内申点

換算内申とは?素内申、調査書点との違いや高校受験との関係を丁寧に解説します

内申点

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アザラシ塾管理人
中学時代は週7回の部活をこなしながら、定期テストでは480点以上で学年1位。模試でも全国1位を取り、最難関校に合格。 塾講師、家庭教師として中学生に正しい勉強法を教えることで成績アップに導いています。

換算内申って何か知っていますか?

内申というと単純に成績を足し合わせた45点満点の値を指すことが多いですが、換算内申はそれとは違います。

換算内申は高校受験を経験するうえで絶対に知っておかなければいけないことです。しかし、素内申と換算内申と調査書点など紛らわしいものが多いのも事実です。

そこで今回は塾講師や家庭教師として多くの高校受験を経験してきた私が、換算内申についてお話しします。子供の高校受験を控えている方は1度はご覧ください!

換算内申とは?

換算内申とは、素内申に計算を加えたものです。
素内申はそれぞれの教科の成績を合計した値(45点満点)ですが、受験する高校ごとにこの値に補正を加えます。その補正を加えた内申のことを換算内申と言います。

補正の加え方は高校によって変わってくるので全てを紹介することはできませんが、代表的なものについては計算方法を後でお教えします。

管理人
管理人
受験での合否判定に利用するために計算を加えた成績のことを換算内申と言います。

素内申との違い

素内申、換算内申、調査書点について図にしてまとめたのでまずそちらをご覧ください。(図中の満点は東京都立高校を参考にしています)

素内申とは各教科の成績を単純に足し合わせたものです。素内申に計算を加えたのが換算内申です。

実際の受験で利用されるのは換算内申で、素内申は受験では使われません。素内申は大体成績が良いとか悪いとかを知る指標にはなります。

素内申=成績を足した値で、受験で使われない

換算内申=素内申に補正を加えた値で、受験で使われる

といった違いがあります。

これまで換算内申を考えずに素内申の話ばかりしている理由

にわとり母さん
にわとり母さん
受験で使うのは換算内申なのに、どうしてこれまでは素内申を使って話をしてきたの?

その理由は、換算内申が

  1. 受ける高校によって計算方法が違う
  2. 計算方法が面倒なことがある

だからです。

そのため皆で共通な、計算も簡単な素内申の方を一般的に内申といって使っていたんですね。素内申の計算方法は後で少し紹介しますが、特定の教科の成績を2倍したり、1,2,3年生の成績を合計したりと面倒です。そのため計算が簡単で共通の素内申という値が良く話に出されます。

調査書点との違い

もう一つ紛らわしいのが、調査書点という値です。換算内申と調査書点は紛らわしく、素内申との違いの方が大切なので飛ばしてもらっても構いません。

簡単に言うと調査書点とは、換算内申を何倍かした値です。

調査書点=換算内申×○○

公式の入試情報を見ると、

調査書点(300点)と入試の点数(700点)の合計1000満点で合否を判定する

といった趣旨の文言を目にすると思います。

入試では最終的に当日のテストの点数と内申点を合計するのですが、その計算の都合で換算内申を何倍かして調査書点に変換しています。

※一部の都道府県では、複雑な計算で調査書点が出されるところもあります。多くの都道府県では、換算内申を何倍かするだけです。必ずお住まいの地域の計算方法を確かめてくださいね!

管理人
管理人
正直、換算内申と調査書点は教育関係者でも混同しています。(混同というか定義がしっかりしていない)最終的に高校受験で使われるのが調査書点ということ、素内申と換算内申は大きく違うことは覚えておいてくださいね!

高校受験における影響

公立高校受験の一般入試(普通にテストを受けて入学する入試)では

入試本番のテストの点数+調査書点の合計で合否が決定します。

多くの高校では調査書点≒換算内申になっています。そのため、換算内申とは本番の入試の得点と合わせて合否を決める大切な数値になります。

どうして素内申ではなく換算内申が大切なのか

換算内申で注意すべきは、素内申が良ければ必ずしも換算内申が良いとは限らないことです。

次で計算方法についてお話ししますが、特定の教科の成績だけが何倍かされて計算されることもあります。

同じ素内申の子がいても、何倍かされる教科の成績が良い子の方が換算内申は良くなるということです。

換算内申の計算方法

最後に換算内申の計算方法をお教えします。細かい計算をするのは受験前で良いと思いますが、それぞれの都道府県の計算方法の特徴はしっかり押さえてくださいね。

管理人
管理人
副教科が重視されるところや、1,2年の成績も考慮されるところなどそれぞれ特徴があります。

東京都立高校(一般入試)

東京都立高校での換算内申はこのように計算します。計算で使われる素内申は3年の2学期のものです。

主要5教科の素内申+副教科(実技教科)の素内申×2

副教科の素内申は2倍されます。
そのため満点は(主要5教科5×5=25)+(副教科4×5×2=40)=65点になります。

都立高校を目指す子は副教科の成績が非常に重要になってきます。

管理人
管理人
同じ素内申35でも、副教科の成績が良い子の方が換算内申は良くなります。

大阪府立高校

大阪府の公立高校で使われる換算内申はこのように計算します。

(1年生の内申×2)+(2年生の内申×2)+(3年生の内申×6)

教科ごとに比重がつけられることはありませんが、1年生の成績から計算に加えられることが特徴です。3年生の成績が一番重視されるので6倍されています。

とは言っても、1,2年生の内申の影響も非常に大きいです。1年生の時からしっかりと内申対策をすることが大切ですね。

神奈川県立高校

神奈川県立高校で使われる換算内申はこのように計算します。

(2年生の素内申)+(3年生の素内申×2)

こちらも教科ごとに比重がつけられることはありませんが、2年と3年の成績が加味されます。3年の成績の方が重視されるので2倍されます。

埼玉県立高校

埼玉県立高校で使われる換算内申はこのように計算します。

埼玉県は公立高校でも高校によって計算方法は変わってきますが、

(1年の素内申)+(2年の素内申)+(3年の素内申×2)

とする高校が多いようです。

その他の公立高校について

スペースの都合上全ての都道府県での換算内申の計算方法は紹介できませんが、各都道府県や高校のホームページに入試情報として必ず載っていますので一度見てみてくださいね!

まとめ

換算内申とは

  • 素内申に計算を加えた値
  • 入試で合否を決める
  • 各都道府県や高校によって異なる
  • 必ず受けたい高校の換算内申の計算方法を確認する

今回は換算内申がどのようなものかお話ししました。分かっていただけたでしょうか?

管理人
管理人
それぞれの都道府県で代表的な換算内申の計算方法を紹介しましたが、高校によっては計算方法が異なります。必ず、受けたい高校の換算内申の計算方法を確認してくださいね!

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