高校受験勉強法

【高校受験】面白いように点数が上がる中学理科の暗記のやり方

理科を苦手とするお子様は多いでしょう。

理科は安定して90点以上が取れる!中学の理科の定期テスト勉強法

高校受験で高得点を取るための理科の勉強法を1から解説でお話ししたように暗記が非常に重要になってきます。ほとんどの問題は暗記で解けます。

暗記科目で覚えたら解ける!と言われたから、ひたすら暗記したのにテストで良い点数が取れないこともありませんか?それは暗記のやり方が悪いからです。暗記というと英単語みたいに単語帳を作って覚えていくイメージがありますがそのやり方では良い点数は取れないでしょう。

しかし暗記するときはたった一つのポイントを意識するだけで、忘れにくくテストでも生きる知識になります。これを知っているといないかでは全く変わってきます。

そこで今回は中学の理科で暗記をする際のコツをお話しします。この点を意識することで私の生徒の理科の成績も上がりました。

管理人
管理人
このポイントを押さえて理科を勉強したら成績上がります。理科は上がりやすいんで!

 理科は暗記科目

理科は暗記をするだけでいい点数をとれる

中学の理科は暗記科目として勉強できます。理科というと、物理とか化学とか難解なイメージを持たれると思いますが中学範囲の理科ではそのイメージは誤りです。中学の理科は単語を暗記すればそれなりの点数はとれるお手軽教科になっています。

暗記をしたのに高得点は取れない人もいる

どのサイトを見ても中学理科は暗記科目と言われています。それなのに頑張って暗記をしても良い点数が取れないということはありませんか?

それは暗記のやり方が悪いからです。ただ単語のように覚えていてはダメなんです。単語のようにただ覚えてもそれは応用が利かない死んだ知識です。

ではどのように暗記すれば高得点が取れるのか気になりますよね。次からその方法をお話しします。

 1つのポイント:理科は「なぜ?」を覚える

理科での暗記のポイントはただ覚えるのではなく、「なぜそうなるのか」という原因を覚えることです。

単語のように覚えるだけではそれなりの点数しかとれない

理科は暗記科目だと述べましたが、ただ覚えるだけではそれなりの点数しか取れません。

それはテストの中でも、純粋に単語を問うだけの問題が少ないからです。

例:純粋に単語を問う問題

問:電磁誘導が生じるときに流れる電流を何というか?
答:誘導電流

こういった問題は答えることができます。しかし実際の試験では少しだけ切り口を変えた問題が出題されます。

例:少し切り口が違う問題

問:(図と一緒に)この時流れる誘導電流の向きはどちらか?

問:(図と一緒に)この時誘導電流は大きくなるか?小さくなるか?

こういった単語では答えられない問題が多く出題されます。

こういった問題を解けるようになるにはどうすればいいのか?

その答えは単語だけではなく、なぜそういった現象が起こるのか、原因、原理を覚えることです。

「なぜ?」を覚えることですべての問題が解ける

これが理科における唯一の、大切な考えになります。

それはただ覚えるのではなく、なぜそうなるかを理解して覚えることです。

多くの人がただ意味もなく覚えようとしています。
それでは問題は解けないし、せっかく覚えた知識が無駄になってしまいます。

例:

星は1時間に15度回転しているように見えます。(これを日周運動と言います)

これを「日周運動、1時間に15度」と覚えてはいけません。この現象は地球が自転していることによって起こります。地球は1日で360度自転をするので、1時間に15度回転することになり、これにより周りの星が15度回転しているように見えるのです。この理屈を覚えるべきです。

このように理科で扱う現象がどうして起こるのかを覚えることが重要なのです。

先ほど上で挙げた誘導電流の問題も同じです。ただ「誘導電流」という単語を覚えるだけでは流れる電流の向きは分かりませんよね?

どうして「誘導電流」が生じるのか、どのように「誘導電流」が生じるのかとセットで覚えなければテストでは使えません。

管理人
管理人
理科において単語だけを覚えるのは、料理教室で料理の名前だけを覚えるようなものです。料理をするには料理のレシピ、つまりどんな材料をどのように調理するのかを覚える必要がありますね。理科もそれと同じです。

理科は知識と「なぜ?」を問う問題しかない

理科の問題はただ単語を問う問題と、今話した「なぜ?」の部分を解く問題しか出ません。それを覚えてしまえばすべての問題が解けるようになります。

そういった意味で、本当に暗記をするだけで良い点数を簡単にとることができるのです。

なぜ?を覚えることは効率もいい

なぜ?の部分も覚えていたら勉強量は膨大になりそうと思われるかもしれませんが、実際は逆です。

このように覚えるのは非常に効率がいいです。単語のようにして覚えるのは脈絡がなく丸々覚えなければなりません。

それに対し、原因から覚えようとすると論理的なつながりの中で覚えることになります。なので全てを覚える必要はないのです。先ほどの日周運動の例だと、地球の自転によって起こることを覚えていれば、1時間に15度回転することは導け出せますね。

具体的にどうやって暗記するの?

じゃあ具体的にどうやって原因のところを覚えばいいのか気になりますよね。なんだか難しいことを覚えなきゃいけないように感じるかもしれません。

やるべき勉強は簡単です。それは問題集を繰り返し解くことです

問題集では「なぜ?」を問う問題がたくさんあるので、繰り返し解くことで「なぜ?」の部分を覚えることができます。

分からない場合も解答で解説されているので理解することができます。問題集の解き方についてはこちらの記事で解説しているのでぜひご覧ください。多くの中学生は間違った問題集の解き方をしており殆ど勉強する意味がない子もいます。1度正しい解き方を確認してみてください。

まとめ

今回は理科の暗記のコツをお話ししました。

理科ではただ覚えるのではなく、「なぜ」起こるのかという原理とセットで覚えることがポイントということでした。

このブログでは他にも勉強をする際のコツなどを発信していますので他の記事も是非見てみてくださいね!

ABOUT ME
アザラシ先生
中学時代は週7回の部活をこなしながら、定期テストでは480点以上で学年1位。模試でも全国1位を取り、最難関校に合格。 塾講師、家庭教師として中学生に正しい勉強法を教えることで成績アップに導いています。
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アザラシ塾は家庭教師の管理人がたどり着いた本当に結果が出る定期テスト対策や高校受験対策を伝えるブログです。このブログを見た1人でも多くのお子様の成績を上げることを目指しています。


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