不登校の中学生が勉強で遅れを取らない３つの方法ー不登校の子を教えた塾講師が教えます

子供が中学校に行かなくなった時、勉強はどうしていますか？

子供が中学校に行かなくなると毎日たくさんの悩み事をされると思います。その中でも勉強をどうするかということは大きな問題ですよね。最低でも高校には行って欲しいというのが本音だと思います。

実は私、不登校の中学生を個人的に指導していました。教えてみると分かるんですが、生活リズムなども違うので皆と同じやり方だと合わないことも多いんです。

そこで今回は不登校の中学生がどんな勉強を家でやればいいかお話しします。

ちなみに指導していた子は希望の高校に合格し、高校からは普通に通っていたと聞きました。私は子供の心理や教育に精通しているわけではないので不登校という問題を直接解決する助けはできませんが、不登校に伴う勉強の問題については力になれると思います。
今は学び方も多様化し、学校に通って勉強することだけが勉強のあるべき姿ではありません。今回はその様々な学び方のいくつかを紹介したいと思います。

別に勉強は学校に通わなくても大丈夫

学校に通わないと勉強ができなくなると不安に思われるかもしれませんが、勉強のために無理に学校に通う必要はありません。

これから私がお話しするように勉強すれば、学校に通っている子と同じくらいの学力は必ず身につきます。

昔よりも色々な学び方がある

昔は学校に通わないと、塾で勉強するか全て自分で勉強するかぐらいしか選択肢はありませんでした。しかし、今ではインターネットの発展によって中学生の学び方は多様化しています。

塾といっても集団塾だけでなく個別指導塾などもありますし、教える内容、やり方もかなり多様化しています。家庭教師もネットを通して合う先生を気軽に、安価に呼べるようになりました。タブレットやスマホを通じて先生から個別指導を受けることだってできます。また、一流講師の授業をタブレットやスマホでいつでも見ることもできます。

このように学び方というのは多様化してきています。別に学校と塾で学ばなければいけないということは決してなく、そのなかで子供にあった勉強法を探せば大丈夫なんです。

今回は様々な学び方を紹介し、そのメリットデメリットなどをお話しします。子供に合ったやり方を見つける手助けになったら幸いです。

学校に通わずに勉強する際の2つの問題点

学校に通わずに勉強する際には次の2つの点が問題になります。

学校に通っていると授業と同じ内容を勉強し、定期テストに向けた勉強をすればいいのですが、学校通っていないと自分でどこを勉強するのか決めなければいけません。何も知らない中学生が自ら勉強するペースを決めるのは難しく、勉強が遅れてしまったり、ほとんど理解しないまま次に進んでしまったりしてしまいます。

また、学校では理解するのが難しいことも分かりやすいように授業で教えてくれますし、それでも分からなければ先生に質問することができます。そういったことができないのも問題です。

自分で勉強する際はこの2つの問題を解決することを考えなければいけません。

不登校の子が勉強をする３つの方法

学校に通わなくなった場合、勉強を進める方法は大きく分けて3つあります。

家庭教師や個別指導塾を利用する

１つ目の方法は、家庭教師や個別指導塾を利用することです。

学校に通わなくなった時、家庭教師か個別指導塾に通うことでその子に合った勉強の進め方のアドバイスを貰うことができます。

などが考えられます。

メリットは大きいと思いますが、そこまでサポートできるご家庭は多くはないんじゃないのかなと思います。

集団塾に通う

２つ目は集団塾に通うことです。

学校は行けないけど塾には行けるようであれば、塾に通うという選択もアリです。

塾に通うメリット、デメリットとしては

塾ではしっかりと勉強を教えてくれるので、通うことができれば学力面での心配は減ります。

ただ、塾に通える子は多くはないと思います。

同じ中学の子が通っている塾にはそれだけで行けなくなりますし、塾では学校よりも難しい内容をハイペースで教えるのでついていくのは大変です。

もしお子様が通えそうなら、入塾することを1度考えてみてもいいと思います。

家で自習する

３つ目は家で自習をして勉強を進める方法です。

結局、自宅での自習メインで進めることになる子が多いのではないかと思います。

自分で勉強するメリット、デメリットとしては

自分のペースで勉強できるという大きなメリットがありますが、全て自分の力だけで進めなければいけないので不安な面も多いです。

今月勉強すべきことが分からなかったり、1個分からないことが出てくるその先を進めることができなかったり、なかなか勉強する気になれなかったりといくつか問題が出てくると思います。

