公立高校に子供を合格させるためにやるべきことを整理してお教えします。
私が指導して生徒を合格させる時にも意識しているポイントです。
高校受験の志望校選び、様々な選択肢がありますが、最も多いのが公立高校を第1志望とする場合です。志望する子が多い分、熾烈な入試になることも珍しくありません。
親としては、第1希望の公立高校に何としても合格して欲しいですよね。
そんな熾烈な公立高校入試ですがもちろん私も家庭教師として何人もの子を指導して合格させてきました。
そこで今回は、公立高校に合格するために改めて知って、意識して欲しい3つのポイントを紹介します。
公立高校の入試は私立入試とはいくつか異なる点があるので、ただ受験勉強をしているだけでは他の受験生から抜け出すことはできません。
1.内申点は超超大切
公立高校の入試では
内申点が非常に重要です
公立高校の入試では、
当日の入試の点数+内申点
の合計点で合否が決まりますが、内申点はその3割~4割を占めます。
「7割は当日のテストの点数で決まるのだから、多少内申点が悪くてもテストでどうにかすればいいでしょ」
「テストの方が大切でしょう。うちの子は塾での成績は良いから大丈夫」
こう思っていませんか?それは危険な考えです。
というのも、当日の入試で何点取れるかは、緊張だったり、問題との相性だったり運が関わってきます。これまでの模試の結果が良かろうと、最初の教科で平常心を失ったら落ちます。
それに対し内申点に運はほとんど関わってきません。正しい勉強法で長時間勉強すればした分だけ結果は出ます。
7割を占めるテストの点数が不確定な中、安定して点を取れる内申点は3割以上の大きな意味を持ちます。
合格のポイント:基準まで上げるのではなくて基準を超える
受験する公立高校を決めてからは
「この高校は素内申で35は欲しいから、あと2上げなければ」
といった考えを持たれていることだと思います。
このようにそれぞれの公立高校には基準となる大体の内申点があり、受験生は皆その内申を取れるように努力します。お子様もしてますよね?
この内申点の基準と言うのは、受験者の平均的な内申点になっています。
つまり、
「これくらいの内申点があれば不利にはならない。当日の入試で対等な勝負ができる」
といった値です。そこを目指して内申点を上げていることでしょう。
本当に合格したい場合は、そう考えるのではなく
みんなより内申点を取ってリードを奪おう
と考えなければいけません。
お話ししたように、内申点は受験当日には既に確定しているという点で3割以上の価値を持ちます。この内申点で「人より同じ」を目指すのではなく、人よりリードを奪いましょう!
当日のテストで高得点を取ろうとするのは博打です。同じ努力を定期テスト対策に向けたほうがよっぽど有益です。
2.死ぬ気でテスト対策をしよう
内申点は大切です。本当に大切です。
ということは内申点を決める定期テストの点数がすごく大切ということになります。
そんなことは分かっています。。。点数が上がらなくて困っています。
と思われることでしょう。
合否を左右する定期テストですが、本当に覚悟を持って定期テストに臨んでいますか?
たぶんお子様は
「これぐらいまで内申上げよう。まあテスト勉強頑張ろう」
くらいに思ってテストに臨み、
「思ったより結果出なかった、ヤバい。テストの点数ってやっぱり上がらないなぁ」
とテスト後に考えていることでしょう。私が指導してきた子はみんなそうでした。
公立高校で本当に合格したいのなら
「この定期テストで全教科80点以上取って内申40を取らないと落ちる。最後のチャンスだ!」
くらいの覚悟を持って、死ぬ気で定期テストに臨みましょう。もちろん3年の2学期の最後のテストだけでなく、1年生の最初の定期テストからです。
危機感を持ってがむしゃらに正しい勉強法でテスト対策をすれば、飛躍的に内申点は上がります。そうすれば合格は一気に近づきます。
ご両親が定期テストに対する危機感と覚悟を持ち、お子様にテスト勉強を徹底させましょう。
正しいテスト勉強のやり方が分からないという方は、私が紹介している定期テストの勉強法を真似てみてください。やる気を持ってこの勉強法でテスト対策をすれば確実に点数は上がります。実際に私は家庭教師としてこのやり方で点数を100%上げています。
3.基礎問題に忠実に
公立の入試問題では
基礎問題が何より大切です
自校作成校になると難しい問題も沢山出てきますが、それでも基礎問題の大切さは変わりません。
公立高校の入試では
基本問題をいかに取りこぼさないか
で合否が決まると言っても過言ではありません。公立入試は基本問題を間違えた数で差がつきます。
そのため入試に向けても、基本問題を確実に正解する力をつけられるよう勉強をしていきます。
お子様は、たぶん、入試が近づくにつれて過去問演習など発展的な内容の勉強を増やすと思います。
しかし、公立高校を目指す子がやるべきなのは
3年間の基礎問題の復習
なんです。12月まで復習だけでも良いと思います。それくらい重きを置いてやって欲しいです。
高校受験勉強のスケジュールについてはこちら
3年間の基本問題の復習を行い、力をつけることで、入試で出題される基本問題を確実に正解できるようになるので
安定して平均を超える点数を取る力がつきます
なので公立高校の受験を希望している子は、これでもか!と言うくらい復習をしましょう。他の子が発展的な内容を勉強していると焦ると思いますが、地道に復習をした方が伸びます。
高校受験勉強として勉強する内容についてはこちら
まとめ
今回は公立高校に合格するために知るべき3つのポイントをお話ししました。
- 内申点は本当に大切。他の受験者より高い内申を取る。
- 死ぬ気で定期テスト対策
- 受験直前まで基本問題の復習を!
というのが今回のまとめになります。
内申点を上げて、基礎問題が解けるようになれば合格できます。そのためにやるべきことは特段難しいわけではありません。復習は問題集を解けばいいだけですし、定期テストも問題集を解けばいいだけです。分からない方は私の定期テスト対策講座に書いてあることを真似するだけで大丈夫です。
私は家庭教師として何人も公立高校に合格させてきましたが、生徒にやらせたのは本当にこの3点だけです。
授業では
- 良い内申点を取るために、この勉強法で定期テスト対策の計画を練って実行させる
- 受験前まで、簡単な問題集を解きなおさせる
この2つを徹底させていました。単純ですよね?
やるべきことは単純ですが、それを徹底させるのはなかなか難しいこともあります。私の定期テスト対策講座ではそうした勉強のさせ方についてもお話ししているので興味のある方は見てみてくださいね。
アザラシ塾は家庭教師の管理人がたどり着いた本当に結果が出る定期テスト対策や高校受験対策を伝えるブログです。このブログを見た1人でも多くのお子様の成績を上げることを目指しています。
TwitterとLINEより最新情報や季節ごとのお役立ち情報をお伝えしています。
合格率100%!
高校受験合格の秘訣を教えます
塾だけで合格できますか?
家庭教師としてこれまで指導してきた子を全員志望校に合格させてきました。
受験で志望校に合格するためには、お子様とご両親が正しい考え方で長期的な戦略を立てること、そして入試で1点でも多く点数を取るためのテクニックを身につけることが大切です。
しかし、そういった実戦的なコツは塾では教えてくれません。
塾に通って言われるまま勉強をするだけでお子様は志望校に合格できそうですか?
対策講座でお教えする全ての内容は今のままでは届かないワンランク上の志望校への合格を後押しするでしょう。
合格率100%の指導の秘訣をお教えします。