
単語、熟語の知識です。
単語や熟語の知識がないと、他の英語の勉強をしたところで何の意味もありません。
英語の勉強は必ず単語と熟語を覚えるところから始めます。
長文を読んでいて分からない単語や熟語が多いと感じる場合は、まず単語と熟語の勉強から始めましょう。
単語や熟語の勉強法
基本的に単語や熟語は、教科書に出てきて学校で教わるものを覚えていけば十分です。何か単語帳を購入して勉強する必要はありません。
ただ、教科書の単語を覚えきれていない場合は書店で単語帳を購入したりアプリを購入して勉強しなおしましょう。
お勧めのアプリはこちらの記事で紹介しています。
http://benkyouhou-kouritu.com/%e4%b8%ad%e5%ad%a6%e7%94%9f%e3%81%8c%e6%9c%ac%e5%bd%93%e3%81%ab%e5%8b%89%e5%bc%b7%e3%81%ab%e4%bd%bf%e3%81%88%e3%82%8b%e3%82%a2%e3%83%97%e3%83%aa%ef%bc%93%e9%81%b8%e3%80%90%e5%a1%be%e8%ac%9b%e5%b8%ab/
ステップ2:文法を覚える
次のステップは文法事項を覚えることです。これも長文読解を始める前に、しっかりと知識をつけなければいけません。
十分に単語や文法を覚えることができたら、
次は文法の知識をつけます
英文法の知識がないと長文読解、英作文、リスニングで点数を取れることは決してありません。
英文法も勉強を面倒くさがって、十分な知識がついていない子が多いですが
英文法の知識がないと高校入試で
- 英文法問題が解けない
- 長文読解で正しく内容を読み取れない
- 和訳問題が解けない
- 英作文も減点される
- リスニングも正しく聞き取れない
などなどほぼ全ての範囲で影響が出ます。
英文法の勉強の方法
英文法はこのようにして勉強しましょう。
- 映像解説を見て、理屈を理解する(スタディサプリなど)
- 1冊の問題集を繰り返し解く
まずは英文法の理屈を理解しましょう。
英文法とは、英語のルールです。どのような状況で、どのようなルールが使われるのかしっかりと理解するようにしましょう。
英文法を理解するためには、映像授業を受けるのが圧倒的にお勧めです。
英文法は自分で勉強していても理解できないことが多く、参考書を読んでも勉強は進みません。
そんな時には、一流の講師の解説授業がいつでも見れるサービスを利用するのがお勧めです。興味のある方は下の記事で紹介しているので見てみてくださいね!
授業を見て理解ができたら、次は問題集を解きましょう。
ここでの大切なポイントは
- 1冊の問題集を
- 4回以上解くこと
です。これを守って勉強をするようにしてみてください。
英文法の詳しい勉強法はこちらの記事で紹介しています。
ステップ3:長文を読み始める
単語、熟語と文法の知識が十分についたら長文読解の練習を始めます。
高校受験の英語の勉強と言うと「長文読解」だと思う子が多いのですが、長文読解が解けるようになるためには、単語と文法の知識が欠かせません。
知識がないと、長文を読んでも読んでも点数は上がらない状況になります。
逆にしっかりと知識をつけた上で長文読解をすれば、点数は着実に上がっていきます。
長文読解のポイントは
慣れ
です。たくさん読めば読むほど、読むスピードも上がりますし、正答率も上がってきます。
長文読解の勉強法
長文読解は、短い文章から少しづつ読んでいきましょう。
使う問題集は塾から配られているのならそれで構いません。
問題集を持っていないのなら、ハイパー英語教室中学英語長文 1(超基礎からはじめる編)やハイパー英語教室中学英語長文 2(入試長文がすらすら読める編)などがお勧めです。レベル別に選んでみてください。
長文読解の詳しい勉強法はこちらで紹介しています。
ステップ4:英作文やリスニングの練習
最後に残っているのは、英作文やリスニングの練習です。
英作文の勉強法についてはこちらの記事でまとめているので参考にしてみてください。
リスニングの勉強法ですが、中学のリスニングは簡単なことが多いです。特に公立高校のリスニングは簡単です。特に勉強をしなくても点が取れるという子も多いと思います。
高校入試のリスニングを聞いてみて、解けないと感じるのならリスニングの問題集を購入して少しづつ勉強しましょう。
ステップ5:過去問演習をする
高校受験の英語の勉強の最終段階は過去問演習です。
50分という短い時間で
- リスニング
- 単語、熟語の問題
- 英文法の問題
- 長文読解
- 英作文
の全ての問題を解かなければいけません。
過去問演習では、この時間配分を学びます。
過去問の解き方はこちらの記事で紹介しているので参考にしてみてくださいね。
使用する問題集は、受験まで余裕がない子は志望校の過去問だけをやりましょう。
受験まで余裕がある子は、こちらの問題集を使って演習を積みましょう。
いつから過去問演習を始めるべきなのかはこの記事で解説しています。
まとめ
今回は高校受験の英語の勉強法を解説しました。
- 順番を守って勉強して知識をつけていく
- 単語、文法の知識がない状態で長文を読んでも意味がない!
- 知識が足りない場合は単語と文法の勉強に戻ろう!
というのが今回のまとめになります。
このように勉強をしていくことで高校受験に向けて着実に学力を伸ばしていくことができますよ!スタディサプリなどを活用することでさらに効率を上げることができます。
高校受験勉強において、正しい勉強法は大切です。他の教科の勉強法も解説しているので是非読んでみてくださいね!
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受験で志望校に合格するためには、お子様とご両親が正しい考え方で長期的な戦略を立てること、そして入試で1点でも多く点数を取るためのテクニックを身につけることが大切です。
しかし、そういった実戦的なコツは塾では教えてくれません。
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