中学生が高校受験のために塾に通う始めるおススメの時期を紹介します。
この記事を読むことで、お子様の現在の学力や志望校別に塾に入るべきタイミングを知ることができます。
高校受験のために地元の塾に子供を通わせようと思っているけど、いつから通わせれば良いか分からない。。。
こういった悩みを持たれる方は多いと思います。
この記事では、塾に入るのにおススメの時期とその時期から塾に入るべき子の特徴を紹介します。それぞれの時期から入るメリットやデメリットもお話しするので、塾に入る時期を決める参考にしてもらえれば幸いです。
Contents
結論：高校受験対策の塾に通い始めるのにおススメの時期とは？
高校受験対策で塾に通い始めるのにおススメの時期は２つあります。
塾に通い始めるのにおススメの時期
- 中学1年生のはじめから
- 中学2年生の春期講習から（中3のはじめ）
この２つの時期から通い始めるのがおススメです。
多くの塾では中２の春期講習から本格的な高校受験対策の授業が始まります。そのため、この２つのタイミングで入塾するとキリが良い訳です。
うちの子はどっちの時期から通えばいいのかしら？
知りたいのは、お子様がどちらの時期から通い始めるべきかということですよね。
判断の基準にして欲しいお子様の特徴はこういったものがあります。
中1の頭から通い始めるのがおススメな子の特徴
- 難関校、上位校を狙いたい子
- 自分では絶対に勉強をしない子
難関校を狙いたい子は、1年生の時点から発展的な内容も勉強しておかないと周りのライバルに差をつけられてしまいます。発展問題を自分の力で勉強するのは難しく、塾に通って勉強したほうが楽です。
また、自分では絶対に勉強しない子は塾のような強制力がないと勉強をすることはないでしょう。3年生の時点で、1，2年生の勉強を全くやっていないとなると、受験で良い結果を出すのは絶望的です。
中2の春期講習から通い始めるのがおススメの子の特徴
- 中堅の高校を狙いたい子
- 1，2年生の内容は自分で勉強ができる子
入試でそこまで難しい問題が出題されない高校を受ける場合でしたら、1年生から塾に通わなくても十分合格することは可能です。
ただし、これは塾に通わなくても定期テスト対策や日頃の勉強を自ら行うことが条件です。そのため、何も言わなくても毎週定期的に勉強をする子でなければいけません。
自分で勉強ができるか心配な場合は、塾に通わない間は後で紹介する【進研ゼミ中学講座】
を組み合わせることで、コスパよく受験を迎えることができます。
次に、それぞれの時期から塾に通い始めるメリット、デメリットをお話しします。さらなる判断材料にして頂けたら幸いです！
中1のはじめから通い始める場合
メリット
中1から塾に通うことにはこのようなメリットがあります。
- 中学の全範囲で塾の指導が受けられる
- 勉強の習慣がつく
- 高いレベルの指導を受けられる
中学の全範囲で塾の指導が受けられる
中1から塾に通っていれば、中1から中3の内容まで全範囲の授業を受けることができます。授業分の宿題も出されるので、塾が指示する通りに勉強をしていれば
中学の全範囲である程度の学力はつけることができます
勉強の習慣がつく
塾に通えば、週に2回ほど授業を受ける時間と宿題をやる時間は勉強することになります。ということは、とりあえず塾に通っていれば
最低限の勉強の習慣はつけることができます
全く勉強をしない事態は避けられます。
高いレベルの指導を受けられる
塾に通って上のクラスにいれば、学校では扱わないさらに難しい問題を解くための授業を受けることができます。このように
発展的な内容を1年生から勉強できる
のは1年生から塾に通うメリットです。
デメリット
逆にデメリットにはこのようなものがあります。
- 費用がかかる
- 時間が拘束される
費用がかかる
塾の費用は塾ごとに異なりますが、大体月額３～5万円ほどは掛かるでしょう。すると
年間で３５～６０万円ほどかかります
1年生から通うのと、3年生から通うのとでは７０～120万円ほど変わってきてしまいますね。
その点、【進研ゼミ中学講座】