そこで重要になってくるのが教材選びです。

お子様のやる気や学力に合わせて教材を選ぶことで、自宅でもスムーズに勉強を進めることができます。

そこで自宅で勉強を進める際に利用できる３つの教材を比べて紹介するので、どれがお子様に合っているかを考えてみて下さいね！

１．市販の問題集

市販の問題集で勉強を進めるという方法です。

市販の問題集は安く買えて簡単に始めることができますが、問題集を選ぶところから毎日進めるところまで全てを自分の力だけでやらなければいけません。

正直、市販の問題集だけで進めるのはかなり難しいと思います。

そのため

• もともと勉強の成績は良い子
• 自ら勉強をする子

にしかお勧めはできません。

２．進研ゼミなどの通信教育

進研ゼミなどの通信教育を契約し、送られてくる教材を中心に勉強を進める方法です。

通信教育は進研ゼミだと月額6000円ほどかかりますが、送られてくる教材をやるだけで学力がつくので楽に、確実に知識をつけることができます。

親としても多くの子が利用している通信教育をお子様が続けることで安心できるかと思います。

ただ通信教育と言えど自分の意志で進めなければいけないので

• 言われたら勉強はする子
• 平均前後の学力はある子

などにお勧めです。

個人的には、市販の問題集で進めるよりは圧倒的にお勧めなのでどんな子でも一度は通信教育を考えてみて欲しいですね！

３．不登校の子向けのオンライン教材

不登校の子のために作られたオンライン教材を利用して勉強する方法です。

「すらら」はタブレットやパソコンを使って、不登校の子が自宅で勉強するために専用に作られたオンライン教材です。

この「すらら」という教材は

• すららを使った自宅学習で出席扱いになることがある
• 勉強嫌いな子でも取り組みやすい映像を使った教材になっている
• ご両親の相談にのったり、勉強の進み具合をチェックしてくれる「すららコーチ」がいる

など不登校のお子様だけでなくご両親もサポートできる、専用に作られたならではの特徴があります。

ただ、かなり丁寧に解説をしていくので勉強ができる子にとってはテンポが悪いと感じられると思います。

そのため

• 成績があまりよくない子
• 勉強をしたがらない子
• 学習についてプロに相談をしたいご家庭

などにお勧めです。

実際に多くの不登校の子がすららを使って勉強を進めており、ここでは紹介しきれない様々な特徴があるので興味がある方は公式HPを覗いてみてくださいね！

すらら公式HPはこちら

まとめ

というのが今回のまとめです。

最近は学びの方法も多様化してきています。そのため、学校に通っていなくても学力的に遅れることは心配する必要はあまりないかと思います。

しかし多様化していることで、子供に合った学びの方法を見つけるのが難しくなってきているのも事実。この記事が一番合ったものを見つける助けになれば幸いです。

ABOUT ME

アザラシ先生

中学時代は週7回の部活をこなしながら、定期テストでは480点以上で学年1位。模試でも全国1位を取り、最難関校に合格。 塾講師、家庭教師として中学生に正しい勉強法を教えることで成績アップに導いています。

アザラシ塾とは

アザラシ塾は家庭教師の管理人がたどり着いた本当に結果が出る定期テスト対策や高校受験対策を伝えるブログです。このブログを見た１人でも多くのお子様の成績を上げることを目指しています。

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