今回も引き続き、私の中学時代の話をしたいと思います。3年生は本格的に受験勉強が始まります。一方、部活を引退するのは7月ですから、まだまだ両立する必要があります。
3年生の話は長くなるので分けてお話ししたいと思います。今回は夏休みまでです。とは言っても私が本腰を入れて勉強をしたのは夏休みまで。秋以降はもっと事務的なお話しが多くなると思います。
1,2年生で話したことは長くなるので端折りながらお話しします。まだ見ていない方は先に1,2年生の経験談をご覧ください。
Contents
中3の1学期
本格的に受験勉強に本腰を入れ始めますが、部活も引退に向けて一番気合を入れる時期です。2つの両立が問題でした。
また、3年生の成績は受験に最も影響があります。これまで以上に定期テストでは高得点を取らなければいけないので気を抜くことは決してできません。
塾が増え、習い事を辞める
3年生からは塾の授業が増えたので、これまで続けていた習い事を辞めました。
これでやるべきことは部活と塾の2つだけになったわけです。これまで以上に集中して取り組むことができるようになりました。
中31学期の予定
平日:部活の後に塾(週3)
土日:土曜は部活の後に塾、日曜は部活のみ。
部活との両立
1年生の時にもお話ししましたが、この時期に特に問題になってくるのが部活です。
特に最難関コースのような上のクラスに入っていると、週7で部活をやっているような子なんてほとんどいないんですよね。暇な人たちは羨ましかったですが、何とか両立していました。
私が部活と両立出来たのは、切り替えがうまかったからです。
部活が終わった後に、気持ちを切り替えて勉強に集中していました。体力的に無理!ってときは思い切って少し寝てから集中して勉強に取り組みました。
「眠くて、疲れてるけど勉強しなきゃ。。。」みたいな感じでだらだらと勉強することはなかったので、効率よく勉強を進めることができました。
塾では発展問題の演習を始める
3年生からは塾では発展的な問題の演習が始まりました。
ここらへんから、生徒によって得意不得意が出てきて差が開いていきます。
私は演習が始まってから段々と成績を上げていきました。それは、頭の良さというよりも基礎をしっかりと理解していたからです。1,2年生の時に、部活で忙しいながらも基礎をサボらずに勉強し、毎回の定期テストで良い結果を残していたことが難しい問題を解くころになってようやく報われました。
このピラミッドの一番下がしっかりしていたので、真ん中の発展的な学力が簡単につきました。逆に発展問題を始めてから成績が落ちる子は、基礎のテストで騙し騙しやっている子が多いでしょう。
7月に部活を引退
週7回続けていた部活は7月に引退しました。
期末テストの少し前だったので、かなり最後の期末テストがかなり楽になった思い出があります。
ちなみに部活を引退した後は、部活だった時間は丸々塾に行って勉強していました。これによって勉強時間が週20時間以上増えました。ここから私の学力は大きく伸びることになります。
部活引退後のスケジュール
平日:学校の後そのまま塾。塾がない日は自習室へ。
土日:1日塾の授業。塾がない日は自習室へ。
部活をしている間は、なんとかついていくことを目標に勉強していました。そして引退してから一気に他の子を抜いていこうと考えていました。いわば、引退するまでは”守り”で引退した後が”攻め”です。
中間、期末テストは楽勝
もうこの時期になってくると学力がついてきているので、定期テスト対策をしなくとも簡単な定期テストでは高得点が取れます。
とは言っても念には念を入れて、テスト1週間前からはテスト対策をきちんとしていったので全教科95点以上を取っていたと思います。
夏休み
夏休みは受験の天王山です。ここで合否が半分くらい決まる気がします。
私は夏休みでかなり勉強して学力を伸ばせたので、夏休みから後はそんなに勉強していません。勉強していないことはないんですが、かなり余裕があったので精神的に楽でした。夏の終わりにある模試で良い結果を残せるように頑張りましょう。
高校に入学してから受かった同級生に聞いてみると、「夏までしか勉強していない」と言っている子が多かったので受かる人はそんなもんなのでしょう。
夏休みで学力を伸ばして、余裕を持つ。これがベストです。とにかく夏休みを頑張れば後は楽になります。
合計300時間以上勉強した
夏休みは合計300時間勉強しました。正確に数えていたわけではないのですが、毎日休憩時間を含めて9時から22時まで勉強していました。
別に勉強以外にやることもなかったので辛くはなかったです。むしろ炎天下で部活をするほうが何倍もキツいですね。こういったところに部活をやっていた経験が生きてくるのだと思います。
内容は、ひたすら演習と解きなおしの繰り返しです。理科と社会はいまだに知識が足りていなかったので問題集を解いていました。どちらも間違い直しに時間をかけて丁寧に勉強しました。
このようにひたすら丁寧に勉強していると、いつの間にか塾内では断トツでトップになっていました。
どうやって集中力を保ったか
毎日10時間以上もどうやって勉強したのか不思議に思う方もいると思います。
私が集中力を保つポイントは2つありました。
1つは、集中できる環境を作ること。私は家では勉強できないので思い切って家では1秒も勉強せずに、塾や図書館でのみ勉強することにしました。家では休むだけです。それもあって、塾や図書館ではよく集中できました。
2つ目は、1日に勉強する目安を具体的に決めていたことです。「今日はこの演習を何回分やる」というように具体的にやる量を決めていました。なんとなく時間だけを決めて勉強するのとでは集中力がかなり変わってきます。
夏の終わりの模試で1位
そうやってひたすら勉強している中、夏休みの終わりには模試を受けました。
この模試で、得意な教科では全国1位、苦手な教科でも3桁に入ることができました。もちろん合格判定は全てA判定。
この結果を受けて精神的にかなり楽になりました。志望校も好きなところを選べますしね。心配をする必要はないわけです。
まとめ
今回は私の中3の春から夏休みまでをお話ししました。
- 塾の授業が増えたので、習い事を辞めた。
- 部活が引退するまでは、塾の授業のついていくことだけを意識した。
- 基礎を固めていたことが、3年生になって初めて報われた。
- 引退してからは、とにかく長い時間、丁寧に勉強した。(夏休みは特に)
- 夏休み最後の模試で良い結果が出て、受験の7割は終わった気がした。
という感じでした。このように体感的には私の高校受験は大半が夏休みで終わっています。それほど夏休みは大切なんです。
後編では秋以降のお話しをします。受験が近くなり、志望校の絞り方や受験当日の話など事務的な話が増えるので特に受験生を持つご両親はご覧ください。
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