やＺ会の通信教育で済ませれば5分の１以下の費用しかかかりません。
時間が拘束される
中1，2年生で塾に通うと、週2回は授業があり、その分の宿題も課されます。それらを合計すると
放課後3日分ほどは塾に拘束されます
既に忙しい部活に入っている子が塾に通うと、その他に何かをやるということは難しくなるでしょう。
中2の春期講習から通い始める場合
メリット
- 受験にかかる費用は安く済む
- 受験情報や受験のノウハウを知ることができる
- 時間を自由に使える
受験にかかる費用が安く済む
3年生の1年間しか塾に通わないので、受験にかかる費用は安く済みます。
受験情報や受験のノウハウを知ることができる
受験期に塾に通っていると、
塾に通っていると親としては
- 受験制度の話
- 志望校の話
- 模試の話
など様々な受験に関する情報を知ることができます。
お子様にとっても、上の情報に加えて
- 志望校の問題傾向
- 志望校に合わせた対策の仕方
- 試験の解き方や勉強のやり方
などの入試のノウハウを知ることができます。
時間を自由に使える
3年生から塾に通えば
1，2年生の放課後は比較的自由に使えます
勉強しないで良いということではないのですが、何かやりたいことがある場合は自由に使える時間があったほうが良いですよね。
デメリット
- 1，2年生の内容は自分で勉強しておく必要がある
- 急に塾に通う習慣をつけなければいけない
- これまでの勉強と塾で教わる内容に差がある
1，2年生の内容は自習する必要がある
1，2年生に塾に通わないと
塾に通っていなかった期間の分の勉強は、自分の力で勉強を進めておかなければいけません。
自分で塾に通っている子と同じくらいの理解度まで勉強するのは、決して難しいことではないですが労力はかかります。
急に塾に通う習慣をつけなければいけない
中3からは塾の授業も週4回ほどになります。これまで週2回の授業を受けていた子は、授業が増えるだけなので対応できますが中3から入塾すると
いきなり週4回の授業+宿題をやる習慣をつけなければいけません
1週間のほとんどの放課後を塾に拘束されるようになるので、ついていけない子も出てきてしまうかもしれません。
これまでの勉強と塾で教わるレベルに差がある
3年生から塾の授業を受けると
レベルが高くて理解ができないことがあります
特に最初の方はこれまで勉強してきた内容と教わるレベルの違いに困惑してしまうこともあるかもしれません。
高校受験のために塾は必須ではありません
今回のまとめは
- 難関校、上位校を狙いたい子
- 自分では絶対に勉強をしない子
は1年生の初めから塾に通うことをおススメします。
- 楽に中堅の高校を狙いたい子
- 1，2年生の内容は自分で勉強ができる子
は3年生から（2年生の春期講習から）塾に通うことをおススメします。
と言うことでした。
逆に今挙げたような子でなければ、塾に通わなくても受験は全然可能です。塾に通っている子から遅れを取るということはありません。
ただ塾講師や家庭教師として受験に関わってきた私から言わせてもらえば、塾はそこまですごいところではありません。
塾に通っていれば受かるということもありません。塾に通わずに高校受験をするという選択肢も考えていいでしょう。
アザラシ塾は家庭教師の管理人がたどり着いた本当に結果が出る定期テスト対策や高校受験対策を伝えるブログです。このブログを見た１人でも多くのお子様の成績を上げることを目指しています。
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塾だけで合格できますか？
家庭教師としてこれまで指導してきた子を全員志望校に合格させてきました。
受験で志望校に合格するためには、お子様とご両親が正しい考え方で長期的な戦略を立てること、そして入試で1点でも多く点数を取るためのテクニックを身につけることが大切です。
しかし、そういった実戦的なコツは塾では教えてくれません。
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