社会の覚え方は、同じ問題を繰り返し解くことで覚えていきましょう。ただ何度も書くのではなく、「覚えようとする」ことが効率を上げるコツです。
中学社会は暗記科目です。結局はたくさんの事を覚えなければテストで良い点数は絶対に取れません。
しかし、暗記が苦手と言っていつもテストで悪い点数を取ってしまうお子様も多いのではないでしょうか?
そういった子の多くは暗記が苦手なのではなく、暗記法が悪いことが多いんです。
そこで今回はテストでの高得点に直結する高校受験の社会の覚え方について解説したいと思います。
私自身、この覚え方で中学時代は忙しい中でも全国トップクラスの成績を社会では取っていました。家庭教師として指導を行う際も生徒にはこの方法を教えて、実際に成績を上げています。
Contents
社会で覚えることが苦手な子の原因
社会で覚えることが苦手な子の原因は
覚え方が悪い
これだけです。「暗記能力が~」とも言えますが、公立中の生徒の中で能力がそこまで大きく違うことはありません。それよりも暗記のやり方の方が大切です。
今は
- 単語帳を作る
- 教科書にマーカーを引く
- まとめノートを作る
- 問題集を1回解く
こういった方法で暗記をしている子が多いでしょう。
ただその方法では結果は出ません。そもそも覚えきれないか、覚えた気でいてもテストでは正解を書けないといった状態でしょう。
1度お子様に
- どんな勉強法をしているのか
- どうして社会で良い点数が取れないと思っているのか
聞いてみてください。たぶんそんな感じの回答が返ってきます。
社会で暗記をする際にやって欲しいことは
問題集を3周、4周解くこと
です。この方法に変えてもらえたら確実に点数は上がります。
具体的な社会の覚え方
社会の暗記はこのようにやりましょう。
- 覚えたい範囲の問題集を解く
- 間違い直しをして、正しい答えを知る
- 間違えた問題を解きなおして、覚えたかを確認する
- ②と③を繰り返して全ての問題を解けるようにする(大体3,4周)
全ての問題を解けるころには、全て覚えきれています。このように問題を何度も解く中で暗記をするのが効率が良いんです。
解くときのポイント
解く際のポイントが2つあります。どちらも
すぐに答えを見る
少しでも悩んだら、すぐに飛ばして後で正しい答えを確認しましょう。
社会では、正しい答えを覚えるために問題を解いているので、悩むだけ時間の無駄になります。分からない問題はすぐに飛ばして、効率よく勉強を進めましょう。
自己満足しない
2つ目のポイントは自己満足をしないことです。
「単語帳を20分勉強したから」「それぞれの単語を10回ずつ書いたから覚えているはずだ」と満足をしてテストで全く書けないという子がいます。
これは、覚えるという行為自体に満足してしまっているからです。
目標はあくまでテストで答えられるように覚えることです。「何をしたか」を考えるのではなく、「覚えたか覚えてないか」だけを考えて全てを覚えきるまで勉強しましょう。
使う問題集
使う問題集は今あるもので構いません。
社会の問題集を1冊も持っていないのなら、学校で使っている教科書に準拠している問題集を何でもいいので1冊購入して使いましょう。
3,4周することを考えて、やり切れそうな量の問題集を選びましょう。
この覚え方が良い理由
この社会の覚え方は最も優れていると自信を持って言えます。それにはいくつかの理由があります。
”見て”覚えるより”書いて”覚えるほうが良いから
社会で覚えられないという子の多くは
教科書や単語帳をじーっと見て覚えようとしています。
これでは覚えられないのも当然です。なぜなら”見て”覚えるのは非常に効率が悪いからです。
それよりは確実に
答えを書いて覚えたほうが効率的です
テストで活かせる知識がつくから
もう一つ、社会が苦手な子がよく言うことが
覚えているのに書けなかった
ということです。これは単語帳などでひたすら覚えるべき重要単語だけを覚えてしまうと起こります。
どういうことかと言うと。。。
単語帳でひたすら「坂本龍馬」と覚えたとします。するとこの子は知識として「坂本龍馬」は覚えたことになります。
しかしテストで
幕末に活躍し、薩長同盟の成立に関わった土佐藩出身の武士は?
と聞かれても、坂本龍馬と答えられません。なぜなら「坂本龍馬」だけしか覚えていないからです。
テストで答えるためには、
「幕末に活躍し、薩長同盟の成立に関わった土佐藩出身の武士の坂本龍馬」
と覚えていなければいけません。
問題を繰り返し解いて覚えると、実際にテストで出題される形で覚えることができます。そのため、
テストで活きる知識をつけることができます。
「漢字分からない問題」も解決できるから
社会で意外と多く発生するのが「漢字が書けない」ということです。
これって教えてると分かるんですが、思っているよりもみんな失点しているんですよ。これも書いて覚えることで解決できます。
まとめ
今回は、中学社会の覚え方についてお話ししました。覚え方は
問題集を繰り返し解いて覚える!
ということでした。
社会は勉強すれば良い点数が取れる教科です。受験でも1番のキーポイントになります。合格できるように正しい勉強法で勉強しましょう!
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