知っておくべき知識

偏差値や合格判定って?中学生の模試の結果はこう見る!

この記事を書いた人

アザラシ塾管理人
中学時代は週7回の部活をこなしながら、定期テストでは480点以上で学年1位。模試でも全国1位を取り、最難関校に合格。 塾講師、家庭教師として中学生に正しい勉強法を教えることで成績アップに導いています。

ひよこくん
ひよこくん
模試の結果が返ってきたよ!
にわとり母さん
にわとり母さん
第一志望校の合格判定はC判定ですって!?そう言われてもどうすればいいのかしら。。。
偏差値は55っていうことはそこまでは悪くない成績なのかしら?
管理人
管理人
夏休みの模試の結果が返ってきましたか。でも結果を見て今後どうすればいいのかは分かりませんよね。今回は模試の結果の見方のお話をしましょう。せっかく受けた模試ですからきちんと分析して次に生かすことが大切です。

多くの子は夏休みの勉強のまとめとして模試を受けると思います。

模試の結果は数週間から1か月後に送られてきますが、たくさんのデータが載っています。
当たり前の知識として、「偏差値」や「A判定、D判定」といった単語が使われていますが多くの方はなんとなく理解しているだけだと思います。

なんとなく理解して、なんとなく子供の学力を把握するだけではせっかく受けた模試が無駄になってしまいますし、子供がよりよい高校に進学するためには、子供の学力をしっかりと把握してこれからの計画を立てる必要があります。

そこで今回は多くの中学生を見てきた講師の立場から中学生の模試の見方についてお話ししたいと思います。

中学生の模試の結果の見方

まずは結果表で見るべき項目についてお話していきたいと思います。

見るべき項目は

  1. 合格判定
  2. 偏差値
  3. それぞれのテストの教科ごとの細かい点数

の3つです。

合格判定

合格判定は模試によって多少異なりますが、A判定、B判定、C判定、D判定、E判定の5段階といった出方や、確実圏、可能圏、努力圏、再考圏といった出方もあります。
どの表記の仕方でも、今の学力で受験した場合、志望校に合格する可能性は何パーセントかということに基づいて分けられています。

模試によって異なりますが、A判定や確実圏は80%以上、B判定や可能圏は60%以上などという分け方です。

合格判定の計算のされ方

合格判定は過去の模試受験者のデータ(過去の受験者の偏差値と合格成績)から基準となる偏差値を模試会社が決め、その基準の偏差値を超えたか否かで算出されます。

例えば、「去年度に偏差値55以上でA高校を受験した人たちの80%が受かっていたから、今年は偏差値55を超えた人たちはA高校の合格判定を80%以上にしよう」といった風に算出されています。

でも60%以上80%未満で合格します。と言われても困りますよね。そこで塾講師として多くの生徒を見てきた経験から、合格判定と実際の合否の関係をお話しします。あくまで経験ですが、参考にはなると思います。

A判定、合格圏(80%以上)

本番で相当なミスをやらかさない限り受かります。
もちろん80%ぎりぎりでA判定なのか、ぶっちぎりでA判定なのかで話は変わりますが、余裕を持って試験に臨めることに変わりはありません。

A判定の高校を1校から3校ほど、他の全ての高校に落ちてしまった時の滑り止め校として受験することをお勧めします。受験本番の練習にもなりますので。

管理人
管理人
A判定で行きたい高校を2,3校作っておくことをお勧めします。

B判定、可能圏(60%以上80%未満)

この判定の高校を受けると、受かる人のほうが多いです。

脅すわけではありませんが落ちることも普通にあるということです。
受験は本番1発勝負ですので、何があるか分かりません。いい流れに乗ればB判定の高校をすべて受かることもありますが、悪い流れだと全てに落ちてしまうこともあります。そのため、最低でも1校はA判定の高校を受けるようにしましょう。

と言ってもB判定はいい判定です。特に第1志望がB判定なら良い成績です。B判定の高校は自信をもって受ければきっと受かります。

管理人
管理人
目標が近くまで見えてきているので、さらにもう一息頑張って合格を確かなものにしよう!

