どうすれば次のテストから点数が上がるのか?
定期テストはその結果が内申点、ひいては高校受験に直結する大切なテスト。ご両親様は毎回さぞかし頭を悩ませれていることでしょう。
実は、正しい勉強法を実践するだけで、定期テストの点数を上げるのは難しいことではありません。
私は家庭教師としてこれまで多くの中学生を指導してきましたが、その中でも定期テスト対策には自信があり、これまで100%生徒のテストの点数を上げることに成功しています。
もしお子様の定期テストの点数をどうにかしてあげたい!と思っているのなら、ぜひこの記事を最後まで読んでみて下さい。どうして確実に定期テストの点数を上げることができるのか、どうすれば点数が上がるのかを知ることができます。
そして、次の定期テストから一気にお子様の点数を上げられるようになるはずです。
Contents
どうすれば定期テストの点数は上がるの?
定期テストの点数は
生徒自身に
十分な量を勉強をさせる
ことで上がります。
そんなの当たり前じゃない?
皆さん難しいことを考えすぎていますが、テストの点数は勉強をしなければ上がることはなく、 自分の頭と手を使って問題を解くときにしか学力はつきません。なら、定期テストの点数を上げるためにはお子様の頭と手を使って問題を解く量を増やすしかないのです。
実際に、私は生徒のテスト対策を行う際には
- テストまでの勉強計画を立てる
- 計画通りのペースで勉強を進めさせる
- 正しい勉強法で効率よく勉強をさせる
という3つを行い、これまでの2倍以上テストまでに勉強させています。これにより、これまで100%点数を上げることに成功しています。
勉強量を増やす以外のテスト対策はほとんど意味がないと言えます。塾に通わせて対策授業を受けても、何冊も参考書や問題集を買い込んでもお子様自身の勉強量が増えなければ点数は上がりませんよ。
たくさん勉強させるためには?
勉強量を増やすためには、勉強計画を立てるということをします。
勉強しているのに点数を取れない子の原因は、どれくらい勉強すれば高得点を取れるかが分かっていないからです。
どれくらい勉強をすればいいのか分からないので自分の感覚で何となく勉強を進める。でも実は勉強量が足りていないというパターンです。
こういった子は、必要な勉強量を教え、それを終わらせられる勉強計画を立ててあげることで一気に勉強量が増えて点数が簡単に上がります。
実際に、私は週1回の授業での宿題チェックと勉強の指示だけで大幅に点数を上げたことがあります。
勉強量を増やすために勉強の計画を立てる。これが定期テスト対策で最も図うようなことと言えるでしょう。
定期テスト勉強の流れ
以上のことを頭に入れたうえで、次のような流れで定期テスト勉強を行っていきましょう。
ステップ1:テストまでにいつから、何を、どれくらい勉強するのか決める
ステップ2:立てた計画に沿って勉強をする
必ずこの2ステップ。特にステップ1が重要なので意識してやってみてください。
ステップ1:勉強計画を立てる
まずテスト勉強を始める前に、テスト勉強の全体像を決めます。
具体的には次の4つの点をお子様に合わせて決めてみましょう。
- テストまでに各教科どれくらい勉強するか
- いつからテスト勉強を始めるのか
- 1日何時間勉強するか
- いつまでにどこまで終わらせるか(中間目標)
とりあえずこの4点をあらかじめ考えて定期テスト勉強に臨みましょう!
