中学の理科は、毎回の定期テスト対策をしっかりと行うだけで十分です。勉強しきれなかったり、忘れてしまったことは長期休みに復習しましょう。
お子様の理科の成績はどうですか?毎回テストで良い結果を取れていますか?
理科は国数英に比べると軽視されがちな教科ですが、公立高校の入試では配点は同じだけあります。受験に向けて十分に勉強できていると言えるでしょうか?
多くの子は、理科の勉強を怠ります。しかし高校入試では非常に重要な教科であることに変わりはありません。理科で力をつけることができれば、志望校に合格する可能性をぐっと上げることができます。
そこで今回は、中学理科の勉強法を解説します。
このページを読めば中学理科の勉強について知っておくべきこと、やるべきことを全て知ることができます。私自身の経験や、家庭教師としての指導を通して知りえたことを全てこのページに詰め込んだので是非最後まで読んでくださいね!
Contents
理科は定期テスト対策を中心に勉強しよう
1番の理科の入試対策は定期テストのたびにしっかりと勉強することです。
理科の入試は定期テストレベル
公立高校の理科の入試問題は中学校の定期テストの難しさとさほど変わりません。
そのため、やるべき勉強も入試対策と定期テスト対策でほとんど変わりません。毎回のテストでしっかり勉強できていればその分だけ入試対策として勉強すべき量は減ります。
理科では定期テスト対策がそのまま入試に直結するのです。
内申点対策にもなる
定期テスト対策をすることは同時に内申点対策になります。
理科が入試科目にあるということはお子様は公立高校を志望していますよね?公立入試では本番のテストと同じくらい内申点も大切です。
テスト対策をしっかりやることで、高校入試対策と内申点対策の2つを同時に行うことができます。
高校入試対策は3年生の夏からで大丈夫
高校入試対策として本格的に演習を始めるのは夏休み以降で間に合います。
具体的にどんな勉強をすればいいかは次の章でお話ししますね。
今勉強すべきことは?時期ごとの勉強法
毎回の定期テスト勉強をしっかりやり、3年生の夏から入試に向けた演習も始めるという大筋の勉強計画は分かってもらえましたか?
この章では、今どんな勉強をお子様にさせればいいのかをお話しします。
1,2年生のテスト前以外は授業の復習
テスト前でないときは授業内容の復習を行いましょう。
復習のやり方は授業内容で扱った範囲の問題を解きましょう。理科は、問題を何度も解くことで知識が身につきます。
お勧めの問題集は?
もう理科の問題集を持っているのならそれで構いません。
何も持っていない方は、「教科書ワーク」がお勧めです。テスト対策にも使えます。
テスト前には定期テスト対策を
定期テスト前には十分に時間を取って対策をしましょう。
ここでどれだけ頑張れるかで、高校受験勉強を楽できるかが決まってきます。
具体的なテスト対策の方法はこちらの記事を参考にしてください。
長期休みには復習を
長期休みにはこれまで勉強した範囲で忘れてしまった範囲や十分にテスト勉強できなかった範囲の復習を行いましょう。
多くを忘れますし、テスト対策で勉強しきれなかった範囲もあると思います。長期休みではこれまで学んだ範囲の学びなおしをしましょう。
勉強法はテスト対策の時と同じです。問題集を何度も解きなおしましょう。詳しくは上に張ったリンク先を参考にしてください。
3年夏から高校受験対策
そんな感じで理科の勉強を進めていき、3年生の夏ごろから本格的に高校受験対策を始めましょう。
理科の高校受験の勉強法についてはこちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてくださいね!
