中学校に入学してまず初めに悩むのが部活動選びです。もちろん入部は強制ではないですが、入る子の方が多いのではないでしょうか。
中学校の部活は多くの種類があり、どれが良いのか悩むと思います。どうせなら一番子供に合った部活に入って欲しいですよね。
そこで今回は中学校の部活動の選び方のポイントと各部活の特徴についてお話ししたいと思います。
Contents
中学校の部活選びのポイント
中学の部活動を選ぶ際に意識してほしいポイントはこのようなものがあります。
- 活動頻度や練習のキツさ
- 部活動の雰囲気
- 他にやりたいことがあるかどうか
この3つは特に入る前によく考えて欲しいことです。この3つのポイントが合わないと結局辞めることになるかもしれません。
活動頻度や練習のキツさ
週何回活動するか、1回の活動時間は何時間か、どれくらい練習がきついかなどは部活を続けていくうえで非常に大切な要素です。
4月ごろは楽しそう!と思って入部しても夏を迎えるころにはキツくて辞めるというのはよくある話です。
もちろん学校によって部活のキツさは異なりますが、あまり背伸びせずに自分に合った部活を選ぶことが大切です。
部活の雰囲気
部活ごとで雰囲気がかなり異なります。自分に合わない雰囲気の部活に入ってしまうと合わせるのが大変です。
同じ感じの子が1つの部活に集まってくるのか、部活でずっと一緒にいることで似てくるのかは分かりませんが、部活ごとの色があります。
合わせることができればいいんですが、ずっと自分に合わないようではいつまでも辛いままになってしまいます。
部活の雰囲気が自分に合うかは必ずチェックしたほうが良いと思います。
部活の他にやりたいことがあるかどうか
部活の他に何かやりたいことがあるのならあまりキツイ部活には入らない方が良いでしょう。
勉強、部活、その他のこと。この3つのうち2つまでなら両立できると思いますが、3つ全てを両立することは難しいと思います。
私の経験上では学校外での活動にも力を入れている子は、どこかのタイミングでどちらかを辞めています。それほど難しいということでしょう。
部活と勉強の両立は可能?
部活を選ぶうえで特にご両親が一番気になるのが部活と勉強の両立ができるかどうかということだと思います。
しかし、私は勉強との両立ができるかどうかということは部活選びのポイントに入れていません。その理由はどの部活も両立可能だからです。
確かに週6回も部活があると勉強が全くできないように感じますよね。キツイ部活に入ると成績は悪くなる。これが多くの方が思うことだと思います。
しかし、私の経験上それは違います。キツイ部活に所属している生徒の成績が平均よりすごく悪いということは聞いたことがありません。むしろ平均より部活が多いように感じます。
それは週6回もキツイ部活をこなせるような子は勉強も頑張れるということです。逆に言うと週2回しか活動がない部活に所属している子でも暇な時間を勉強に費やしているわけではないということです。
確かに部活をせずに空いた時間を勉強に費やせば良い成績は取れるでしょう。
しかし私の経験から言わせてもらうと、部活がない暇な時間を勉強に使うことのできている子はほとんどいません。多くの子が何となくゆっくりしたり、だらだらと勉強をしたりしています。逆に部活で忙しくて勉強に使える時間が少なくても、集中して勉強して良い成績を出している子も沢山います。
結局は本人のやる気次第です。
それぞれの部活動の種類や活動時間や特徴
以上の3つのポイントを踏まえた上でそれぞれの部活の特徴をお話しします。
学校によって部活の活動時間などは大きく異なります。私の中学や生徒からの情報をまとめたものですので参考程度にご覧ください。
野球部、バスケ部、サッカー部
特徴
- 活動頻度や練習のキツさ:週5回以上が多い。練習もへとへとになるまでやることが多い。
- 部活動の雰囲気:部員同士の仲がいい。遊ぶ時も部活の子が多い。ぶっきらぼうなコミュニケーションになりがち。
- 他にやりたいことがあるかどうか:勉強以外と両立するのは無理
この3つの運動部は1番キツイ部活と言えるでしょう。
活動頻度は週5回以上の部活が多いです。練習もキツく、これまで運動をやってきていない子はかなりのガッツがないと続けられないでしょう。
部員同士の仲は良く、遊ぶときは大体部活の友達です。(というか忙しいので予定が合うのが同じ部活の子しかいない。)
こういった部活では強い言葉を使ってコミュニケーションを取る子が多いように感じます。悪意はなく、ただ「イジッている」だけなのですが、そういった言葉に慣れていない子にとったらショックに感じられることもあるかもしれません。
テニス部(軟式テニス)、陸上部、バレー部
ここら辺の部活は学校によってキツさにかなり差がある部活です。
- 活動頻度や練習のキツさ:週4,5回、練習は結構きつい
- 部活動の雰囲気:部活の仲がいい。なんとなくほんわかしたイメージ。
- 他にやりたいことがあるかどうか:部によっては両立できるかも
この3つの部活は中学によっては野球部、バスケ部、サッカー部よりもキツいこともありますし、かなり楽なこともあります。
活動頻度は週4,5回の中学が多く、結構キツイでしょう。しかし未経験者でも十分についていけます。そもそも軟式テニス、陸上、バレーは中学から始める子がほとんどですので、これまで何もやっていなくても心配する必要はありません。
硬式テニスは部活の他にスクールに通うことが常態化しているので、上を目指したいのなら部活に加えて拘束時間は増えます。しかし、上を目指さないのなら気楽にやれる部活でもあります。
卓球部
- 活動頻度や練習のキツさ:週3,4回
- 部活動の雰囲気:そこまで一緒に遊ぶことは少ない。緩い。
- 他にやりたいことがあるかどうか:両立可能
卓球部は運動部の中では1番楽な部活です。(卓球部の方には怒られそうですが。。。)
他の運動部と比べると楽に見える中学が多いのは事実だと思います。
練習の頻度は週3,4回で、練習はそこまできつくないそうです。もちろん上を目指そうと思ったら自分で練習をキツくする必要はあると思います。
同じ部活の友達とは仲が悪いということは決してないのですが、野球部やサッカー部ほど濃い仲ではないように感じます。
吹奏楽部
文化部の中でも吹奏楽部は中学によって全くの別物です。
コンクールの上位を狙うような中学では運動部並みに活動頻度もあり、練習時間も長くキツいです。しかし他の多くの中学では週3回ほどの活動で、和気あいあいと楽しく部活をしているように感じます。
その他の文化部
- 活動頻度や練習のキツさ:週3くらい。楽
- 部活動の雰囲気:部活によるが、部活で集まることは少ないかも
- 他にやりたいことがあるかどうか:両立可能
その他の文化部は、活動頻度が週2、3ほどで疲れることもありません。運動部と違い、土日の拘束がないというのも魅力でしょう。
部活の頻度が少ない分、同じ部活の子と集まるということも少ないように感じます。
まとめ
今回は部活を選ぶポイントやそれぞれの部活の特徴をお話ししました。
部活選びの参考になりましたか?
このブログでは中学校での勉強や高校受験の話を中心に中学生活の参考になるような話もしています。他の記事もぜひ見てみてくださいね!
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