各教科どれくらい勉強するか
テストまでに学校から配られた問題集の9割は正解できるまで勉強しましょう。
9割正解できるようになるまでの勉強量は今の学力と定着の良さによって変わりますが、問題集を4周はしたいところです。
いつから定期テスト勉強を始めるか
勉強を始める時期は2週間前から1カ月前です。
既に塾や自習でテスト範囲を勉強して十分理解できていたり、めちゃくちゃ集中して量をこなせるのなら2週間前でもいいと思いますが、そうでない場合は1カ月前から勉強を始めましょう。
1日にどれくらい勉強するか
1日の勉強時間は目指す点数などで変わってくるので一概には言えませんが90点以上の高得点を目指したいのなら、部活の無い日で
平日:5時間
休日:8~10時間
ぐらい勉強できれば大したものです。
理想の勉強時間に関しては点数別にこちらの記事で紹介しているので、1度見てみてください。
いつまでにどこまで勉強を終わらせるか(中間目標)
計画通りに勉強を進めるためには、1週間ごとに中間目標を立てましょう。目標がはっきりすることで勉強のやる気も上がります。
目安は次の通りです。
1週間前までに7割以上仕上げる
1週間前までに7割以上問題集を正解できるようにしましょう。
1週間前からは最後の仕上げと確認
1週間前からは7割覚えていることを10割にする作業と、忘れてしまったことがないかを確認する作業になります。
1週間前から慌てて勉強をするようでは高得点を取ることはできません。1週間前でもそこそこの点数を取れるようにしておき、1週間前からは余裕をもって残りを詰めるというのがポイントになります。
さて、こんな感じでお子様の勉強計画は立てられましたか?勉強計画を立てたらあとは勉強をするだけです。
ステップ2:計画通り勉強をする
さて、勉強の計画が立て終わったら計画通りに勉強をするだけです。
用意するもの
用意するもの
- 学校から配られた問題集
- それがない場合は、教科書準拠の問題集
- 参考書(分からいことができた時に確認するため)
基本的に使うのは、中学校から配られた問題集です。
それがない場合は、中学で使っている教科書に準拠した問題集を購入してください。一応お勧めは文理の教科書ワークですが、身近な書店で買えるもので構いません。進研ゼミの青本と言われる定期テスト対策問題集もよくまとまっていてお勧めです。使う問題集は各教科1冊で十分です。
また、勉強をして出てきた分からないことを解決するために参考書も使います。参考書も良いですが、後で紹介するスタディサプリもお勧めです。
間違い直しと解きなおしに時間をかける
テスト勉強はこのようなサイクルで進めていきましょう。
- 範囲の問題集を解く
- 丸付け、間違い直しをする
- 解説を丁寧に読む
- ①、②、③を繰り返して解ける問題の数を増やす
本当に多くの中学生が間違えているのが、
間違い直しと解きなおしをしない
ことです。問題を解くことよりも大切なのが間違い直しと解きなおしです。
間違い直しをしよう
問題を解いた後、間違えた問題は必ず間違い直しをしましょう。
解説を読んで正しい解き方を理解したり、分からないことがあれば質問をしましょう。分からなかったことを分からないままにしていると、決して成長しません。
質問をしたがらない子にはスタディサプリがお勧めです。これはスマホやパソコンで映像授業を受けられるというサービスで、分からないことがあってもピンポイントの解説授業を受けることで解決することができます。質問をしない子にはぴったりのサービスです。
解きなおしをしよう
間違い直しをしたら、次に必ず問題の解きなおしをしましょう。
問題の解きなおしは、間違い直しで学んだことを定着させるために必須です。間違い直しと解きなおし、この2つをやって初めて学力がつきます。
問題を解くことよりも、間違い直しと解きなおしが大切です。
このようなサイクルを繰り返し、テストまでに問題集を4周することを目標にしましょう。
まとめ
今回は効率の良い中学生の定期テストの勉強法についてお話ししました。
どのように勉強すれば良いか分かってもらえましたか?
何をすればいいか分かっても、お教えした勉強法を実践するのはなかなか難しいかもしれません。
しかし、行動に移せなければ点数が上がることはありません。大変だと思いますが、少しづつでもやれることから始めてみてください!
アザラシ塾の定期テスト対策講座ではさらに細かくテスト勉強のやり方を解説しています。やり方をさらに丁寧に1から解説しているので、もっと細かいところまで知りたい方は見てみてくださいね!
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家庭教師としてこれまで指導してきた子を全員志望校に合格させてきました。
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しかし、そういった実戦的なコツは塾では教えてくれません。
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