理科を勉強をする上での注意点
間違い直しと解きなおしに時間をかける
理科で大切なのは間違い直しと解きなおしです。(どの教科でも大切ですが)
理科では特に同じ問題を繰り返し解くことによって知識が身につきます。
問題を解く→覚えきれていないところを見つける→解きなおしでそこを覚えるという流れで学力が付きます。間違い直しをしなければ、この一連の作業の最初しかしていないことになるので、学力は全く付きません
解説をよく読む
間違えた問題の解説はよく読みましょう。
丸バツをつけて正しい答えを見るだけの子が非常に多いのですが、大切なのは答えではなく、答えに至る考え方です。それが書いてあるのが解説です。
間違えた問題は正しい答えだけでなく必ず解説を読むようにしましょう。
何度も解き直しをする
解説に目を通したら、必ず解き直しを行いましょう。
これは正しい答えや考え方を覚えているかどうかを確かめるためです。
問題集を解くときには、“解く→間違い直しをする→解き直す” という流れを繰り返すことで地道に分かることを増やしていきます。
問題集の内容の全てが分かるようになるためには、少なくとも3回は解かなければならないでしょう。しかし、間違った問題を解き直すだけなのであまり時間はかかりません。
大切なのは、1冊の問題集を完璧にするために、何度も同じ問題を解き直すことです。
地味で面倒なことですが、効率は一番いいですし結果が出ます。
「なぜ」を覚える
この話は理科でさらに高得点を目指したい子や、難関校の理科に挑む子に対してのものになります。
中学理科では確かにただ暗記するだけで構わないのですが、その際に「なぜそうなるのか」という理由を一緒に覚えると非常に力が付きます。
例えば。。。
太陽は東から登り、西に沈みます。これをただ覚えてもいいのですが、理由と一緒に覚えると応用が効きます。
“太陽がそのように見えるのは、地球は1日に1周、北極側から見て反時計回り(西から東に)自転している。太陽と地球の位置関係は1日ではほとんど変わらないから、相対的に太陽が東から西に動いているように見える。”
このように理由から覚えると、その他の天体の動きも分かるようになります。覚える量も減りますし、応用問題にも対応することができます。(理科の応用問題は難関校でないとほとんど出ません)
理科はそもそもこのように、現象に対する理由を学ぶ分野です。
中学理科ではただ暗記するだけで高得点が取れますが、余裕があるのなら本質を学ぶようにするといいでしょう。
今すぐ理科の勉強法を変えて欲しい理由
理科の勉強法についてお話ししてきましたが、理科は今すぐにでも勉強法を変えるべきです。変えればすぐにお子様の理科の成績は上がります。
どうしてすぐに成績が上がるのか。その理由を最後にお話しします。
理科は暗記科目
理科は暗記科目。つまり、たくさんの事をただ覚えるだけで殆どに問題が解けます。社会と並んで勉強が簡単な教科です。
中学理科は2パターンの問題しかない
中学の理科の問題は2パターンに分けられます。
1つ目が知識を問う問題です。これは完全に暗記するだけで答えることができます。多くの問題がこのパターンであり、基礎知識を暗記するだけで高得点を取ることができます。
2つ目が知識に基づいて計算や思考を必要とする問題です。
これらはただ知識を暗記するだけでは解けません。一見難しそうに見えますが、同じパターンの問題しか出ないので繰り返し練習して、解法を覚えることで簡単に解くことができます。
知識と解法の暗記で満点を取れる
このように理科の問題は全て、知識か解法を暗記してしまえば解けるということになります。覚えるだけで良い点数が取れるのですから、簡単ですよね。
ではお子様は理科でいい点数を取れているでしょうか?満足できる点数はなかなか取れませんよね。
いい点数が取れていない理由は単純で、暗記不足、実践不足です。
つまり理科の勉強をする時間が少ない、または時間は十分でも質が悪いために十分に暗記しきれない。ということです。
正しく勉強さえできればいい結果が出る
理科は暗記すれば良い点数が取れるので、正しい勉強法で十分な時間勉強すれば良い点数を取ることができます。
理科は勉強法を変えるだけで結果が出るようになる教科なんです。
まとめ
今回は理科の勉強法についてお話ししました。まとめると
- 理科の勉強はとにかく定期テスト勉強が1番大切!
- 長期休みでは忘れた箇所を復習する
- 受験に向けた演習は3年の夏休み以降で大丈夫
ということでした。少し長くなりましたが、私が中学理科で伝えたいことはこれが全てです。
理科は結果がすぐに反映されるので、ぜひ理科からでも勉強法を変えてみてくださいね!
このブログでは他にも勉強法や高校受験の情報について様々な情報を発信しています。他の記事も是非見てみてくださいね!
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受験で志望校に合格するためには、お子様とご両親が正しい考え方で長期的な戦略を立てること、そして入試で1点でも多く点数を取るためのテクニックを身につけることが大切です。
しかし、そういった実戦的なコツは塾では教えてくれません。
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