子供の始めての期末テスト。上手くいくか心配。。。
中学1年生の初めての期末テスト。中間テストより大変と聞くので、中間テストが上手くいった子でも心配になってしまいますよね。
期末テストは中間テストよりも教科数が多く、高得点を取ることは簡単ではありません。中間テストは高得点でも、多くの子は点数を大きく下げることになります。
しかしそんな期末テストと言えど、きちんと正しい勉強法で勉強することができれば高得点を維持することも可能です。
そこで今回は、お子様の初めての期末テストを迎える方に向けて、そもそも期末テストとは何か?というお話から高得点を取れる勉強法までをお話しします。
Contents
期末テストとは?
そもそも期末テストって?
初めての期末テストに向けて、まず知っておくべきことを簡単におさらいしておきましょう。
中1の期末テストの時期
期末テストは学年にかかわらず、各学期の最後の方にあります。
多くの中学校で1学期の期末テストは、7月前半~中旬にかけて行われます。
中1の期末テストの試験日程
期末テストは試験科目が多いため、3日間かけて行われることが多いです。
中1の期末テストの試験科目
期末テストでは、中間テストと同じ主要5教科のテストに加え、体育、美術、音楽、技術・家庭などの実技教科(副教科)の試験も行われます。
ただし、実技教科の試験はすべての教科で行われるわけではなく、一部の副教科だけのテストが行われることもあるようです。
期末テストの試験科目
- 国語
- 数学
- 英語
- 理科
- 社会
- 体育、美術、音楽、技術・家庭(全てのテストがあるわけでもない)
中1の試験前の休み
試験科目数は増えますが、試験前の部活の休みは変わらず1週間前からの中学が多いです。
特に1学期の期末テストは時期的に夏の大会と被って1週間前の休みがなくなることも。どちらにせよ休みは増えずに教科数が増えるわけですから、中間テストより早い時期から勉強を始めなければいけません。
中1の期末テストで高得点を取る勉強法
期末テストでも高得点を取るコツはおおきく2つあります。この2つを意識しながら勉強していくことで高得点を狙うことができます。
1.勉強計画を立てて、計画通りに勉強する
期末テストは中間テストに比べて教科数が多くなります。
そのため、中間テストよりもさらに計画的に勉強をすることが大切になってきます。 お子様は勉強の計画は立てているでしょうか?もし立てていないのなら、これからのテストで高得点を取ることは一気に難しくなります。
勉強計画を立て、テストまでに十分な量を勉強することができれば高得点を取れます。こう言ってみると、高得点を取ることは簡単に思えますね。笑
実際は「勉強計画を立てて計画通りに勉強する」というところが難しいのですが、そのやり方はこちらのnoteで解説しています。
2.問題集を繰り返し解く
テスト勉強でもう一つ意識して欲しいのは、問題集を繰り返し解く形で勉強を進めるということです。
テストに向けてひたすら暗記する子は多いですが、ただ覚えるだけでは試験で使えない死んだ知識しか身につきません。頑張って覚えたのにいざテストでは答えることができない、「知っていたのに~~!」という状況です。
それを防ぐためには問題集を解くという、テストにより近い形での勉強を通して暗記をしていかなければいけません。
また、問題集は1冊を3周以上解いて初めて勉強効果が生まれます。そのため1周しか解かないという勉強法は全くの無意味。時間の無駄になってしまいます。必ず問題集を解くときは3回以上繰り返し解くようにしましょう。
中1にありがちなNG勉強法
勉強をしている割に結果が出ないNGな勉強法をいくつか紹介します。
1.毎日なんとなく勉強する
毎日空いた時間に、好きな教科を勉強する。こんな感じで勉強をしていませんか?
