国語は勉強するのが最も難しい教科。
- 「どうやって勉強すれば良いのか分からない」
- 「勉強しているけど点数が上がらない」
などなど、勉強のやり方で迷われていることでしょう。
実際、国語の点数は簡単には上がりません。私自身も教えていますが「素質によるところが大きい」と感じます。
じゃあ、点数は上げられないの?
国語は大きく点数を上げることは難しいですが、10~20点くらいなら点数を上げることが可能です。しかし、点数を上げるためには国語の高校入試の形式を押さえたうえで、効率的に対策をしていく必要があります。
そこで今回は
- 高校入試の国語の特徴
- 点数を上げるための国語の勉強法
をお教えします。この記事を読むことで、受験に向けて何を勉強すれば良いのか分かりますよ!勉強法に悩んでいる方はぜひ読んでみて下さいね。
Contents
国語の高校入試問題の特徴
入試問題は5つの分野からなる
国語の高校入試問題は大きく分けて次の5つの分野に分けられます。
国語の入試問題は次の5つから構成される
- 漢字、熟語問題
- 文法問題
- 文学的文章(小説・随筆)
- 説明的文章(説明・論説)
- 古典
漢字、熟語問題
漢字熟語問題は大体入試では10点程度を占めます。割合は低いものの意外と間違える子が多いので、漢字をがっちりと勉強するのが得点アップのポイントです。
文法問題
文法問題は出題されないか、出ても5点分くらいです。割合が低いですが、5点でも絶対に取りに行くのが国語では大切。志望校で文法問題が出ると分かっているときは対策をしましょう。
残りの長文読解
残りの
- 文学的文章
- 説明的文章
- 古典
をまとめて長文読解と呼びます。(古典を含めるかは微妙ですが)
長文読解の割合は80~90点。試験のほとんどを占めます。
もちろん1番大切なのですが、長文読解は簡単には点数は上がりません。問題を解くだけ点数が上がっていくというわけでもありません。だから国語の勉強は難しいのです。
高校入試の国語は時間制限が厳しい
国語の高校入試問題で絶対に抑えておいておかなければいけないのが
高校入試の国語は時間がない
ということです。例えば東京都立高校の国語では50分で漢字、小説文、論説文、古典を200字の作文を含めて解かなければいけません。どの長文もボリュームがあり、平均的な学力の子では解き終わりません。
そのため、かなりのスピードで文を読み、悩まずに選択肢を選べるようにならなければいけません。
高校受験の国語で高得点を取るためには、常に時間を意識して勉強を続けなければいけません。
高校受験の国語の対策
では具体的にどのような対策をしていくべきかお話しします。
分野別に勉強をしよう
国語は今お話しした5つの分野ごとに勉強を進めていくことになります。
それぞれ独立してるので、並行して勉強を進めなければいけません。
漢字の勉強法
漢字の勉強法は、漢字の問題集を買ってやるだけです。1回では覚えきれるわけがないので、必ず何度も繰り返し解くようにしましょう。
学校から漢字の問題集が配られているならそれで十分です。
漢字の勉強は単調でつまらないですが、漢字では必ず満点を取れるように力を入れて勉強をしましょう。手を抜く子が多いですが、国語では漢字が1番大切と言っても過言ではありません。
漢字が点数アップのカギ
国語の点数アップのカギは漢字です。
漢字は勉強すれば必ず正解できるようになりますが、みんな意外と間違えています。大体4~6点くらいは漢字で失点していますね。
漢字の失点を押さえるだけで簡単に点数は上がります。毎日少しづつで良いので漢字の勉強をしましょう。
文法の勉強法
文法は志望校で出題されないなら勉強しなくてもいいと思います。
出題される場合は、正解できる自信がつくまでじっくりと文法の問題集を解きましょう。漢字と同様に勉強すれば取れる文法問題を確実に正解することが大切です。
長文読解の勉強法
残りの長文読解も問題集を使ってたくさんの問題を解きましょう。
しかし、ただ解くだけではなかなか点数は上がらないのでお教えするポイントを意識しながら解いてみてください。
時間を意識する
長文読解を解くときは必ず時間を計って、制限時間内に終わるように解きましょう。制限時間は問題集に書かれていると思います。
国語は時間制限が厳しく、ゆっくり解けても意味がありません。妥協しつつ素早く解く力をつけるために必ず時間制限をつけて解きましょう。
理由を持って選択肢を選ぶ
長文読解では選択肢問題がたくさん出てきますが、選択肢を選ぶときは必ず理由をつけるようにしましょう。
国語では「何となくこれかなぁ」と感覚で選択肢を選んでしまう子が多いですが、それはやめて下さい。何となくで選択肢を選んでいると正解でも、不正解でも成長しないからです。
自分なりに理由をつけて選択肢を選べば、間違えても解説を読んだ時に「ここの考え方が違ったのか」と学ぶことができます。
早いうちからたくさん解く
国語の読解力はすぐには身につかないため、できるだけ早く対策を始めるようにしてください。苦手意識があるのなら中3になる前、1,2年生から始めることをお勧めします。
読解力をつけるためにはひたすら解くしかありません。国語は中1からでも解けるので早めに少しづつ対策をしていきましょう!
人に見てもらう
国語の記述問題、特に作文の問題はできれば人に見てもらいましょう。塾の先生にお願いしたり、ご両親が見ても構いません。
記述問題を自己採点することは不可能です。せっかく解いた問題はできれば採点して次に生かしたいので、ご両親でも良いので解答・解説を読みながら採点してあげてください。
過去問演習(実践演習)のやり方
受験が近づくと志望校の過去問を解き始めます。過去問演習はこれまでつけてきた各分野の力を試す演習です。真剣に取り組みましょう!
過去問演習もこれまでと解き方は同じ
過去問演習も総合問題なのでこれまでと解き方は同じです。
過去問は制限時間が決まってますからその時間内で解ききるように緊張感を持って臨みましょう。
時間配分を意識しよう
これまでは1題解いて終わりでしたが、過去問演習では3題の長文を1つの制限時間で解くため時間配分が非常に重要です。
ただ前から解くのではなく、どの問題にどれだけ時間をかけるのかを考えながら解くようにしましょう。
おわりに
今回は高校受験に向けた国語の勉強法をお教えしました。
なかなか大変な教科ですが、高校受験に向けて今何をすればいいのか分かってもらえましたか?
高校受験勉強は大変ですから、できるだけ効率の良い方法で取り組みましょう。このブログでは他にも高校受験勉強についての勉強法を解説しているのでぜひ見てみて下さいね!
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