C判定、努力圏(40%以上60%未満)

C判定はチャレンジです。
40%以上60%未満が受かると言われると半分も受かるじゃないかと思われるかもしれませんが、多くの生徒を見てきた経験的には落ちる子のほうが多いです。

第1志望がC判定なら今後の伸び次第で受かる可能性も上がってきますし、最悪一か八かで受験することもできます。
そういう意味で、第1志望はC判定以上を取っておきたいところです。第1志望以外でC判定以下の高校を受けることはやめたほうがいいでしょう。

管理人
管理人
第1志望がC判定ならまだ戦える!入りたい気持ちを出して努力すれば合格も夢ではありませんよ!

D判定、努力圏、再考圏(20%以上40%未満)

合格はかなり厳しい状態です。ただし、可能性が全くないというわけでもありません。

D判定以下ですと入試問題がほとんど解けないレベルですのでここから相当学力が伸びれば可能性はあります。

ただ、模試の時期と子供の学習状況によります。中学2年生に受けた模試や3年生の春に受けた模試でしたら合格判定はさほど気にしなくても大丈夫ですし、部活などで全く勉強をこれまでしてなかったのならまだ可能性はあるでしょう。

しかし、3年生の夏、冬の模試でそれなりに勉強をしていたのなら、かなり厳しいでしょう。

直前の模試でD判定でしたら、相当な思い入れがある高校でない限り受けないことをお勧めします。「落ちる」と分かって受けても実際落ちるとかなりのショックを受けて他の入試に悪影響が及んでしまう子がほとんどです。

管理人
管理人
D判定でも絶対にその高校に行きたいのなら、受かると信じて勉強しよう!そうすることでワンランク上の高校に進学できることもあります。

E判定、再考圏(20%未満)

その名の通り、再考をお勧めします。
学力とその高校の入試問題のレベルがあまりにかけ離れており、解ける問題が数問あるかないかという状態です。

これまで全く勉強してこなかったのならまだ判断はできませんが、考え直したほうがいいでしょう。

E判定は受けないことをお勧めします。落ちた時のショックもありますし、受験のための準備(過去問を解いたり、書類を準備したり)の手間や、受験当日に1日時間がとられてしまう分無駄です。

<コラム>E判定でも受かった!合格判定は関係ない!ってホント?

結論から話しますと、これは非常にレアなケースです。合格判定は非常にシビアなもので実際の合否と強く関係があります。

高校受験の話になると、「最後まで模試の判定はE判定だったけど、思い切って受験したら受かったらしい」とか「合格判定は関係ないから行きたい高校を受けたほうがいい」といった話をよく聞くと思います。

しかし生徒を見てきた経験上から言わせてもらいますと、合格判定は実際の結果を残酷なまでに反映します。

こういった話はよく聞くので、よくある話だと思われがちですが、塾講師をしていてもほとんどありません。あったとしても「頭はいいけど部活を秋まで毎日やって全く勉強していなかった」などの条件が付くことがほとんどです。希望を持てる話なのでよく話されるのだと思います。

E判定でも行きたいからといって受験するよりは、現実的に捉えて受かりそうな高校を受けるほうが良い高校に進学できる可能性は上がるでしょう。

しかし高望みをして頑張ることで学力が伸びるのは事実です。最後まで諦めずに行きたい高校を目指して勉強をしてもいいと思います。しかし、3年の秋や冬になったら現実的な判断をすることをお勧めします。

偏差値の見方

偏差値とは

偏差値とは自分が今回の模試の平均からどれくらい離れているかということを表す指標です。

英語で60点を取っても、平均点が50点の場合と70点の場合では違ってきますよね。
また、ほとんどの人が60点前後で平均点が60点になるのと、0点の人から100点の人までまばらにいた上での平均点が60点というのも違いますよね。

そういった、平均点ほかの皆の得点状況を考慮したうえで出されるのが偏差値です。偏差値を見ることで自分のテストの結果が同じ模試を受けた人の中でどれくらいの立ち位置になのかを知ることができます。

という話をしましたが、正直、自分の学力の指標ぐらいに思ってもらって構いません。
平均が偏差値50になりますので、そこより高いか低いかで自分の立ち位置を理解しましょう。ただし、次にお話しすることだけは覚えていてくださいね。

<重要>偏差値は模試ごとに大きく異なる!

