子供は英語でいい点数は取れていますか?
「勉強をしても英語でいい点数が取れない」「いつも英語で悪い点数を取ってくる」といった悩みがあるのではないでしょうか。
それもそのはずです。英語は全ての教科の中でも一番正しく勉強しないと点数が上がりにくい教科です。理科や社会は暗記科目ですから適当に勉強していてもある程度は点数が上がります。数学も勉強をすれば同じような問題が出るので解けることもあるでしょう。
しかし英語は毎回違う問題が出るので、確かな英語の力を持っていないと毎回良い点数を取るのは難しいでしょう。
私もこれまで多くの子から英語の点数が上がらないと相談を受けましたが、そのほとんどが勉強法が間違っていました。勉強法が間違っていると、勉強しても勉強しても結果が出ないという苦しい状況に陥ってしまいます。
しかし、正しい勉強法を教えてその通りに勉強すればそういった子の成績は上がります。変えた途端に成績が上がるわけではないですが、ゆっくりと確実に上がります。
そこで今回は正しい中学生の英語の勉強法をお話しします。
Contents
英語は基礎から勉強しなければいけない
英語は基礎から勉強しなければなかなか成績は上がりません。
英語は5つの単元に分かれていて、それぞれ異なる力を要求されます。
- 英単語、熟語
- 文法問題
- 長文読解
- 英作文
- リスニング
この中でも①英単語、熟語と②文法の知識が無いと、残りの③長文読解④英作文⑤リスニングの力はつきません。
そのため、英単語と文法の知識をつけた上で他の力を伸ばすようにしなければ、勉強しても学力が伸びることはないのです。
英語で勉強すべき優先順位
先に単語、熟語と文法の知識をつけなければなりません。
そのため英語で勉強すべき内容には優先順位があります。
- 英単語、熟語、文法の知識をつける
- 長文読解、英作文、リスニングの問題を解いて力をつける
この順で勉強しないと、力がつくことはなく勉強しても成績が上がらないという事態になってしまいます。例としてこのような子をよく見ます。
よく見る英語が苦手な子の例
これまで英語が苦手な子をたくさん見てきましたが、多くはこのような例でした。
英語が苦手な子の例
たくさん英語の勉強をしているが、全然成績が上がらない。聞いてみると、英語の勉強としてやっているのは長文読解のみでした。単語や熟語、文法の勉強は地味で面倒くさいため、ほとんどやっていませんでした。
一旦長文読解をやめさせて、単語や熟語、文法の勉強を1年生の内容まで立ち返って勉強させることで成績が上がりました。
このように英語が苦手な子のほとんどは単語、熟語、文法の知識に問題があります。
単語、熟語、文法の知識をつけると英語が楽しくなる
英語は基本的に勉強していて楽しい教科です。英語の問題は長文読解が主ですが、ちゃんと読めれば面白い文章が多く、読んでいて楽しいんです。
しかし単語や熟語、文法の知識がないと文章が読めずただただ苦しくなってしまいます。楽しく勉強するためにも単語や熟語、文法をしっかり勉強しましょう。
しかし単語や文法の勉強ってただ覚えるだけで地味でつまらないですよね。だから多くの中学生は勉強をサボって、その結果英語の成績に伸び悩んでいます。
そのためいかに楽しく単語や文法の勉強をするかが問題になってきます。
それぞれの勉強法
ではそれぞれの単元をどのように勉強すればいいかお話しします。
英単語、熟語と文法を楽しく学ぶ秘策
地味だけど大切な単語や文法を楽しく学ぶにはどうすればいいと思いますか?
