「管理人さんは、実際に中学時代にどのような勉強をしていたのか知りたい」「管理人さんは実際に定期テストと部活の両立をどうしていたか知りたい」という質問をいただくことがあります。
このブログでは定期テストの勉強法を解説していますが、実際に私がどのように勉強をして毎回の定期テストで高得点を取っていたのか、部活と両立していたのかを知りたい方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は実際に私が中学生の頃はどんな勉強法をしていたかを今回はお話ししたいと思います。
私は5教科合計で480点を毎回超えており、内申はもちろん5でした。部活もテスト前まであることも多く、そこも上手く両立しながらテスト対策をしていました。
- 定期テストで子供に高得点を取って欲しい方
- 満点近くを取っている子の勉強法を知りたい方
- 部活との両立をどうしていたかを知りたい方
Contents
私の中学生活
私は中学時代部活に入っていて、それも結構ハードな部活でした。
活動日は毎日で、週1回だけ早めに部活が終わる日がありました。テスト前は(大会がなければ)1週間前から部活の活動はありませんでした。部活が終わって家に帰るのは大体7時前でしたね。
塾には通っており、その他にも習い事を2,3つやっていました。かなり忙しい子だったと思います。
塾の勉強もサボらずにこなしており、塾内でも上位を維持するほどの学力はありました。ただ1位を取ったり、ずば抜けて勉強ができていたわけではありません。
普段の勉強は塾の授業+塾の宿題です。他に特別なことはやっていませんでしたが、そもそも塾の宿題が多かったので充分な勉強量は確保できていました。
私のテスト勉強の特徴
私のテスト勉強は他の子と比べて2つの点が特徴的でした。それは
- テスト勉強を始める前に計画を入念に立てる
- 1冊の問題集をひたすら繰り返し解く
ということです。
私はテストに向けてなんとなく勉強するのではなく、使える勉強時間や、やるべき勉強量などを考えて計画を立てて勉強していました。テスト勉強を始める数週間前に「この教科はこの教材をこれくらいやろう」という計画を立て、テスト前はその計画に沿って勉強をしていました。
今思うと、忙しい中で周りより良い結果を出せたのは勉強計画を立て、考えながら勉強をしていたからだと思います。
いつ、何を勉強するかの勉強計画を立てることは大切!
勉強は塾からもらった問題集をひたすら繰り返し解くことしかしませんでした。教科によりますが、得意な教科でも2周し苦手な教科だと6周ほど解きました。当時の僕は単語帳やまとめノートを作るよりも問題を解いた方が時間効率がいいと思っていたので、そのような方法を取っていました。
この勉強の仕方が大正解で、私は常に定期テストでは満点を狙える知識を短期間でつけることができていました。
1冊の問題集を繰り返し解くことが大切!
では次に、どのようにして私が勉強の計画を立て、勉強をしてたのかをお話しします。
1:定期テスト勉強の予定を立てる
私は定期テスト勉強の目標として、全教科で塾から配られた問題集を完璧に解けるようにすることを考えていました。テスト範囲の問題集が完璧だったら、テストも完璧に解けると考えたからです。
その目標をテスト前までに達成するために、
- いつ頃から勉強すればいいか
- 教科ごとにやるべき勉強量
を決めていたわけです。ちなみに勉強を始める時期や勉強量を決めるためには
- 現在の学力と目標の差
- 勉強に使える時間(結構忙しかったので)
- 時間あたりに解ける問題量
などを考えていました。
勉強を始める時期
私は大体2週間前に勉強を始めていました。
私がテスト前の2週間で猛烈に集中して勉強ができていたことや、すでに塾で基本的な学力はついていたことから、ちょうどいい勉強時間として2週間となりました。最初は3週間前から初めて、だんだんと始める時期を遅らせていきました。
ちなみに私の生徒には3週間前や1カ月前から始めさせています。これはその子の勉強時間や問題を解く速度を考えて決めています。
テスト前の勉強時間
テスト前は暇な放課後の時間は勉強をしていました。(学校の休み時間とかはしていません)勉強時間はこんな感じでした。
2週間前から1週間前まで(部活がある)
平日:1週間で合計5時間(習い事があるので勉強時間が取れない)
休日:土日合計で10時間(部活の後に)
1週間前(部活無し)
平日:1週間で合計15時間(部活がなくとも習い事はある)
休日:土日合計で16時間
テスト1週間前まで
テスト1週間前までは部活があるのでなかなか勉強時間は取れませんでした。特に平日は部活の後に習い事があるのでほとんど勉強できません。
習い事がない日は部活後に塾で3時間弱勉強し、習い事がある日は勉強できませんでした。合計すると平日5日間で5時間ほどです。
土日は部活の遠征の後に勉強していたので、2日合計で10時間ほど。体力的にはきつかったですが、ただでさえ勉強時間が少ないので頑張らないといけませんでした。
テスト1週間前から
1週間前からは部活がなくなり、莫大な勉強時間を確保できます。
とは言っても平日はほとんど習い事があるのであまり勉強できませんでした。学校が終わってから習い事まで勉強するという感じで、平均すると3時間ほど勉強していました。
部活がない土日は1番の頑張りどころです。最低でも1日8時間は勉強していました。10時間以上勉強することもありました。
大まかな勉強計画
最終目標はテストまでに問題集を完璧に解けるようにすることですが、それでは計画を立てにくいので、最終目標の達成するために大まかな勉強計画を立てていました。具体的には
- 1週間前までにテスト範囲を1周勉強する
- テストまでには問題集を4周する
