高校受験のもう直前なのに、毎日のように子供が「受かる気がしない」と言っている。親は何をしてあげられるの。。。?
高校受験が近づいてくると誰もが不安になります。
勉強すればするほど「受かる気がしない」と感じてしまう子も多いでしょう。そうすると、親のように近い人にはどうしても弱音を吐いてしまうものです。
とは言っても、弱気になって苦しんでいる子の姿を見ると「どうにかしてあげたい」と思いますよね。
また、試験の事を考えても「受かる気がしない」と弱気になるのはいけません。
「私は受かる!!」と自信を持って試験に臨むことができれば同じ学力でも合格できる確率は上がることでしょう。
ぜひご両親の声がけで「弱気」を「自信」に変えたいとこです。
そこで今回は、「受かる気がしない」と高校受験前に言っている生徒に私が行っている3つの事を紹介します。
お子様が弱気になっているときには、ぜひ真似をして自信を持たせてあげてみてください!
Contents
ポジティブに考えるべき理由
なぜ「弱気」がダメで、「自信」が良いのか。
それにはちゃんとした理由があります。
本番の試験は学力以外に左右される
高校受験本番の試験の結果を左右するのは学力だけでしょうか?
そんなことはありません。もちろん学力はすごく大切ですが、本番の試験の結果は学力以外の多くの要素に左右されます。
特に影響があるのが「メンタル」です。「自信」を持っている子は受かりやすくなります。
本番の試験では全力を出せない
受験本番では誰もがものすごく緊張します。
吐きそうになる子もいますし、泣き出しそうになる子もいます。一見普通そうな子でも誰しもものすごく緊張します。
そのような緊張した状況では誰もが自分の力を100%出し切ることはできません。
その中でも「本番に強い子」は100%に近い力を出しますが、「本番に弱い子」は50%も出し切れないことも。
元の学力に差があっても何%の力を出し切れるかで容易に逆転が起こります。
どれくらいの力を出せるか
これが高校受験本番の合否を決める鍵になってきます。
もちろん元の学力も大切ですが、本番でどれくらいの力を出せるかも同じ位大切です。
どれくらい力を出せるかを左右するのが「自信」
じゃあどうすれば少しでも多くの力を出せるの?
高校受験本番でどれくらい力を出せるのか。それを左右するのが自信です。
入試では基本的に何か予期せぬことが起こります。
- 簡単なテストだったけど解けなかった
- 過去問では簡単だった教科が難しくなってた
- 時間配分を誤って終わらなかった
このような予期せぬことはみんなに起こります。みんなに起こり、みんな動揺します。
しかし、その後が違ってきます。
自信がある子は動揺しても「でも俺は受かるはずだからこれくらい大丈夫」と気持ちを切り替えてその後の教科に臨めます。
自信がない子は一度動揺してしまうと「やっぱり私はダメだ。落ちたに違いない」と動揺し続けさらに大きなミスを招きます。
結果として自信がある子は全体的には力を出し切れ良い結果を残せますが、自信がない子は動揺して全く力を出し切れずに終わります。
このように「弱気」か「自信」かは合否を左右します。
できれば自信を持って受験に臨みたいところです。
1.親は常にポジティブに
まずご両親は常にポジティブにいましょう。
親までも弱気になってしまうと、子もさらに弱気になってしまいます。
心の中ではお子様よりも弱気になっているかもしれません。でもそれは子供に見せず、必ず子供の前では「受かることが当たり前」という風にポジティブな姿を見せましょう。
2.子供が自信を持てるように説得する
私は生徒に自信を持ってもらうために受かる理由を説明し、納得して自信を持ってもらっています。
次のように話をして自信を持ってもらっています。ご両親も同じように説得をしてみてください。
まず自信を持つべきことを話す
まず私が話すのは、自信を持つべきこと。自信を持たなければいけないことです。ちょうど最初に話したことですね。
自信は意識的に持とうとしないと持てないので、少し無理にでも自信を持とうとしてもらいます。
自信を持てる理由を何個か話す
「自信は持たなきゃいけないんだよ~」という話をした後には、「でも君は自信を持てるよ!だって○○だもん」といった自信を持てる理由を話します。これにはいくつかあるので、その子が当てはまるものをいくつか選んでお話ししています。
普通に成績が良いから
普通に成績が良い子は、成績を引き合いに出せばいいでしょう。
A判定だったら「落ちた人見たことない」とか言えばいいですね。
たくさん勉強してきたから
そこそこ勉強してきた子は、これまでの勉強量を引き合いに自信を持ってもらうこともできます。
「これ以上勉強できないくらい勉強してきたでしょう?他の受験生より勉強しているのだから絶対受かる」と、こんな感じですね。
本番に強いから
部活を頑張ってきた子は本番に強いからという理由もあります。
「部活では緊張する試合を何回も乗り越えてきた。だから緊張する本番の受験でも他の人より力を出せるよ」といった感じです。
受かる気がするから
私が受かる気がするから受かる。といった主張です。意味が分からないと思いますが私も意味は分かりません。
「なんか君は受かる気がするね。」みたいな感じで伝えます。案外これが1番有効だったりします。(私の指導経験から信憑性が増すという部分もありますが。)
神様が見ているから
これは私自身が受験生の頃に親からよく言われたことです。
「神様が見ているから受かる」と言われました。(ちなみにうちの家は特に信じている信仰があるわけではありません。)
そもそも何か善い行いをした記憶もないので、よく分からないことを言っているなぁと思っていましたが、毎日のように言われると何となく受かる気が湧いてきました。(催眠ですね笑)
根拠なき自信を持たせよう
いくつか理由を話しましたが、実は最初の1つ以外は論理的な理由になっていないのに気づきましたか?
「本番に強いから」とかはなんとなくそれっぽいですが冷静に考えれば意味不明です。でも意味が分からない理由で良いのです。
高校受験で大切なのは、根拠なき自信を持つことです。
理由付けはなんでもいいから、自信を持って受験に臨むこと。これだけで合格率は上がります。
この根拠なき自信は1流のスポーツ選手など持ち合わせている大切な大切なメンタルの調整法です。気になる方は「根拠なき自信」で調べれば詳しい情報はたくさん出てくるのでそちらをご覧ください。
きっかけとなる理由は何でも構いません。何かそれっぽい理由を見つけて、それを本人に伝えて自信を持ってもらえるように説得しましょう。私の親のように意味の分からない理由でも毎日続ければお子様の自信につながるはずです。
3.志望校を見直す
3つ目のやるべきことは180度話の内容が変わります。
本当に受かるはずがない状況で「受かる気がしない」と感じていることもあります。その時は自信でどうにかなる話ではないので志望校の見直しを考えましょう。
模試でずーっとE判定の高校を受験しようとして「受かる気がしない」と思うのなら、それは当然です。
受かるはずがない高校を受験するのは、受けるまでは精神的に楽ですが実際に良いことは何もありません。
ナーバスになっているのではなく、事実として受からない場合は受験校の見直しも考えて見て下さい。
まとめ
今回は子供が「受かる気がしない」と弱気になっているときに親ができる3つの事を紹介しました。
参考にはなりましたか?
最初にお話ししたように、試験本番でのメンタルは想像以上に合否を左右します。無理にでも自信を持って受験することが大切です。
子供に自信を持ってもらうためには
- 親がポジティブにいること
- 些細な理由から根拠なき自信を持たせるようにそれっぽく話すこと
が大切です。ぜひ試してみてくださいね!
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