うちの子、高校受験が近づいているのに全然勉強しないんです。。。
別に成績がいいわけでもないのに受験勉強をしない子供。親だけが将来の心配をして疲れてしまっていませんか?
私は家庭教師として何人もの中学生を教えてきましたが「うちの子は何を言っても勉強をしなくて困っているんです。どうにかしてください」といった依頼をよく受けます。
私はそういった「勉強をしない子」をなんとか自ら勉強させることに成功させてきました。
勉強をしない子は話し合い、上手く説得することで自ら勉強をしてくれるようになります。
そこで今回は高校受験勉強をしない子に私がいつもどのようにして勉強させているかを紹介します。
Contents
やる気を出すには真剣に話し合おう
勉強のやる気を出してもらうためにやって欲しいことは
真剣に話し合うこと
です。
それだけ?
これまで高校受験や将来について真剣に話し合ったことはあるでしょうか?たぶん多くの方が真剣に話し合えたことはないのでないでしょうか。
「勉強しなさい」は絶対に聞かない
勉強をしない子に「勉強しなさい」と言っても絶対に勉強をしません。
言っても聞かない理由は
中学生は既に立派な大人だからです
中学生にもなると、自分の事は自分で決めます。自分で決めたがるので、人から頭ごなしに言われる命令には無条件で反発したくなります。(思春期ですね!)
勉強しなきゃいけないことを理解してもらう
勉強をしなさいと言っても勉強をしない状況で、中学生の子供に勉強してもらうためには
自分で勉強しなきゃと思い
実際に行動に移してもらう
しかありません。
そのためにはよく話し合い考えを変えてもらうしかやれることはありません。
やる気を持たせるための話し合い
ではいつも私はどのように生徒と話しあって勉強をさせているのでしょうか?
やる気を持たせるために何を話しあっているのかをお教えします。
1.勉強をしない理由、勉強についてどう思っているかを聞く
まず私は
- 勉強をしない理由
- 勉強することについてどう思っているかを聞きます
そうすると多くの子からは
「勉強しなきゃいけないことは分かっている。でも○○だから勉強ができない」
といった回答が返ってきます。
勉強ができない理由はたくさんあります
- 勉強がつまらないから
- 他にやりたいことがあるから
- ついついスマホを触ってしまうから
などです。
でも多くの子は、勉強は必要でやらなければいけないとは感じています。
2.勉強ができない(しない)理由について一緒に考える
次に私がすることは
勉強ができない(しない)理由
について一緒に考える
ことです。今話してもらった原因について
- どうして勉強ができなくなってしまうのだろう?
- 勉強するためにやれることはあるだろうか?
などを一緒に考えていきます。
例えば「スマホを触ってしまうので勉強ができない」なら
- 勉強しなきゃいけないことは分かっていても、ついスマホを触ってしまう
- 勉強する時間を決めてスマホを触らないように工夫する
など、解決に向けて話し合いをしていきます。
この話し合いの中で
勉強をするために
これから何をしていけばいいか
を決めていきます。
これから何をやっていくかも、お子様自身で考えてもらいましょう。もちろん多少はアドバイスはしますよ!
子供も勉強ができないことに悩んでいることも
意外と多いケースが
子供自身も勉強ができずに苦しんでいる
というパターンです。
勉強をしなければいけないことは分かっているのにスマホを手放せない。どうしても体が動かない。勉強ができない自分に嫌悪感を持っている。こういった子も意外と多くいるのです。
そういった子が勉強するためには手助けが必要です。一緒に何ができるかを考えて、一緒に実行していきましょう!
3.次からやることを明確に決める
話し合いでこれからやるべきことが決めたところで、「これから頑張ろうね!」で終わってしまうと、すぐにまた勉強をしなくなります。
話し合いをした後、最後には必ず
これからやること(約束事)を
明確に決めます
例えばスマホの例だと「1日1時間はスマホをお母さんに預けて、リビングで勉強する」だとか「スマホは勉強を終えてから寝るまで(12時まで)にする」などです。
明確にやるべきことを決めることで、実行するハードルは一気に下がります。まずは実現可能なところから約束事を決めていきましょう。
4.受験まで見守る
やるべき約束事を決めた後は、授業の度に毎回できているかを確認します。
どうしても意志は弱いので、ある程度監視しなければやり遂げることはできません。実行できないのならできるルールに変更する。逆にできたなら、もう少し勉強するようにしてみましょう。
他に話すこと
話題としては少し変わりますが、同時にやる気を出させるためにもう1つ話すことがあります。
それは
将来の事について
です。とは言っても「将来何やりたい?」と聞いても「分からない」と言われることが多いです。
私が聞くのはもっと近い将来、高校や大学のことです。
高校や大学でやりたいことを聞くことで、そのために今、勉強しなければいけないことを自覚させます。
やりたいことがあるほど、勉強のモチベーションも上がるので有効ですよ。
高校の文化祭に行くのもすごくお勧めですよ!
まとめ
今回は高校受験勉強でやる気を出さない子にやる気を出させる方法を紹介しました。
私は毎回このようにして生徒のやる気を引き出して少しづつ勉強をさせています。やれそうなことがあったら是非やってみてくださいね!
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