- テスト前日は翌日の科目の勉強
ということです。この3つを目安に、毎日どの教科をどれくらい勉強していけばいいのかを決めていました。
1週間前までに範囲を一通り勉強する
とりあえず私は1週間前までにテスト範囲の問題集を1周解いていました。とはいってもこれは覚えるために勉強するというよりは、今の自分の学力の把握のためです。
試験までに完璧に仕上げるためには、どの教科をどれくらい勉強すれば良いのか知ることができます。大切なのはその後の勉強です。
テスト前日までに問題集を(多くて)4周する
1周勉強して分かった自分の学力をもとに、完璧に解けるようにするためには各教科あと何回解けばいいか?ということを考えました。
その回数が決まれば、あとはそれだけ勉強すればテスト対策は完璧です。シンプルですね。
また少し難しいですが、ここでもう1つポイントとなるのが時間の割り振りです。
全ての教科を同じだけ勉強するわけではありません。苦手な教科はたくさん勉強しますし、得意な教科は少ししか勉強しません。テスト前に全教科同じ完成度で仕上げるためには勉強時間を上手く割り振らなければいけません。
つまり、
できていない教科はたくさん勉強する。できている教科はちょっとだけ勉強する。
ということです。
前日は翌日の教科の勉強をする
前日は翌日の教科の勉強をすることは決めていました。テスト前日って学校が午前で終わるので勉強時間がすごく長く取れます。
その長い勉強時間をどのように有効に使うのかということを考えて勉強時間を上手く調節していました。これは少し難しいかもしれません。
2:計画通りに勉強を進める
目標を達成するために、どれくらい勉強するかという計画を立てたらあとは勉強を進めるだけです。なので言うことはあまりないのですが、いくつか意識していた子をお話しします。
とにかく1冊の問題集を繰り返す
私の定期テストの勉強法は超シンプルです。それは学校から配られる問題集か教科書準拠の問題集を4周解くことです。
私は狂ったかのようにひたすら同じ問題集を解きなおしてました。テスト勉強はこれしかやっていません笑。
なんでこんな勉強法をしたかというと、
- 問題を解きながら覚えるのが1番時間がかからないから
- 同じ問題集でないと、解けるようになったか確認できないから
です。話すと長いので省略しますが、とにかく問題集を繰り返し解くのが1番の方法です。
ポイントとしては、
ノートにやるよりも、問題集をコピーして書き込む方が効率が良い!
国語の勉強法
私の国語の勉強法は
- 異なる出版社が出す教科書準拠の問題集2冊を2回ずつ解く
- 漢字を完璧にする
- 授業ノートも読み込む
というものでした。
国語だけは2冊の問題集を2回ずつ解いていましたが、その理由は2つあります。
- 国語は出版社ごとに聞きたいポイントが微妙に違う
- 国語は一字一句丸暗記する必要がない
国語は同じ文章でも、出版社が違うと問題にする箇所が微妙に違います。文章を幅広くカバーするために国語だけは特別に2冊解いていました。
また、国語では一字一句答えを覚える必要はありませんよね。(大体の意味や登場人物の感情を把握すればOKです)そのためそれぞれの問題集を2回しか解きませんでした。
問題集を解くと同時に漢字の勉強も怠りません。勉強すれば取れる問題は絶対に正解する。これが高得点を取るための鉄則です。1点でも失点してはいけません。
また、国語だけテスト前に授業ノートをよく確認しました。国語は変な教科なので、授業で教えたこと=正解になります。つまり、先生が考えていることが正解になるのです。問題集で正解だったことを回答してもバツにされることがあったので、それ以降は授業内容をよく確認していくことにしました。
テストの点数:90点前半
5教科では1番低かったです。
数学の勉強法
実は数学はテスト勉強をしていません。
提出の問題集を解くことはしましたが、それだけです。
というのも数学は定期テスト独特の問題が出題されることがありませんし、テスト前から問題集を100%正解できる学力があったからです。
このように得意な教科は勉強量を減らしても良いと思います。
テストの点数:100点か98点
たまにつまらないミスで1問間違えていました。
英語の勉強法
英語は1冊の問題集を4回解いていました。
単語や熟語も毎回のテストの度に覚えていけばいいのでプラスで勉強したことはありません。
テストの点数:95点前後
英作文で満点を取れることはなかなかありませんでした。
理科、社会の勉強法
理科は学校から配られた問題集を、社会は教科書準拠の問題集をそれぞれ4回解いていました。
単語をひたすら覚えるだけなので、どの教科よりも早く問題集が解けます。また、どの教科よりも満点が取りやすいです。
テストの点数:100点か98点
変なミスをしない限り満点ですが、案外1問やってしまうんですよね。
結論:勉強の効率がめちゃくちゃ良かったので1位が取れた。
ということで、私はこんな感じでテスト前は勉強していました。
そりゃこんな勉強すれば毎回1位取れるでしょうね。。。
そう思われた方も多いんじゃないでしょうか?
まさにその通りなんです。
定期テストは私のようにしっかりと計画を立てて、テストまでに充分な勉強量を確保できれば簡単に高得点が取れます。
でも、計画立てて勉強するのは思ったより難しいのでほとんどの子が準備不足でテストを受けている状態です。つまり、望ましい点数が取れていない原因は勉強不足ということです。
では点数を上げるためには次のテストから何をすればいいのしょうか?
それは私のように計画立てて勉強をしていくことです。少しだけ頭を使って計画を立てるだけで次のテストの結果は全く変わってきます。
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