とりあえず勉強をやればいいと思っている子は多いですが、計画を立てずに好きなように勉強をしていては期末テストでの高得点は望めません。
期末テストの出題範囲は広く、勉強機関も長いです。テストまでに万全の状態に仕上げるためには勉強計画を立て、計画通りに勉強をしなければいけません。
2.ひたすら単語を覚えようとする
単語帳を作ってひたすら単語を覚える。社会や英語ではよくみられる勉強法ですが、この勉強法は点数には結び付きません。
単語帳のようにとりあえず知識を頭に入れる作業のことをインプットと言います。対して試験の問題を解くために知識を使う作業のことをアウトプットと言います。
インプットの勉強ばかりしていてもアウトプット、つまり問題を解けるようにはなりません。そのため問題集を解くなどのアウトプット型を中心にして勉強を進めていきましょう。
3.一夜漬け
テスト前日に夜遅くまで勉強してなんとか間に合わせようとする子も多いでしょう。しかし、この勉強法は期末テストでは絶対に避けたいやり方です。
頑張って勉強している様子に見える一夜漬けですが、覚えたことの半分以上のことは明日のテスト当日には忘れてしまいます。忘れていることがそんなにあるのなら高得点を狙えるわけがありません。
何度も言いますが、期末テストはとにかく計画性が重要。逆にテスト前日にはやることがない!というくらい勉強をすることが理想です。
中1の期末テストは点数が下がりやすい
注意しておきたいのが、1年生の期末テストは最初の中間テストに比べて点数が下がることが多いです。
点数が急に下がってしまう理由は次のようなものがあります。
1:1年の最初の中間テストは簡単だから
1年の1学期の中間テストは良い点数だったのに、期末テストから点数が下がったという子は多いですが、それは当然と言えば当然です。
なぜなら1番最初の中間テストは
- 内容自体が超簡単
- 先生が簡単めにテストを作る
ということがあるからです。正直、勉強しなくても良い点数を取れる子も多いと思います。
期末テストからは段々と難しいテストになりますし、授業の内容も難しくなってきます。そのため同じように勉強をしているままだと自然と点数は落ちます。
2:期末テストは勉強範囲が多いから
期末テストは中間テストの教科に加え、実技教科の分だけ教科が多くなります。
当然それだけ勉強量も増えるわけですから、テスト対策を開始する時期を早めるなど、勉強時間を増やす工夫をしなければいけません。
それでも中間テストと同じように勉強をしていれば、1教科当たりの勉強量は減り、点数は下がってしまうわけです。
実際、1年生の最初からずっと点数を維持できる子なんてほとんどいません。むしろ最初の点数が特別高いだけとも言えます。
だからと言って、お子様のテストの点数がどんどん落ちていくのをただ見守っていくわけにはいきません。定期テストの結果、そこから決まる内申点は高校受験を決めるといっても過言ではありませんから、気づけば行きたい高校にはいけないという状態になってしまいます。次のテストからは点数を持ち直せるように何か対策を行わなければいけません。
落ちてきた点数を上げるために
じゃあ落ちてきた点数を上げるためには何をすれば?
私が生徒の定期テストの点数を上げるためにいつもしていることは、
根本的な勉強の仕方を教え、
生徒の勉強の計画を立て、
計画通りに勉強をさせる
ということです。定期テストは結局のところ、生徒自身が勉強しなければ決して点数が上がることはありません。定期テストで高得点を取れるかどうかは、お子様が十分な量を勉強できるかにかかっています。
しかし、この十分な量を勉強する。というのは簡単なことではありません。
十分な量を勉強するというのは
- 5教科の広い範囲を
- 数週間の期間で
- 隅々まで勉強しきる
ということです。これは、中学生になったばかりできちんと勉強をした経験のない子にできることではありません。
そこでお子様が点数を上げるためには、根本的に勉強のやり方を教えてあげなければいけません。最初のうちは教えるだけではできないので、一緒に勉強計画も立てます。それが私がいつもやっていることです。このような基礎からの対策を行うことで、簡単に点数は上がります。
私が実際に生徒に教え、実践していることについては全てをアザラシ塾式テスト対策法でお話ししています。
まとめ
今回は中1の初めての期末テストがどのようなものか、そしてその勉強法についてお話ししました。
期末テストは中間テストよりも教科数が多く、大変なテスト。 計画立てて勉強ができないと高得点は難しいです。
色々とお話ししましたが、中1の最初の期末テストなら失敗してもいいと私は思います。とりあえず中間テストよりも少し頑張って勉強して受けてきてみてください。
受けてみて満足いく点数が取れなかった場合は、必ず対策を行わなければなりません。そのまま放置するとどんどん点数は下がっていってしまいます。
手遅れにならないうちに、早めに対策をしましょう。
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