1つだけ覚えておいてほしいことは、偏差値は自分の点数だけでなく、同じテストを受けた人の点数で大きく左右されることです。つまり、同じ学力でも周りの出来が悪いと偏差値は高くなりますし、周りの出来が良いと偏差値は低くなります。

それ故、受ける模試によって偏差値は大きく変わってきます。中学生の多くが受ける進研模試では比較的偏差値は高く出ます。これは色々な高校を志望する子が受けるので、平均的な学力が低いですし、問題が簡単で高得点を取りやすいからです。
それに対し、駿台模試などでは偏差値はかなり低く出ます。駿台模試は進学校を受験しようとしている子しか受けないので、平均的な学力が高く、問題がかなり難しいからです。(平均的な学力は高いですが、問題が非常に難しいので平均点は低いです。50点を取れば偏差値60とか出るときもあります。)

なので、進研模試の偏差値60と駿台模試の偏差値60は全く違う価値を持ちます。遊びの野球で活躍するのと、甲子園で活躍するのが全く違うことと同じです。

高校の偏差値一覧は子供が受けた模試会社のもので確認しないと意味がありません。進研模試では多くの進学校が偏差値70以上とされていますが、駿台模試で偏差値70を超えるには全国何十位に入らなければなりません笑。偏差値は模試ごとのものなのでほかの模試での偏差値と別にして考えるようにしてくださいね!

管理人
管理人
自分の学力、志望校に合わせた模試を受けることが大切です。

それぞれの教科ごとの得点状況

模試が返ってくると、多くの模試では採点された解答用紙のコピーも返ってきます。

多くの生徒が見ることなく捨ててしまっていますが、これ、非常に重要なんです。

模試では実力が出せない

模試ではいつもと違い、きちんとした会場で、きちんとした条件のもとテストを受けることになります。

そうすると緊張もしますし、緊張をしていなくても実力を出し切れないということはよくあります。後で見返してみれば解けるような問題もたくさん間違えてしまいます。

でもそれって当たり前なんです。限られた時間で、いつもと違う環境で問題を解いて100%の実力を出せることはありません。

模試はそういった環境での自分の実力を試せる、数少ない貴重な機会です。

模試の分析が学力をグンと上げる

実践的な力をつけるには、模試での回答を分析し、同じミスを繰り返さないようにすることが一番です。

どうしてこんなミスをしてしまったのか?次からミスをしないためには何を気を付ければいいのか?ということを考えて次のテストに生かしましょう。

例えば、私は中学生の時に模試でひどい点数を取ったことがあります。それも1番得意な数学です。簡単に解けるはずの1番最初の問題がなかなか解けずに時間を使ってしまい、残された少ない時間も動揺したまま殆どを間違えてしまいました。

ショックでしたが、そのミスを活かし、次からはどんな問題でも2分考えて分からなければ飛ばすことにしました。そのおかげでそれ以降は同じミスはしなくなりました。

もしそのミスを受験本番でやっていたら落ちていたでしょう。

このように模試では模試でしか起こりえないミスがたくさんありますし、学ぶべきこともたくさんあります。帰ってきた解答用紙を見て、どうしてここの問題を間違えたのか、どう解けばさらに高い点数を取れたのかを反省し、次回に生かすようにしましょう。

管理人
管理人
学力と同じくらい重要な実践的な力。それを一番つけられる機会は模試ですが、回数は非常に限られています。貴重なので1度も無駄にしないようにしっかりと反省をしましょう。

まとめ

長く話してしまいましたが、最後に今回の話についてのまとめです。

  • 模試の合格判定はけっこうシビア。第1志望はC判定以上にしたい。
  • 偏差値は模試ごとに異なるので、分けて考える。
  • 模試が返ってきたら解答用紙を見て分析、反省をする。次のテストに活かす!
管理人
管理人
返ってきた結果をしっかりと受け止めて次に活かすことが大切です。
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