新型コロナウイルスの休校も長引き、高校受験への影響も無視できなくなってきました。中3のお子様を持たれている方は気が気ではないですよね。
一時は9月入学案も盛り上がりましたが、どうやら実現する可能性は低いように感じます。授業時間が大幅に短くなった今年、高校受験はどうなってしまうのでしょうか?
そこで今回は今のまま(4月入学)だと高校受験がどうなるのか?私なりの予想をお話しします。
1.入試の出題範囲が狭まる
まず、入試で出題される範囲が大きく縮小されることが考えられます。
入試までに従来の範囲を授業しきることはおそらく無理。そこで、入試までに授業が終わった範囲までが試験の対象となると予想されます。
1月上旬に試験がある高校では中3の2学期までの範囲を入試問題の範囲とすることがあります。夏の模試でも試験範囲は○○までと指定されていますよね、あんな感じです。同様に今年は全ての高校の入試で試験範囲が狭まる可能性があります。
具体的には
- 数学の円や三平方の定理
- 英語の関係代名詞
- 理科の天体やイオン
- 社会の経済範囲
などがテストでは問われなくなるかもしれません。(授業する順番は中学によって違うのでどこが省かれるかは分かりません。)
2.高校受験での内申点の扱いはたぶんそのまま
「テスト範囲が狭くなる分、内申点の重要性が増してしまうのではないか」と恐れている方もいるかもしれません。
しかし、内申点の占める割合が増える、内申点の重要性が増すことはたぶんないと私は思います。
なぜなら現時点でそんな変更をしても今更対処できないからです。埼玉県や神奈川県は中2の内申点も受験で使われます。中2の内申点はもう出ているので後出しで制度を変えることになります。
そんなことをしてしまうと有利な子と不利な子に分かれてしまい不公平ですよね。なので内申点の重要性が増すような変更は行われないと考えられます。
3.入試問題は簡単になるかも
2021年の高校入試の入試問題は例年より簡単になるかもしれません。
おそらく2021年の入試では国や県から各高校に”特別な配慮を求める”通達が行われると考えられます。”特別な配慮”として一番効果的なのが入試問題を簡単にすることです。
今年の入試問題をわざわざ難しくさせる理由もありませんから、かなりの確率で入試は簡単になるでしょう。
問題が簡単になると合格するためには基礎問題を1つ残らず正解する力がさらに重要になってきます。普段からケアレスミスには気をつけて勉強しましょう。
おわりに
今回は6月から学校が再開され、2月に入試が行われる場合に予想されることについてお話ししました。
しかし、今後どう状況が変化するかは分かりません。
このアザラシ塾では何か変化が起こるたびにお役に立てる情報を発信していきます。今後もぜひ困ったことがあったら見に来てくださいね。
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