うちの子も勉強するには勉強しているのだけども、もっと勉強したほうが良いのか、それとも勉強し過ぎなのか気になりますよね。
みんなはどれくらい勉強しているのか?良い成績を取るためにはどれくらい勉強すれば良いのか?勉強時間は1つの分かりやすい指標なので知りたいですよね。
参考となる勉強時間を紹介しますが、実は勉強時間よりも大切なのは集中力です。
長い時間勉強すれば良い結果が出ると思うかもしれませんが、そうでもありません。
そこで今回は、中学生の平均や理想の勉強時間をお話しした後に、成績を上げるために勉強時間より大切なことについてお話しします。
この記事を見ることで、どれくらい勉強すれば良いのか、成績を上げるためには勉強時間を伸ばす以外に何をすればいいのか知ることができますよ!
Contents
平均と理想の勉強時間
中学1,2年生の勉強時間をお話しします。受験生である3年生と、定期テスト前の勉強時間は大きく変わってくるので別の記事でお話しします。
受験生とテスト前の勉強時間
それぞれこちらの記事を参考にしてください。
平均的な勉強時間
まずは平均的な勉強時間について見ていきましょう。
ベネッセの2015年の中学2年生に対するアンケートの結果では、平日の勉強時間の平均は90分でした。(ベネッセ総合教育研究所 「第5回学習基本調査」データブック [2015] https://berd.benesse.jp/shotouchutou/research/detail1.php?id=4801 )
ということは月曜から金曜日で合計7時間30分勉強していることになります。
この勉強時間はすごく多いと思います。ちょっと信じられないくらいです。
これには塾の時間も含まれています。中学1,2年生が塾に通うと、週2回それぞれ2時間30分ほどの授業を受けるところが多いので、塾で勉強する時間が5時間、宿題をやる時間が2時間30分といったところでしょうか。
塾に通っていない子も合わせてもこれだけの時間勉強しているというデータが出たのは驚きです。
理想的な勉強時間
理想的な勉強時間
- 平日なら週2,3回、2時間以上
- 月曜から金曜まで合計して6時間ほど
- 土日は勉強できるなら合計3時間以上は勉強しよう
これぐらい勉強できれば十分です。平均的な時間は7時間30分ともっと多いですが、そこまで勉強する必要はありません。もちろんそれくらい勉強できるに越したことはないですが。
大切なのは時間ではなく、集中力です。
勉強時間より大切なこと
親としては、目に見えてどれくらい勉強しているのかということが気になると思います。
しかし、実際にテストの出来を左右しているのは勉強時間ではなく集中力です。これは何人もの中学生を教えてきた経験から断言することができます。
人によって同じ時間勉強しても勉強量が2倍も3倍も変わってきます。もちろんある程度の勉強時間は必要ですが、長い時間勉強することで集中力が下がてしまっては逆効果になってしまいます。
集中力の大切さ
「とりあえず長い時間勉強すれば良い結果が出るのではないか」そう思われる方は多いですが、それは間違いです。私はその考えでとりあえず長い時間勉強したけど、全く成績が上がらないという子を何人も指導してきました。
そういった子を指導してみると、長い時間勉強しているのに解いている問題の数が非常に少ないことに気づきます。4時間の自習の時間で解く問題の量が、2時間の私の授業中に解く問題量よりも少ないんです。
これでは長い時間勉強しても、意味がありませんよね。
身近な例から学ぶ集中力の大切さ
「部活で忙しい子は勉強で良い結果を出せないだろう」と思いますよね。しかし実際は多くの子が部活で忙しいにも関わらずいい結果を残していたりします。周りにもそういう子いませんか?
私も中学時代は週7回の部活で勉強に使える時間は他の子よりは少なかったです。しかし勉強では結果を残して最難関校に進学することができました。同じ入試で入った同級生に話を聞いても、私の勉強時間は抜きんでて少なかったです。別に同級生と比べて頭が良いというわけでもありません。
私が合格できた理由は、勉強時間は少なかったけど勉強量は同じくらいだったからです。つまり勉強の効率が良かったからです。
私は効率的な勉強法をしていたのと部活の合間でも集中して勉強していたことから、勉強時間は少なくても学んだ量は同じだったんです。
このように集中力で(と勉強法で)、勉強時間をひっくり返すことができます。
結果が出ないことに焦って勉強時間を伸ばしてはいけない
結果が出ないからと言って勉強時間を伸ばそうとしても、長い時間勉強する分集中力が落ちてしまって逆効果になることがあります。
もちろん集中力が続く範囲で勉強時間を延ばすことは良いことですが、同時に集中力を上げる対策や効率的な勉強法に変えるということもしましょう。
勉強時間ではなく、どれくらい勉強したかを指標に
勉強時間ではなく、どれくらいの量勉強したか(問題集を何ページ解いたか)を意識することをお勧めします。
これによってだらだら勉強しているとすぐに分かります。
人と同じ勉強時間×人より効率的な勉強法
勉強時間については人より多くする必要はありません。睡眠時間を減らしても逆効果になるだけです。
結果を出すためには、平均的な勉強時間で、他の人よりも効率的に勉強することを目指しましょう。これで人よりも勉強量は多くなります。
もちろん極端に勉強時間が少なくなるのはダメなので最初に話した勉強時間を参考にしてある程度は勉強するようにしてくださいね!
まとめ
今回は中学生の勉強時間と集中して勉強することについてお話ししました。
どれくらい勉強すればいいのか分かってもらえましたか?
ただ勉強時間を増やすよりも、効率を上げることが大切です。
他にも成績を上げるための様々なコツをこのブログでは発信しているので是非他の記事も見てみてくださいね!
アザラシ塾は家庭教師の管理人がたどり着いた本当に結果が出る定期テスト対策や高校受験対策を伝えるブログです。このブログを見た1人でも多くのお子様の成績を上げることを目指しています。
TwitterとLINEより最新情報や季節ごとのお役立ち情報をお伝えしています。
合格率100%!
高校受験合格の秘訣を教えます
塾だけで合格できますか?
家庭教師としてこれまで指導してきた子を全員志望校に合格させてきました。
受験で志望校に合格するためには、お子様とご両親が正しい考え方で長期的な戦略を立てること、そして入試で1点でも多く点数を取るためのテクニックを身につけることが大切です。
しかし、そういった実戦的なコツは塾では教えてくれません。
塾に通って言われるまま勉強をするだけでお子様は志望校に合格できそうですか?
対策講座でお教えする全ての内容は今のままでは届かないワンランク上の志望校への合格を後押しするでしょう。
合格率100%の指導の秘訣をお教えします。