その答えは”スマートフォン”です。
スマホのアプリには英単語や熟語、文法を勉強するためのアプリやサービスが非常に充実しています。スマホを触ること自体楽しい子が多いですし、これから紹介するアプリなどは楽しく勉強するために様々な工夫をしています。楽しいだけでなく、効率的に学べるように作られています。
これまでのように分厚い単語帳にたくさんの付箋をつけて蛍光マーカーを引きながら勉強する必要はありません。(私の時代はみんなそうでした笑)
英単語、熟語
英単語と熟語は一番アプリが充実しています。本当にたくさんの種類がありますが、その中でも一番お勧めなのは英単語アプリ mikanです。
このアプリは英語学習系のアプリの中でも人気のものです。中学生向けには中学で学ぶべき英単語だけを厳選してあり、学ぶべき単語や熟語だけを学ぶことができます。覚えきれていない単語だけをまとめてくれたりもするので効率的に勉強できます。何より勉強していて楽しいです!(私も使っています。さすがに中学生用の単語ではないですが笑)
文法
文法の勉強も地味ですよね。それに加えて文法の勉強はただ覚えるだけでなく、理解する必要があります。文法とは英語のルールです。そのルールを理解して、覚えなければいけません。ただ覚えることにはアプリは便利ですが、理解するという点では使えません。
英語の文法を勉強するうえでお勧めのサービスはスタディサプリです。
これはスマホやタブレット、パソコンを通じていつでも授業を見ることのできるサービスです。好きな時に好きな単元だけの授業を受けることができるので、非常に勉強効率が上がります。スマホを通しての映像授業というだけで楽しそうに勉強に取り組む子も多いので、参考書で勉強するよりお勧めです。
月々980円の費用が掛かってしまいますが、英語だけでなくすべての教科の合計1万本以上を見ることができますので他の教科で分からないことがあっても授業を見ることができます。今は無料の体験も行っているので是非一度体験してみてください!
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中学で学ぶ文法の知識は高校でも非常に重要です。ここでしっかり学べていないと高校の英語でも苦労し、大学入試でもいい成績は残せません。高校生でも中学の文法を学びなおすことになる子もたくさんいます。
長文読解
単語や文法の知識がついたら次は長文読解です。
長文読解の勉強のポイントとしては、定期的に問題を解くことです。週に一度や二週間に一度解くのではなく、2,3日に一度は一問でいいので解くようにしましょう。(できれば毎日ですが、現実的には難しいでしょう)
なぜなら英語の長文読解は「慣れ」が多くを占めるからです。単語と文法の知識がしっかりついていれば、後は英語の長文を読むことに慣れていけば点数は上がります。
英文を読むことに慣れるためにも、できるだけ定期的に英文に触れるようにしましょう。
英作文
英作文は英語において一番勉強が難しい分野です。
勉強が難しい分野ではありますが、年々重要性が増しており高校入試における配点も高くなってきています。また、正しく勉強ができれば確実に点数が取れます。勉強できたことできていない子で最も差がついてしまう分野ですので軽視せずに勉強しましょう。
中学生の英作文の勉強法で勉強法について詳しくお話ししているのでそちらをご覧ください!
リスニング
正直中学(高校受験)のリスニングは簡単です。苦労している方は少ないのではないでしょうか?
とは言っても確実に点を取らなければいけない分野です。もし苦手な場合は対策をしましょう。
すでにリスニング教材を持っている場合は気が向いたときにやる程度でいいと思います。
リスニング教材は中学生用のものでしたらなんでも大丈夫です。リスニングのために毎日英語の動画を見るだとかそういった対策は必要ありません。
まとめ
今回は英語の勉強法についてお話ししました。
- 英語は基礎が重要。最初に英単語や文法の知識を確かなものにしよう!
- 単語や文法の勉強はつまらないけど、スマホで楽しく勉強しよう
- 長文読解は英文に「慣れ」よう
- 英作文やリスニングもぬかりなく勉強しよう
以上が今回のまとめになります。
英語は正しく勉強しないと成績が上がらない教科です。すぐに上がるわけではありませんが、確実に成績は上がるはずです。英語でいい点数が取れるようになれば入試でかなり有利になります。苦しいかもしれませんが頑張りましょう!
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